映画を作って委員会 | 但野正雄タダノマサヲのブログ

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         映画を作って委員会





     エッセイ タダノマサヲノムネノウチ






歌が売れた歌手や 人気者のお笑い芸人の方が


税金対策の為なのか 映画を制作すると言う話を


聞きます あの素晴らしい歌を歌うのだから


あんなに面白い芸をするのだからと 胸を躍らせ


出来上がった映画を見に行くのですが


私の場合とても落胆する事が多いのです


全てとは言いませんが 私を感動させる映画が


とても少ないのです




役を演ずる俳優さんは お金を貰って演技をする


プロの人達です


その人達が真面目にやればやるほど痛々しく


感じるのです


映画と言う憧れの芸術を自分で作りたいという


気持ちが 解らない訳ではありません ですが


映画を自費で作る程 お金を持った人は


そこをグッとこらえて 才能があり やる気のある


これからと言う若者たちを集めて作ってみたら


どうでしょう


監督、カメラさん、照明さん、衣装さんなど


良い映画を作りたいと言う志を持った若者たち


が たくさんいるはずです


歌が上手で売れて お金を持った人


人を笑わすのが得意で 人気者になって


お金持ちになった人の中から たった一人だけ


でもいいから その様な人が現れてくれたらなー


と私は考えます




残念なことに 芸事で世に出る人は一般的に


自己顕示欲の強い人達なので 他人などに


お金を出すなんてことは無いんだろうな


とも想っています




芸能人の方ばかりを書きましたが日本はアメリカや


ヨーロッパの国々に比べると国の芸術に対する


貢献が比較的に低いと思われます


歌舞伎などにはお金の助成があるようですが


河原に一般の人々を集め芸を披露していた


出雲阿国の時代とは違い 今は一部の方達が


楽しむものになっていると感じます


現に長く生きている私の廻りを見ても歌舞伎を


観ている人は数人しか居りません


女性アナウンサーと結婚した某歌舞伎俳優の


方などは酒に飲まれてしまったのか


「俺は国からいくらいくら貰っている!!」


などとのたまい、夜の巷で騒ぎを起こし世間に


知られる所となりました


今は猫をかぶっているのかも知れませんが


人間の性根とはそうそう変わるものでは


ありません


因みに私の知る俳優を志している友人知人の


方達はアルバイトをして慎ましやかに暮らし


ながらも 「芝居」と云ふものに真摯に向きあって


いる人達ばかりです



ところで、カンヌ映画祭の選考基準って、私には


今一つ解せないところがあるのですが


皆さんはどうお考えでしょう


とりとめのない話になってしまいました








50から100程の書きかけの作品が頭の中を


駆け巡っています いいね!! ペタ コメント


及びメッセージのお返事が 遅れていますが


これも創作のためと どうかご理解ください

                   読者諸兄様へ



最後までお読みいただきありがとうございます。




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