賭博堕天録カイジ和也編・98話「長夜」感想 ~新ギャンブルは変則ポーカー!~ | ツェーイーメン ~福本漫画感想日記~

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遂に連載再開したカイジ。1年2ヵ月ぶりに帰ってきました!

今回のタイトルは長夜。確かに長い。この時点でカイジは疲労困憊じゃなかろうか。

救出ゲームから生還したチャンマリ(チャン&マリオ)を仲間にしたカイジ。
場面は移動の車中から。
それにしても、今から戦う相手と面と向かって乗ってるのねw
なんだかシュール。高級車はこういう造りが多いけどね。

和也「なんだ、こいつらの清々しい顔、キモイ!」
まあね、俺もあの真顔には含み笑いを浮かべましたけどw

カイジ、そんな和也からタバコを貰う。
一本箱から取り出そうとしたその瞬間(だからこれから対戦する相手にタバコ貰うなんて・・・ブツブツ)、カイジ「あっ!」

意味ありげなセリフ。「何だ?重要なヒントか?」と思ってページをペラリ。
カイジ「こいつ、爪が光ってる!マニキュア!?いわゆるオシャレ!?」
な、なんと!和也はマニキュアをしていたのです!
ひたすらどうでもいい!てか救出の時に気づかんかったんかい!

カイジ&和也「キモ~イ!」
おいおい、ギャグマンガかw(*_*)  面白いけどね。

そして場面は変わり、4億8000万の負けとなった村岡社長が登場。
簡単に言うと自殺するだのなんだのバタバタ騒ぐ村岡を三好前田が軽くいなして終わり。
正直どうでもいいw 久しぶりの社長は終始グニャってました。

次のページは坂崎家。
おっちゃんは奥さんと一緒に寝てます。まあもう深夜なんでしょうね。
その中で美心が登場。深夜に一人で漫画描いてます。
内容はイカジくん。
カイジとの妄想漫画ですね、ひたすらパチでスル→小遣い与えるの無限ループ。
出来には満足していないようです。あるいは会えない寂しさかな?
まあ、これも本筋とは無関係でしょう。

カイジらを乗せた車が到着したのは、帝愛が管理している巨大倉庫。
ここが今宵の舞台です。シャッター開閉ボタンの下に停止ボタンがちっちゃくあるのがリアル。
中は筒状のステージ。エレベーターとハシゴで10mほどの頂上へ着くと、何やら怪しいセットがあります。
和也曰く「神」。二人のギャンブル、その命運を握る神聖な装置だとのこと。

気になる新ギャンブル、その種目は「ワン・ポーカー」。
今回はその名前が出た所で終了。ルール説明は恐らく次回でしょう。
ポーカーですか!銀と金の青天井、零の100枚版が思い出されます。
そういえばカイジが黙示録の第1話でやっていたのは・・・ブラックジャックですね。違ったか。

今回、最も気になったのは対戦の場となるセットですね。
2つの椅子が線路?のような物の上に乗っています。中央の机にはタイマーと「UP・DOWN」の文字が。机の中央にはキャタピラのような装置も。右には布で覆われた何かが隠されてますし、奥にはEカードで使ったようなボードもあります。
そもそも、このセットが何故高地にあるのか。疑問は尽きません。
一つ言えるのはかなり凝ったギャンブルであろうという事。次回以降の説明に期待です。

限定ジャンケン、Eカード、どちらも高度な心理戦と裏をかくトラップがありました。
今回のワンポーカーも同じカード種目、期待できるのではないでしょうか。

※今回は巻頭カラーでした(1頁だけですが)。
そこにはカイジ・和也の顔と、それぞれの異名が。
カイジ・博徒(ギャンブラー)の英雄 和也・帝愛(サラブレッド)の奸雄
・・・奸雄?かんゆう・・・初めて聞いた。調べてみると「悪知恵を働かせて英雄となった人」。
なるほど・・・w 悪知恵とか言われてますよ!和也さん!w