魔法使いのお婆さんに
詩人、童話作家 タダノマサヲ
僕の憧れはサンタクロース
どうしてって！？
それは僕がクリスマスプレゼントを貰えない子供がいる事を知っているから
世界中にいる事を知っているから
僕は魔法使いのお婆さんに魔法を掛けられた
タイムマシンのトナカイのソリに乗って
クリスマスイブの夜に世界中を旅するんだ
クリスマスプレゼントを貰えない子供たちが
何人いても大丈夫
プレゼントを沢山ソリに積んだまま
二十四時の鐘が鳴る前に
時間を遡れば良い
僕には子供たちの欲しい物が解る
世界中の子供たち全員のね
一番の問題はクリスマスの朝に起きた時
お父さんとお母さんが
プレゼントを見て驚いてしまう事
買ってあげてもいないプレゼントを見て
どうしたのかと心配をする事
でもこれも大丈夫
お父さんとお母さんに
どちらかが買った記憶の魔法を掛けてあるから
さあ、これで完璧！！
と思ったけど、あともう一つ
もしも子供たちに見つかってしまった場合
僕がメリー クリスマスと挨拶をする時に
子供の声ぢゃまずいから
魔法使いのお婆さんに声もおじいさんに変えて貰わなきゃ！！！
今君はこれを読んで
僕の書いた夢を読んで
なんて奇想天外な事を考えている
不思議な子だと思っているね
僕がなぜこんな風に思うのか
君だけにその理由を教えよう
それはね
それはね
僕がプレゼントを貰えない子供の一人だから・・・
ねえ君
僕と一緒に魔法使いのお婆さんを探して呉れないかい！？
無理だよなんて言わないでさ
居るわけ無いぢゃんなんて言わないでさ！！
２０００から３０００程の書きかけの作品が頭の中を
駆け巡っています いいね！！ ペタ コメント
及びメッセージのお返事が 遅れていますが
これも創作のためと どうかご理解ください
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