本日の箴言!
・・・のはずが、書いているうちに昨日の箴言になってしまった・・・。
しかも内容が恐らく31枚の中で最もダーク。
福本先生はインタビューなどで性悪説について触れられたことがあるので、この名言もその一つの表れと言えますね。直球なものでは、銀と金・銀二の「とどのつまり人はみな悪・・・!」が端的です。
決して福本先生が性悪説を推奨したことはないのですが、私は結構好き。ネガティブな思想だと誤解されがちですが、悲観しているようで、実は帰結する地点は性善説と同じなのですよね。よりシビアに研鑽すべきとしているのが性悪説、私は基本的に今の世の中は平和だと思っているので、社会が破綻していない以上は人間一人一人が自覚せずとも研鑽している証になります。人間賛歌的な意味でも、私はこの捉え方です。
自分もその摂理に則るように頑張らないと・・・という励みにも戒めにもなりますしね。
・・・普段からそんなことを考えているかは別ですよ。ハッキリ言って自己満足。
何だか話が脱線してしまいましたが、昨日大学でテストが終わって夏季休業に入ったので・・・やや浮き足立っているのかも。名言の考察も楽しいものなので、今度は単独での更新があるかもしれません。
今週のヤンマガは、カイジが休載。
ですが、トネガワが3巻の発売記念ということで出張掲載されています。
もちろん3巻も購入しました!
特装版には特典として帝愛ふせんが付いていました。
ちなみに、twitterで「#帝愛ふせん」とハッシュタグをつけてふせんを使った写真をつぶやくと、抽選で20名に500円分のクオカードが当たります。応募期間は9/5まで。
私も早速つぶやきましたが、ちょっとネタに走ったのでここには載せないでおきます(^_^;)検索したら出てくる話ですけど。
ところで、このクオカード懸賞は2度目です。前回もtwitter連動企画でしたが、定員100名に対し、応募者は4000名以上と、競争率が驚異の40倍となり当選できませんでした。このときはリツイートするだけで誰でも応募可能でしたが、今回は特装版を購入した方限定なので、かなり確率が上がるだろうな。今回は当たってほしい!
3巻の内容については、これまで各回の感想を上げているので割愛します。
最新話のリハーサル回まで収録されていますから、編集部としても早く単行本を出したくて仕方なかったのでしょうね。確かに、それだけのクオリティであることは間違いないです。
そして、単行本限定である各話間の1コマもセンスが光ります。
単なるオモシロフレーズの天丼かと思いきや、沼の達成者写真の撮影に繋がっていたわけです。
1巻のBBQ回が初出ですが、その時から沼へ繋げる構想だったとするなら天才ですよね。
・・・利根川、あの大盛りカツ丼を完食してたんだ(゜д゜;) さすが、大した意地ですね。
それでは出張掲載のトネガワ感想です。
以前、利根川の大阪出張回がありましたが、実はその頃・・・チームのメンバーにも一つの事件が起きていたのです・・・!
随分仕事にも慣れてきた10人は、利根川の不在中も問題なし。
いつもの第三会議室で業務をこなしていましたが・・・、山崎はふと、佐衛門の様子が普段と異なることに気付きました・・・!
いやいや常識的に考えて会社員でそれは不適当だよね・・・。
まあ佐衛門はチームの中で唯一の20代ですし、少し見栄を張りたくなるのも分かりますけど。
山崎は堂下や中田を呼び、この事を伝えました。
しかし、彼らは佐衛門を責めるどころか・・・
おいおい!皆「実直な性格の持ち主」なんじゃなかったのかよ。
そもそもこれオシャレか・・・?w 元の黒服と相まってやっすいチンピラ集団みたいじゃないか・・・。
鬼の居ぬ間に洗濯みたいな、そういう空気を作るのはよくないと思うな。意識の低下に繋がりそう。
山崎も風紀の乱れは心の乱れと反発しますが、佐衛門は利根川がこの程度で怒る人ではないとして、仕事さえきちんとこなしていれば問題ないと反論。固いことを言う山崎を、まるで校長先生と笑ってしまう始末です。
佐衛門、これは失礼だよ・・・。山崎は会長の下で働いた経験があるので、実質的にチームのリーダーです。しかも7歳も年上なのに揶揄するような発言は・・・たとえ心で思っても避けないと。
その夜、怒りの山崎は大阪の利根川に、電話で対応策を仰ぎました。
ここでまさかのトンネルネタ再びですかw 狙いすぎずにさりげなく描いているのが上手いですよね。
そして週明け。利根川のアドバイス通り、規則を引き合いに出して風紀を正そうと決めた山崎は、さっそく佐衛門を呼びつけますが・・・
もう一体誰だよ!佐衛門のイメージが崩れる・・・w
てかラッツ&スターとかネタが古いw 調べないと分からなかったよ・・・
ちゃっかり中田もソフトモヒカンに、ヘアスタイルまでチェンジ。よく見ると他のメンバーもさらに派手に変わっていました。
困り果てた山崎は、唯一このブームに乗っていなかった権田さんに声を掛けますが・・・
もうまともなのは山崎だけか・・・!
しかし佐衛門、「コロッと落ちました・・・!」も失礼でしょ・・・!(´Д`;)
悪気がないのは分かっていますけど、ちょっと調子に乗りすぎかな。親しき仲にも礼儀ありだよ。
山崎は満を持して黒服の規定を突き付けますが、佐衛門は全く慌てません!
なぜなら、そこに明記されてある規定とは、
「スーツ・ネクタイ・サングラス・革靴、以上全てを黒で統一すること」というもの。
つまり・・・!
さすが佐衛門、抜かりが無いな。口論だけでは、なかなか佐衛門を負かすのは難しいかもしれないね。
頼みの規定が通用せず、返す言葉が無くなってしまった山崎。
押し切られてしまうのか・・・と思われたその時!
利根川が帰ってきました!
確かに、佐衛門の言葉に筋は通っています。しかし、それでもその恰好はアウツ・・・!
規定うんぬんではなく、とどのつまり洒脱でない!イケていないのです・・・!
利根川は大人の着こなしがまるでなっていないと批評。
テーラーで自分用に仕立ててもらったわけでもない、基本を無視した奇抜なファッションなどイタイだけと一蹴しました!
スーツスタイルで重要なのは、サイズなどの基本を押さえつつやり過ぎないこと。お洒落とはさり気なさ、それによって初めてこなれ感が得られるのです・・・!
うんうん、確かに今回の中ではポケットチーフの山崎が一番カッコよく見えるね。「スラッ・・・」という擬音のせいで笑ってしまいましたけど(^_^;)
着ていたのではなく、服に自分が着られていたことを痛感した佐衛門たち。
利根川先生は
どこで買ってるんですかっ・・・!?↓
おお・・・!今回の利根川はカッコよかったね。態度、発言、経験値、まさに大人のクールさが表れていました。つくづく思いますが、安直なギャグ漫画ではないですね。
私はファッションにかなり疎いので、さり気なさは割と勉強になったな。何事も必要以上に背伸びしちゃ火傷するだけですよね・・・。
しかしまぁ、皆でボウリングに行ったり、銀座に洋服を選びに行ったり、これだけ仲のいい仕事上のチームも珍しいんじゃないかな。皆歳もまちまちなのにね。
それもトップに立つ利根川とリーダーの山崎がしっかり締める部分は締めているので、単なる生ぬるい空気だけが流れているわけでもない。エースの佐衛門も問題は起こせど、素直に反省できる人ですからね。なかなかバランスも良い気がする。
次回は月刊の方で本筋の連載ですね。楽しみ!