新古典主義のチェア
お部屋の
ここはデュバリー夫人のお部屋です
我らが王子も母君と説明を聞いています
こちらのお部屋は『エメラルド』
この緑色はマルタンニスで、18世紀の上流階級の印ここが浴室だったかな⁉️
窓からは『鹿の内庭』が見えています
言葉が分かる方たちは案内してくれる方にたくさん質問していました。羨ましい
図書室や鳥籠は見せてもらえませんでした
1768年にデュバリー伯爵夫人はヴェルサイユにやって来ました。ルイ15世 59歳、デュバリー夫人(ジャンヌ・べキュ)25歳の時でした。
明るくおおらかな性格で会う人を虜にする魅力を持った女性で、政治には口出しせず、たまに落ち込む王を励まし楽しませたデュバリー夫人、ルイ15世は可愛くて仕方なかったでしょうね。ルイ15世の奥さんであるマリー レグザンスカにも受け入れられていました
このたくさんの部屋は王の階段を登った屋根裏部屋に在り心地よい日が入る所でした
マリーアントワネットが輿入れしデュバリー夫人が娼婦だった事や王の愛人である事を汚らわしく思い、また、叔母さま方(ルイ15世の王女達)が次々と変わる王の愛人達を毛嫌いしていたことから吹き込まれた噂話も有って口をきいてもらえず冷遇されていた事は有名ですが、実はだんだんと打ち解け 偶然会った仮面舞踏会で仲良く会話していたそうです
そんな生活も1774年にルイ15世が天然痘にかかると終わりを迎えます
修道院に入りましたが ルイ16世に出る事を許されると これまでにお城や財産を沢山もらっていたので困る事なく愛人を変ながら過ごします
そうする内に美しかった夫人も 太ってしまい、色恋沙汰は気にしなくなりました
革命が起き、ルイ16世たちに何か送ろうにも自分も監視されていて仕方なくイギリスへ亡命し そこから送ろうとした夫人の元へは沢山の貴族が無心に来て 夫人は次々と渡していたとか。
ルイ16世達へ送金しようと髪結い師のレオナールに沢山のダイヤを預け換金ました
しかし、時遅くルイ16世は処刑されてしまいます
デュバリー夫人はレオナールが止めるのも聞かず フランスにある自分の城に隠した財産を取り戻すためにフランスへ戻ってしまいます
そして捕まってしまいますが、その隠し財産のありかを言えば許してもらえると思っていました
しかし1793年ギロチンにかけられて亡くなります
その時のあまりの抵抗に観衆は可哀想になった様です
デュバリー夫人50歳でした
デュバリー夫人のお部屋訪問という特別な時間を過ごす事が出来て感無量でしたさて、舞踏会に戻るとビュッフェ室でスイーツを持ってきてくれました
ダンスは難しくありません
今年はマカロンタワーは無いのね
1番楽しみにしてたのに
シャンパン🥂🍾を頂いて急いで鏡の間へ
舞踏会の醍醐味❗️ダンスを踊らなくては
こちらのピーター先生がフランス語ですが レクチャーしてくれます。でも、何と言っても650人もの人出です。長い鏡の間でピーター先生は見えませんので私達は隣の方のダンスを見て踊りました
その視線が一斉に窓の外へ注がれます
いよいよ舞踏会のフィナーレです
舞踏会もいよいよフィナーレが近づき、全員でのダンスで鏡の間は大混雑‼️
いよいよ舞踏会のフィナーレです
夢の舞踏会、それは年に1度だけ開かれます
各国で開かれる舞踏会の中でもヴェルサイユ宮殿で開かれる舞踏会は 『極み(きわみ)』です
そんな夢の世界へ参上するのは夢のままで良いの⁉️
見つめるだけで良いの⁉️
いつかで良いの⁉️いつかは来るの⁉️
背中を押して欲しい方や 迷われている方、右も左も分からない方も 私とスタッフ(英語堪能)・現地日本人コーディネーター(フランス語堪能)がサポートしますので大勢で夢の舞踏会へ行きましょう