アカギ EPISODE285 感想 ~潰しのツモ~ | ツェーイーメン ~福本漫画感想日記~

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GW・5/3に仙台のコボスタへイーグルス観戦に行ってきました。

今年一番の満員でした!

今年から全面天然芝&黒土に改装され、ちょうどこの日から観覧車も稼働開始。客席も増設されましたし、以前までとかなり雰囲気が変わっていたな。


ここ4年間現地観戦で勝利を見届けていませんでしたが、この試合は・・・

何と0-1から9回ウラに打線が繋がり、逆転サヨナラ勝ち!

http://baseball.yahoo.co.jp/npb/game/2016050305/video

サヨナラ勝利を見たのは初めてでした。同点に追いついた時点で、球場の雰囲気が物凄かったな。サヨナラになるムードを観客が作り出していたように思います。


ヒーローの嶋と岡島。二人とも侍ジャパン経験者ですが、昨年は悔しい成績に終わっていました。今年は本来の力を見せていますね。


それでは以下感想。1週間遅れですみません。


南家・アカギ65800点 血液-2300cc (実質-1800cc)

北家・鷲巣104800点 血液-1900cc 失った資金・6億円

6回戦・南4局

ドラ表示牌西 (ドラ北

裏=種類不明の牌 裏裏=暗槓


赤木(南) ※現在ツモ番(嶺上)


安岡(西)


鷲巣(北)

引___________

捨___________

發  


鈴木(東)

引___________裏    

八筒______

裏



※PC向けの表示なので、スマホ等ではズレが生じます。


前回、アカギは嶺上牌を引く・・・前の新ドラ表示牌でを引きました。

鷲巣が次巡で和了を決めるには、鈴木がポン材を差し込めるのいずれかをツモる必要があります。しかし、このドラ表示牌のツモでは4枚目。残るは2枚と1枚の計3枚、その後の鈴木のツモによってはでもOKとはいえ、確率は下がりました。


とはいえ、今はアカギがを嶺上開花すればそれで決着。仰木の懇願、そして岡本達白服の引くなの大合唱の中、アカギはこれが最後のツモになるであろうと予感しました。


なるほど・・・という事は、やはりここで黒牌を引いて単騎に受け、鷲巣が放銃して終わるのかな・・・。


どうせツモるはずがないと不敵な笑みを浮かべる鷲巣。

そして、最近では珍しく冷や汗を掻きながら、アカギはツモを確認しますが・・・

えええ!?Σ(・ω・;|||

いや、案の定黒牌、しかも鷲巣の持つを引いた。これは予想通り・・・だけど!

アッサリ切っちゃったよ!Σ(゚д゚;)

ここはを引けばを捨て、安岡にを打たせてポン。黒牌の裸単騎待ちで鷲巣から直撃を取る・・・という予想でした。


手変わりせずカンのままか・・・ここに来て予想外の打ち筋が出るとは驚き。


この無駄ヅモは必然、よって望みは全て絶たれたと話す鷲巣ですが、アカギは否定。そして、岡本と仰木も何かに気が付いたようです。

2枚だけ!


アカギの和了牌であるも残りは2枚。この潰しのツモによって、一時は大差に見えた和了への道が、確率的には並んだことになります。


ツモ番が回ってきた安岡も、さらなる和了潰しを目指しを引こうと気合いがこもります。とはいえ、鷲巣は仮にここで安岡にをツモられても、どうあれ1枚は残るため全く気にも留めません。自らの豪運を持ってすれば、確率が1%でも残っていれば十分と確信しているようです。


しかし、その時鷲巣はある違和感を覚えました。

→アカギにも熱・・・粘り気・・・

変わる・・・とでも思っているのか?

ここで安岡が引けば

運命 宿命 天命が!

確かに、アカギが他人のツモに頼るような素振りを見せるのは珍しい。

となれば、アカギの期待は流れなどではなく、物理的に有利に立てる何かがこの安岡のツモで生まれうるという事でしょうね。


考えられるとすれば、ここで安岡がを引いて、をアカギがポン。するともう一度安岡にツモの機会が生まれますから、そこでも安岡がを引けば、次巡の鷲巣の和了を封殺できるという考えでしょうか。


ただ、それも問題があります。

それは、前回まで不明であった鈴木の1牌が、今回判明したこと。

その牌が何と・・・


だったのです・・・!

もちろん鷲巣はを抱えていますから、たとえここで安岡が2連続でを引いたとしても、鷲巣にを引かれてしまえばの代わりとなるポンが確定。敗北が決定します。


もはや鷲巣にツモを回す前に、和了目を全て摘み取る可能性は消えてしまったのでは・・・。それでも、せめてアカギが鷲巣を打ち取りうる状況であれば、まだ最後に差し切る可能性もあったのですが・・・そのは切られてしまいました。アカギは全て透明牌ですから、鷲巣が降りる可能性ももちろんゼロ。


うーん、これは一気に状況が変わったな・・・。アカギはこれが最後のツモだと考えたようですから、次巡で黒牌のを引いて今度こそ単騎に受ける、という事も無さそう。そもそも次巡は無いでしょうね。

これまでの予想が水泡に帰してしまった。


というか、なぜ仰木や岡本たちは鈴木のに触れないの?別に黒牌でもなく、現時点でメチャクチャ重要な牌なのに。解せないな。


いやあ・・・これどうするんだろう。鷲巣が無駄ヅモする、という望みに賭けるしかなくなったなら、それは厳しい。今の鷲巣は絶対的でしょう。

・・・サッパリ分からない。さすがオーラスですね。


安岡が最後にツモったのは黒牌。無意味かもしれませんが共に黒牌は残っているので、どちらかを引いたのかもしれませんね。

とはいえアカギがを見落としているはずはないですし、注視の意味が気になります。


何はともあれ、久々に予想を裏切る面白い展開でした。次回の動向に注目ですね。


※5/16に発売される最新31巻のサブタイと表紙が判明しました。
嗤う鷲巣とクールなアカギ。定番の構図で安心しますね。清一と国士の手牌があるのもカッコいい。

そしてサブタイは憤怒の闘牌ですか。ん?この巻は配牌~アカギの北切りまでですが、誰か憤怒したっけ?鷲巣もアカギもこの局は一貫して達観してますよね。

安岡と仰木の口論の場面はあったけど、まさかそれじゃあないよね?


そして、4作品の同時発売を記念したプレゼント企画も判明!

おお!鷲巣麻雀のツモ箱が公式で出ますか!透明牌は持っていますが、実践すると普通の袋では非常にツモりにくく不便なので、これは欲しい。

2冊分の応募券が必要という事で、私はアカギの他にオールスターズを買おうかな。