余命半年から5年|癌は闘わない方が勝ち | なーす+1

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主は還暦まじかの看護教員です。看護周辺のためになること書いています。家庭で育児や看護を担う方の疑問を解決するブログにしたいです。仲良くしてください。

今日は夫の癌の精査入院です

夫は5年ほど前、「余命半年です」と宣告されました。

脳への転移癌の摘出術を2回、

その後ガンマーナイフ治療、

胸、腹、どこにあるか不明の原発巣に向けた

抗がん剤治療、

徹底的に闘おうとしたけど、衰弱がひどくてあきらめたんです。

 

抗がん剤は良い細胞も殺すので

「末期がんになっちゃったんだから仕方がない」

残りの人生を大切に生きよう、と、やがて死ぬことを受け入れました。

でもね、ありがたいことに宣告から5年以上、生きられています。

こないだ倒れて、

その時はコロナ禍、入院ベッドがないということで

意識が戻ったから帰宅させてもらった。

今日は外来通院ではできない検査があるので入院します。

 

末期癌は頑張って闘わない方が勝ちと思う

「闘う」ことは、大きなストレスで、コーチゾールなどのストレスホルモンが分泌 されます。
 コーチゾールは免疫抑制作用があり、癌の免疫も低下させます。
癌細胞と闘う主力部隊で、癌細胞の『殺し屋』といわれる NK(ナチュラ ルキラー)細胞 を殺す働きもあります。

除去できなかった癌と、徹底的に闘うのは、イヤです。
絶対に変えられないストレスがより膨れ上がります。
苦しいじゃないですか。
「闘う」のではなく、「受け入れる」ために、今どうなのかちゃんと精査してもらおう、
余命、たくさん楽しもうと思います。
 
読んでもらってありがとうございます。