春も中旬ですね。ようやく山形も冷風の日が減り暖かくなってきました。
近隣の公園にて良さげな桜の写真が撮れたので載せておきます。
ちょうど満開でした(‐^▽^‐)
※○=提出カード
カイジ/和也 LIFE(2・10) 1ライフ=2億円
1回戦
D・D U・U
2○・4 A○・A 1勝/0勝 LIFE(3・9)
Bet1→コール
2回戦
D・D U・D
2・4○ A・3○ 2勝/0勝 LIFE(4・8)
Bet1→コール
3回戦
U・D U・D
Q・2○ A○・6 3勝/0勝 LIFE(5・7)
Bet1→コール
4回戦
U・D U・D
Q・6○ 9○・6 4勝/0勝 LIFE(6・6)
Bet1→カイジBet2→和也ドロップ
5回戦
U・U D・D
K・Q○ 6○・3 5勝/0勝 LIFE(7・5)
Bet1→カイジBet2→和也ドロップ
6回戦
U・D D・D
K・6○ 3○・3 5勝/1勝 LIFE(5・7)
Bet1→カイジBet2→和也Bet3→カイジドロップ
7回戦
U・D U・D
K○・7 9・3○ 6勝/1勝 LIFE(6・6)
Bet1→コール
8回戦
D・D U・D
7○・5 9・3○ 6勝/2勝 LIFE(5・7)
Bet1→和也Bet2→カイジドロップ
9回戦
D・D U・U
5・4○ J・9○ 6勝/3勝 LIFE(4・8)
Bet1→コール
10回戦
D・D U・U
7・5○ Q・J○ 6勝/4勝 LIFE(3・9)
Bet1→コール
11回戦
U・D U・U
K・7○ Q○・? 6勝/5勝 LIFE(2・10)
Bet1→コール
12回戦
U・U U・U
K・K ?・?
前回、不運の沼を抜け出しW・Kの奇跡の布陣となったカイジ。
一見すれば和也も2ライフなのは惜しまれる部分ですが、カイジは好都合だと捉えたようです。
和也としてもW・UPであれば降りは考えにくくレイズを乗せやすいからですね。
カイジが2ライフ勝負に持ち込むことができれば、Kならばまず勝てるのであっという間に4ライフ。
更に次戦で和也がカイジに連続でK以上のカードはそうそう残っていないと読めば、再び全のっけの4ライフ勝負となりまさに強奪。
もちろん想像上の最高形ですが、現在2ライフですから早く窮地を脱しておきたいですよね。
カイジはこの6ライフ強奪を新たな目標に掲げ、まずはW・Kの気配を消すために平静を保ちKを提出しておきながらドロップされての1ライフ勝ちという冴えない勝利の回避に動きます。
ただ、ここまでのカイジの策は脆いのも事実。和也がAを提出する可能性を無視していることはまだしも、そう簡単にレイズに乗ってくるのでしょうか。
しかし、ここでカイジが思わぬ行動に出ます
本当はレイズしたい!
Kだ! レイズしたい!
でも相手が受けてくれなきゃそれまでだ!
あれ・・・!?(゜д゜;) さっきまでの強気の想像とやってることが違う・・・。
折角Kの気配を消してもコールではどの道1ライフしか勝てないよね(・_・;)
しかし、このコールこそがカイジの考えた和也を陽動する奇策。
先ず、カイジがこの12戦を是が非でも取りたいのは和也も分かっています。ですから、恐らくカイジが2枚のUPカードのうちより強いほうを出してくるだろうと予想しているはずです。
ですが、実際カイジはコール。強い方のカードを出したならばレイズを掛けるべき場面ですから、和也はカイジのカードを弱い8・9辺りだと誤解し本来ならばオープンあるいはドロップする所をレイズで降ろしてくる可能性が出てきます。
和也の提出カードが8・9・10辺りだった場合カイジのカードを強いK辺りと想定していたままであればレイズに乗る訳がありませんから、カイジは和也がどんなカードを出していてもレイズ勝負に持ち込むために、本来ならば自分からレイズする場面で敢えてコールとして弱く装ったのですね。
ここで問題になるのは、だからと言って和也が負けるかもしれない8・9・10で自分からレイズを宣言するのかという部分です。しかし、それにもカイジには根拠があるようです。
それは、和也にとっても苦い経験である初戦の敗戦。レイズを掛けていれば必勝だったにも関わらずコールを選択しAが殺られた緩手の記憶ですね。和也はそれが引き金となって以降5連敗、6回戦でも結果的には3ライフを奪取しましたが負ければ2ライフまで追い込まれる大博奕でしたから、かなり肝を冷やしています。
一度の緩みから転落を味わった和也が、ここで再び同じ甘い手を打つはずは無く、8or9だと誤認したのならばレイズで確実に降ろしに来るとカイジは確信したのですね。
おお・・・ナルホド。これなら和也の判断に委ねられるのでカイジとしても無理に危険を冒すこともありませんし、確かに最善の選択かも。今回は全く予想の出来なかった展開でした。
どうなるかな・・・。ただ明らかに今回はカイジ主導の展開ですから、ここ数戦にはなかった和也へのプレッシャーは与えられていますね。
しかもこの引きのコマの和也の表情からするとレイズでもコールでもどちらにしろ勝てるAを提出したようには見えませんから、煩悶されられるだけでも悪い選択ではなかったように思います。