鷲巣麻雀編決着を記念するMADの制作が行き詰まり、その代わり・・・ではありませんが、気分転換で再読していた天の二人麻雀編を動画化しようと試みています。
東西戦の中では唯一イカサマの絡まない闘牌ですし、登場人物も少ないので作りやすいことが理由・・・。当然アニメ素材などはありませんので、クオリティは自己満足できればいいかな。softalkの導入も考えていますが、今回は決着まで完走したい・・・。
○=提出カード
カイジ/和也 LIFE(2・10) 1ライフ=2億円 []=隠しBOXカード
1回戦
D・D U・U
2○・4 A○・A 1勝/0勝 LIFE(3・9)
Bet1→コール
2回戦
D・D U・D
2・4○ A・3○ 2勝/0勝 LIFE(4・8)
Bet1→コール
3回戦
U・D U・D
Q・2○ A○・6 3勝/0勝 LIFE(5・7)
Bet1→コール
4回戦
U・D U・D
Q・6○ 9○・6 4勝/0勝 LIFE(6・6)
Bet1→カイジBet2→和也ドロップ
5回戦
U・U D・D
K・Q○ 6○・3 5勝/0勝 LIFE(7・5)
Bet1→カイジBet2→和也ドロップ
6回戦
U・D D・D
K・6○ 3○・3 5勝/1勝 LIFE(5・7)
Bet1→カイジBet2→和也Bet3→カイジドロップ
7回戦
U・D U・D
K○・7 9・3○ 6勝/1勝 LIFE(6・6)
Bet1→コール
8回戦
D・D U・D
7○・5 9・3○ 6勝/2勝 LIFE(5・7)
Bet1→和也Bet2→カイジドロップ
9回戦
D・D U・U
5・4○ J・9○ 6勝/3勝 LIFE(4・8)
Bet1→コール
10回戦
D・D U・U
7・5○ Q・J○ 6勝/4勝 LIFE(3・9)
Bet1→コール
11回戦
U・D U・U
K・7○ Q○・A 6勝/5勝 LIFE(2・10)
Bet1→コール
12回戦
U・U U・U
K・K○ A○・A 6勝/6勝 LIFE(0・12)
Bet1→カイジコール→和也Bet2→カイジコール
~~~赤ライフ登場・生死を賭けた闘いへ~~~
13回戦 LIFE(1・12)
U・D U・D
K○・2 A○・6 6勝/7勝 LIFE(0・12+1)
Bet1(カイジ赤)→自動的にコール
~~~チャンマリの赤ライフ2つを追加~~~
14回戦 LIFE(2・12+1)
U・D D・D
8・2○ 7・6○ 7勝/7勝 LIFE(3・12)
Bet1(赤)→カイジBet2→和也ドロップ
15回戦
U・D U・D
8・7○ J・7○ 7勝/1分/7勝 LIFE(3・12)
Bet1(赤)→コール
16回戦
U・U U・D
J○・8 J○・4 7勝/2分/7勝 LIFE(3・12)
Bet1(赤)→コール
17回戦
U・U D・D
Q・8○ 5・4○ 8勝/2分/7勝 LIFE(1+3・11)
Bet1(赤)→コール
18回戦
U・U D・D
Q○・9or8 5・3○ 9勝/2分/7勝 LIFE(2+3・10)
Bet1→コール
19回戦
U・U U・D
9○・9or8 Q・5○ 10勝/2分/7勝 LIFE(3+3・9)
Bet1→コール
20回戦
U・U U・U
9・8○ Q○・9 11勝/2分/7勝 LIFE(5+3・7)
Bet1→カイジBet2→和也コール→カイジBet4(3+1)→和也ドロップ
21回戦
U・U U・U
K○・9 Q○・9 12勝/2分/7勝 LIFE(6+3・6)
Bet1→カイジBet2→和也ドロップ
22回戦
U・U U・U
J○・9 9○・8 13勝/2分/7勝 LIFE(7+3・5)
Bet1→カイジBet2→和也ドロップ
~~~チャンマリ後退~~~
23回戦
U・D U・D
9○・3 A○・5 13勝/2分/8勝 LIFE(5+3・7)
[未発見] [A・A・8]
Bet1→カイジコール→和也Bet2→カイジコール→和也Bet3→カイジドロップ
~~~カイジ・隠しBOX発見~~~
24回戦
U・D U・D
A・3 A・5
[A・A・8] [A・8・4]
Bet1→カイジBet2→和也Bet3→カイジコール→和也Bet4→カイジコール→和也Bet5→カイジコール→和也Bet6→カイジコール(5+1)→和也Bet7→カイジBet8(5+3)→
【24回戦の流れ】
23回戦・204話・和也がカードを左手で提出(8と隠しボックスのAを交換)
24回戦・214話・和也の左手出し&考えづらいA降臨という違和感から、カイジがイカサマを確信
215話・テーブル横に・穴を発見、和也のマニキュアを疑う
216話・穴に和也から渡されていた爪楊枝を差し込み、隠しボックス(A3枚)を発見
217話・カイジからは見えない和也の手元のライトの点灯によって、カイジが隠しボックスを発見したことに和也が気付く
218話・カイジが8と隠しボックスのAを交換
219話・カイジが8とAを交換したことで、和也の手元のライトが消灯。それによって和也はカイジにAが渡ったことを知る。
和也が24回戦のカード配布直後に2度目のカード交換(Aと4)をしていたことが判明。
カイジがテーブル側面に∴穴を発見。再び爪楊枝を手に取る(差し込んだかは不明)
220話・和也の爪に∴穴と対応する凸凹があることが判明
以降レイズ合戦
前回、カイジは遂にチャンマリの赤ライフを積み、正真正銘の全ライフ賭けを決行!
そして・・・同時に資金力の差による勝負の無為、つまりドロップに至るに十分な理由を提示。この24億という賭け金はカイジたちにとって人生を変える金額ですが、和也にとっては失っても人生を破綻させるほどではありません。
追い詰められた和也は身を翻すのか、それとも保身のドロップで決着するのか・・・?
長きに渡るワン・ポーカーの激闘も、遂に最終局面を迎えました。
金も、命も、未来も過去も、全てを捧げた三人の覚悟に和也は苦悶。
そう・・・冷静にならずとも、狂気の沙汰は明白。
しかし、夢想に人生を託すのがリアリストの和也とは対極の思考を持つ、ロマンチストであるカイジのポリシーです。
しかしその考え方こそがギャンブラーの性、ちょうど100話前にあたる第139話で、和也自身が語っていた事です。(↓)
どういうわけかオレたちは
それがしたいんだ!
まさに対極のセリフを吐いているわけですが、忘れているというよりは・・・このときは自分自身が同じ境遇に陥った場合のリスクを想定していなかったと考えるべきかな。
伏線ではありませんが、これは上手い対比だと思う。
和也が身に覚える恐怖は・・・言うなら、
そんな勝負に強制参加させられているようなもの。
このままでは少なくとも、片方の惨死は必至。
しかし・・・あろうことかカイジには、ハナからブレーキを踏む気など無いのです。
完全にカイジは和也を見下し、見限り、見定められた・・・その証です。
和也の弱みは、やはり過去の待遇。
セレブゆえの特別扱いにあり、結局・・・自らの手で危機を回避した経験に乏しいのです。
オレは守られて
これを見る限り、会長は和也をある程度溺愛しており・・・和也もその距離感を疎ましくは思いながらも拒否はしていないようですね。
トネガワ4巻での福本先生による描き下ろしでも、会長は和也の奔放な生活を大目に見ているようでした。
七光りによる周囲の盲目的な遜りを嫌っていた和也でしたが、会長自身との関係は良好という事か。意外な気もしますが、ちょっとほっこりした(^▽^;)
露骨に見下げられ、且つ反論できないという慙愧・・・その屈辱に唇を噛む和也。
遂には出血してしまいますが、この痛覚が心を奮い立たせたのでしょうか。
まさかの勝負、赤ライフ張り・・・!?(゜д゜;)
共に崖下へ身を投げ、純粋な生命力の差・・・ギャンブラーとしての素質の優劣に賭けようというのか。
ただ・・・何度目の確認かは分かりませんが、∴穴の本質にカイジが辿り着いているのであれば、和也に勝ち目は無いでしょう。繰り言になるので結論だけを言うなら、恐らく提出カードは3と2でカイジが勝利しているはず。
オープン勝負なら・・・和也は網も使えないので惨死確実、しかしそんな結末は見たくない・・・。
メタ的視点からすると、会長とのリベンジ戦へ話を繋げるためにも、和也との縁を切らすわけにはいかない。
個人的にオチとしてはドロップ妥当、という予想は変わらないのですが・・・まさかの勝負もあるのか?(・Θ・;)
プライドを壊された和也が吹っ切れたなら、その可能性もあり得ないではないけど・・・単純にどちらかが死ぬ勝負なんて怖いよ。カイジも和也も大好きなので、正直見ていられないな。
ドロップ狙いであれば、ここでカイジが提出カードと戦略を明かしてしまうというのもアリですが・・・和也が赤ライフを手にしようとしている現在になっても言及していないので、それは無さそうですね。
勝負か、ドロップか、ドロップなら最後の決め手は何に由来するのか・・・興味は尽きない。
ともかく、ようやく展開が動き出しましたね。鷲巣麻雀も来月で決着しますし、ワン・ポーカーもクライマックス。少し早いですが、感慨深いです・・・
次回も楽しみ。