St. Margarethen Opera Festival : RigolettoⅡ | 秘書OL キレイのヒ・ミ・ツ☆

St. Margarethen Opera Festival : RigolettoⅡ

リゴレットは、ヴィクトル・ユーゴーの戯曲『逸楽の王』を原作としたオペラです。
1部は、赤い衣装を着たキャストたちがテーブルの上で踊ったり歌ったり。
キャストは思っていたよりも大人数でした。
野外オペラは、マイクをつけて行いますが、生のオペラはやっぱりすごい迫力!

リゴレットの大まかなストーリーはこんな感じ。

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道化師のリゴレットは、毎日女性を追いかけ、享楽の限りを尽くしているマントヴァ公爵に
仕えています。
派手な衣装に身を包み、みんなを笑わせるのがリゴレットの仕事ですが、根が皮肉屋で、
ついつい人を傷つけてしまいます。
殺し屋のスパラフチーレが人を剣で殺すのと、自分が口先で相手を傷つけるとかわらない。
とつくづく自分の仕事に嫌気がさしてきました。 

そんな苦悩に満ちたリゴレットにも唯一の生きがいがあります。
天使のようだったリゴレットの亡き妻との間に生れた一人娘ジルダ。
マントヴァ公爵のような男に手を出されないよう、町外れの一軒家んいひっそり育てて、
今では清純で美しい娘に成長しました。 

ところが、マントヴァ公爵が偶然そんなジルダを見初めて、貧乏な学生と偽り、純情なジルダは
ひとめぼれ。
公爵の家来に誘拐され、陵辱されたことを知ったリゴレットは激しい苦悩と怒りで復讐を誓い、
殺し屋のスパラフチーレに公爵殺しを依頼します。 

公爵がスパラフチーレの妹のマッダレーナにまで手を出している現場を見ても、恋におちた
ジルダの気持ちは募るばかり。
マッダレーナとスパラフチーレの公爵殺しの話を立ち聞きしたジルダは、公爵の身代わりに
なって死ぬ覚悟をします。 
公爵の死体を受け取りに行ったリゴレットが見つけたのは瀕死のジルダ。
ジルダは死の間際に先立つ親不孝を詫びながら息をひきとるのでした。。。
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全編がドイツ語で行われます。
ストーリーを事前に調べていったので、なんとなく構成がわかったのですが、
ストーリーを分からずに観るともったいないと思います。

結構悲しいお話なんですが、オペラがソプラノ、メゾ・ソプラノ、テノール、バリトン、
バスがバランスよく構成されていて、特に第3幕の四重唱「美しい恋の乙女よ」は、
オペラ史上、最高の四重唱と言われています。

セットの岸壁には、プロジェクションマッピングでシャンデリアや星空などが映し出され
とても美しかったです。
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約1時間の休憩。
みなさんトイレに行ったり、また飲みに行ったり

最後は拍手喝采!
花火も上がって盛大でした花火 





ワタシはこのリゴレットから、あと2つ野外オペラに行ったのですが、お隣に座った
スイスから来ている女性が、パンフレットを見せてくれたり、ワタシとは逆のコースで
野外オペラを見るツアーに参加していると聞き、これから見るオペラの話など会話も弾み
とても楽しめました。


そして!反対隣に座っていた男性が、着ていた衝撃ジャンパー!
SUPER DRY JAPAN - 極度乾燥

これ、数年前からイギリスを中心にヨーロッパ全域でハヤっているブランドだそうで・・・(隣の男性談)
Suoerdry 極度乾燥(しなさい) って言うんだそうです。
HPによるとアサヒグループホールディングスのスーパードライとは無関係で、Superdryと言う
ところが運営しているのだそうですが、日本人の知らないところでこーいうのがハヤるんですよね~
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さてさて、オペラが終わりまして、シャトルバスは行きはバスセンターからの出発のみですが、
帰りは行きに乗ったバスセンターかオペラ座まで送り届けてくれます。
ワタシはオペラ座までバスで戻り、週末は24時間地下鉄が動いているので、地下鉄でホテルまで。
夜1時ですが、、、全く危なくありませんでした!


小雨の降る中、ホテルに到着したのが2時近く。
1日長かった~汗