こんにちわ。前回の続きになります![]()
いくつかは凍結卵に、1つは胚盤胞まで卵分割、着床前診断(遺伝子検査)
母性看護学各論2 医学書院より引用
着床前診断として、ポリメラーゼ連鎖反応検査(PCR)が1万円くらい。
(これは卵割の4細胞あるいは8細胞の時に、1個の細胞からDNAを抽出、
増やして、遺伝子診断を行う)
異常がなかったら子宮内膜に着床させる
新鮮胚または凍結融解胚の 胚移植は7~8万円、
同じ周期内に2回目を行うときはその半額の3万円くらい、
胚盤胞が子宮内膜に着床しやすいように、胚盤胞の膜に
レーザーで穴をあける孵化補助術が2万円くらいです。
なかなか着床しないときの検査として、
ERA:子宮内膜着床能検査、14万くらい
EMMA:子宮内膜マイクロバイオ―ム検査、7~8万、
ALICE:感染性膜性子宮内膜検査、5万くらい
などがあります。
ほかにも・・・
初期スクリーニング検査、排卵期の検査、個々に応じたその他の検査、
卵巣を刺激する薬剤や排卵抑制、トリガーとしてホルモン剤、
移植周期のホルモン補充などの費用もかかります。
まとめ
以上、不妊治療の気になる費用をまとめました。
全体的には、ケースによりますが、1回の治療で30万~50万と、かなり高額。
でも、この4月から、高額医療費として保険適用され3割負担(自費診療すべてではない)、
おおむね 8万円で受けられるようになります。
良き社会保障制度ができ、菅元総理、いい仕事なさったと思う次第です。
ここまで読んでいただきありがとうございました![]()
