「宗教と言うものを学んだ君へ」 | 但野正雄タダノマサヲのブログ

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       「宗教と言うものを学んだ君へ」

 




      エッセイ・タダノマサヲノムネノウチ








私の母が亡くなった時葬儀に地元のお寺さんの



お坊さんが来てくれた



そのお坊さんは私の中学生の時の同級生だった



彼は田舎の高校を卒業すると家業である



お寺さんを継ぐ為 東京のある仏教系の大学に



入り、卒業をして無事田舎に戻りお寺を継いだと



聞いた





彼は良く勉強したのだろう 当たり前に澱みなく



お経は終わり 同級生の彼に色々と積もる話も



あるのだが「今日はどうも有難うごさいました」



と敢えて簡素に話を終わろうとしたところ



私をいたわろうとしたのか 彼は人間の、



万物の命について語り始めた



彼の口から発せられた彼の命の理論とは



「命は宇宙から来て、そして宇宙に帰る」



との事だった





私は腹の中で「お前は何を言い出すのだ!!」と



思った



君と私は中学の時の同級生では無いか



たった一言「大変だったな!!」と何故



言って呉れぬ



彼は学校で習った事をそのまま私に伝えたのだ



彼は私に慰めの言葉を言ったつもりなのだ



浅い、浅すぎるのだ言葉が、考えが



君は額に汗などかかず 脚が少しばかり



痺れる程度の労働ばかりをして そしてお金が



儲かって頭が馬鹿になってしまったのか






人に意見をする柄でもないが敢えて君に語ろう



君が選んだお坊さんと言う職業は家業とは言え



大変尊い仕事と考える、願わくば私の愛読する



司馬遼太郎先生、藤沢周平先生、池波正太郎先生



武者小路実篤先生の小説を読み



大説などを語らず


人間の、人間として生まれてきた喜び、そして



哀しみを感じ、それを噛みしめた後で 其の上で



亡くなった人の遺族に対し君が言葉を



君の「こころ」が発する言葉を伝えてあげることが



出来たならどんなに素晴らしい事だろう










50から100程の書きかけの作品が頭の中を


駆け巡っています いいね!! ペタ コメント


及びメッセージのお返事が 遅れていますが


これも創作のためと どうかご理解ください

                   読者諸兄様へ



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