32巻、隘路(あいろ)の闘牌購入。
アカギの第1打北切り~鷲巣二度目の失神まで。
1年半も昔の内容なので、最新刊であるにも関わらず懐かしかったです・・・w
ストックは既に貯まっているのですから、33巻も早く出せばいいのに。ただでさえ1話1ツモ以下の進捗なのですから、発刊まで引き延ばすメリットはないと思う。
まあ・・・それはともかく、この32巻にもプレゼント企画がありました。
好きな名シーン、これは迷うな・・・。
私はなかなか一つに絞り込めずに、まだ応募できていない状態。プレゼント対象が先着順で決まらないことを祈っています・・・。
ランキングも集計後に発表されるようなので、その結果も興味深いですね。
それでは今月の感想です。
(6回戦オーラスに至るまでの簡単な流れ↓)
http://ameblo.jp/fake-or-bluff/theme-10093607504.html
南家・アカギ65800点 血液-2300cc (実質-1800cc)
北家・鷲巣104800点 血液-1900cc 失った資金・6億円
6回戦・南4局
ドラ表示牌 (ドラ) ※=鳴き等による巡抜け =暗槓 |
赤木(南)
配 |
引ポン |
捨暗槓 |
現
|
安岡(西)
配 |
引 |
捨 |
現 |
鷲巣(北)※現在ツモ番
配 |
引 |
捨 |
現 |
鈴木(東)
配 |
引 |
捨 |
現 |
※PC向けの表示なので、スマホ等ではズレが生じます。
前回、安岡は 引き。 を引けず、鷲巣の和了目を潰すことはできませんでした。
そして、運命の鷲巣のツモ番が巡ってきました・・・!
前回鷲巣が語っていた、たった1つの脈打つ牌。
・・・これが今回の1ページ目なら良かったのに。
なぜなら・・・これは28ページ中の27ページ目。(28ページ目はアカギ、安岡、仰木のカットインが入るだけでした)
動きとしては鷲巣が手を穴から出して、ツモった牌を手牌の上に乗せただけ。この実質1秒程度の出来事に27ページかかりました。
ですから正直、感想も何も無いのですが・・・これで終わりではさすがに寂しいので続けます。
ツモ穴に手を入れた鷲巣は、その中の1牌に鼓動を確認。
鷲巣が顔を上げると、なぜかアカギが微笑みながら胸を押さえていました。(?)
つまり、これはアカギの鼓動が宿った牌なのです。(?)
たとえ運命がいかに破滅的なものだったとしても、泣き騒がずに受け止めるべき。その意味で、二人がこの極限状況で笑い続けていることは正解なのです。(?)
もしも運命に打ちひしがれるようであれば、それは・・・
いうなら神・・・とやらの・・・!
(?)
しかし、その死の時に笑える人間は、神をも越えるのです。(?)
自由を手に入れる! 真の自由を!
(?)
これが、現在アカギが至った境地。そして、鷲巣もその感性を理解したようです。
いずれその時が訪れたなら、絶望を笑い、理不尽を笑い、己が死までを笑う。(?)
心に誓った鷲巣は、もはや同じ境地であれば、時が訪れる順番だけが・・・結果を左右すると悟りました。(?)
そしてもちろん、先に逝くのはアカギ・・・その確信だけは揺るぎません。
・・・という鷲巣の覚悟が描かれ、27ページ目へと繋がりました。
(?)と思わせる心理的な理論ばかりなので、やはり本来ならゴッソリカットしていいと思うな・・・。そもそも、その理論についても鷲巣は「笑って葬ろう!」と前回の時点で発言していますから、今回の内容は前回のリピートでしかない。
私もこういった不満ばかりの感想になってしまうのは嫌ですし、読んでくださる方にも申し訳ないのですが、どの角度から見ても擁護の言葉が見つからない・・・。
前の安岡のツモも同じ理論のリピートで3か月要しましたし、明らかにまた一段階引き延ばしのレベルが上がっている。(下がっているというべきか)
読者としては来月を待つしか道はないのですが、さすがに何も進展のないまま半年以上が過ぎようとしているのは・・・無間地獄だ。
潰しのツモが争点になってから、一時はテンポが改善されていただけに脱力感がひどい。
鈴木との連係、その間の安岡の鳴き、鷲巣の 引き、そしてアカギのツモかロン。残っているのはたったこれだけ。それなのに、目眩のするほど果てしない労力に思えてしまうな。
今さら怒りもなければ焦らされている感覚もありませんけど、本当にただただ脱力する。
それでも、期待し続けます。福本先生がペンを置く日までは、その間ずっと・・・。