あかちゃん。
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ねとのあかちゃん(目が開きました) 
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沢山のご支援、心より感謝致します!(ご報告)
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先のブログに引き続いて、思いがけず多くの物資をお送り戴きました!

 

人間の休息用のお茶と、蘭丸息子君のおやつ。

クリーチャー”K”に対するご支援まで頂戴してしまいました。

丁度クリーチャー”K”のおやつが欠品していたのでとても助かりました!

 

K様、S.K様、S.D様、T様、本当に有難うございました!

心より感謝致します。

ねとのあかちゃん達にはお母さんは初日からいなくなりましたが、こんなに大勢の皆様に支えられて、とても幸せな子達だと心底思いました。

皆様のご期待に添えるよう、無事に全頭・即ち生存率100%を目指し、最大限尽力してまいります。

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各個体についての御報告です。

 

●ちびちゃんは、今一番安定しています。ミルクの吸引力も日増しに強くなり、体重も今日時点で260gと平均値より若干落ちる程度まで急増しています。

 

●どらちゃんはとてもお利口で、どこで見たのか本能で知っていたのか、昨夜突然顔を洗ったり毛づくろいを始めて驚かされました。ただ、左目の脇が少し炎症を起こしているので、目薬と抗生剤内服管理を開始しました。体重は315gです。

 

●元気いっぱいだったししまる君は、現在最重点ケア個体No.2に昇格してしまいました。2日前から尿に血膿が混ざり、膀胱炎で確定しました。抗生剤内服をしたところ、案外軽く血膿は止まりましたが、どうも食欲に比例して体重が伸びず、他に見落としが無いかチェックを継続しています。体重は340gです。

 

●くまちゃんは最重点ケア個体No.1継続中です。排便に必要ないきみをする腹筋がまるで未発達で、尿も時折止まり、目も炎症が続いていましたが、抗生剤管理に移行して2日目の昨夜、カテーテル処置を行い排便を促し、大量の排泄をさせました。その後、急激に尿量が増え、一晩で50ml近く排水がされ、今朝になって浮腫がようやくようやくおさまりました。一瞬どらちゃんと顔の区別がつかなくなるぐらい一夜にして人相が変わり、ぶよぶよだった下肢も引き締まっていました。

尿が間欠的になることから、どちらかの腎臓で水腎症を起こしている可能性は考えていましたが、結論としてやはり細菌感染系の腎トラブルが発生していたものと思われます。今朝から1度も一滴も尿が出なくなるような事態にはなっていません。

今抗生剤が非常に良く当たっているので、幼いうちに叩き切って、回復力に期待し、後遺症を残させないように管理します。

文字にすると結構深刻な感じなのですが、一番疑っていた心臓トラブルよりは細菌感染症であれば抗生剤で対処可能なので最もマシなケースだったと思われます。水腎症にしても、先天性のものがあるので、細菌感染症であれば治せます。

しかし、引き続きどちらに飛んでもおかしくない感じはしますので、1時間単位で要観察です。

排泄&排水以前の体重は360gです。どう見ても水込みの重量だとわかっていたので、くまちゃんの体重は未知数と考えておく方が無難です。夕方あたりに再計測をして、どのぐらい排水できたのか確認をします。

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生後24時間以内で捨てられていたことと、一部個体にトラブルが継続していることを考慮し、全頭に抗生剤投与をしています。

ただ、抗生剤は多用すべきではないと私どもは考えておりますので、くまちゃんにだけトラブルが残るようであれば感染予防の為にくまちゃんは隔離して、他2頭は3日、ししまる君は一週間で一度抗生剤は切るべきであると予定しております。

また、一度冗談でサーモグラフ監視をしたところ、くまちゃんの場所だけ何度読み込んでも角度を変えても異様な低温を記録し、結果として浮腫の水分が体温を低くしていたということがわかりましたので、サーモグラフ監視も併用していきます。心霊動画/スポットの検証じゃあるまいし、ここまでやることないよね、と言いつつ始めたことですが、案外あてになりました。ねとのあかちゃんは喋ってくれないので視覚的に不調をキャッチするのには有効です。寧ろ必須の監視項目だと今では考えております。

注)くまちゃんの深部温度は他個体と殆ど同じでした。仔猫の場合基本的に高いので、深部温度は派手な感染症で高熱を出している時以外、あまり変わらないように感じます。検温のストレスを避けて体表温度の差を集積したほうが、今までのトラブルと対照しても的確な変動が記録されていたと思います。

加えて、抗生剤を使うと便秘気味になるので、各個体のカテーテル処置も必要になるかと覚悟をしております。(カテーテルは人間の小児科用の転用です)

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このような感じでなんとかマイナートラブルを続けながらも順調に成長をしていっております。

母猫、否、お母さんというものの存在がどれほど大きく、偉大なものであるかと痛感させられております。もし母猫がついていれば、24時間フルタイムで看護をし、衛生を保ってくれるのでこのようなマイナートラブルも減るのでしょう。(同時に、あの放置された数時間にやはり何かに感染していたのだと非常に腹立たしく感じております)

しかしまた逆も然りで、弱い個体は容赦なく淘汰されるものでもありますので、母猫の元にあれば4頭のうち、ちびちゃんやくまちゃんは今日現在居なかった可能性はあります。それを考えると人間の動物に対するエゴイズムというものについて考えさせられてしまうのですが、今は考えるより先に手を動かさなければなりません。疑わしきは全て潰す勢いでいかなければ、生命維持は困難かと思われます。

 

捨てた人がどのような想いを持って捨てたとしても、今現在精一杯水際で阻止してこの状態なので、この子達に対する明確な殺意を持って捨てたとしか感じることができません。

犬猫の一部ブリーダーに於けるリテラシーの低さには閉口させられて久しいのですが、殊当事者となってしまった今となっては、やはり事件化が妥当だと考えております。

 

離乳について少し考えたのですが、

初乳が1滴も入っていないであろうシチュエーションの場合、もうミルクは命の綱として考えます。少しでも内臓を成長させて、過保護なぐらいに離乳は遅らせたほうが良いと考えます。

皆様のお陰でこういった選択肢を取ることが出来ますので、御支援がこの子達の命の綱であると感謝してもしきれるものではありません。戴いたミルクは一滴余さず全て飲み切らせます。

御支援を戴いた皆様には必ずお礼をお送りさせていただきますので、今しばらくお待ち戴ければとお願い申し上げます。

 

あかちゃん。

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ねとのあかちゃん(目が開きました) 

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先のブログにて、ミルクのご支援を皆様にお願いした所、大変多くの皆様から暖かい贈り物を頂戴いたしました。

お礼方々、ご報告とさせていただきます。

I様、Y様、本当に有難うございました!

ご支援のお申し出を頂戴したS様にも心より感謝申し上げます!

涙が出るほどうれしかったです。

蘭丸息子君にも頂戴してしまいました。

(当研究所での呼び名は”らんまるむすこくん”です)

息子だの君だの名前に入るあたり、DQNネームっぽいんですが。なんとなくフルネームで呼んでいたら定着してしまいました。最近では「らんまる」を省略して「むすこ」と呼ぶだけで振り返るようになってしまってきております。時間が空いたらドッグランで暴走してもらっていますが、今度こそ申し込み用紙に「名前:らんまるむすこくん」と書こうと思います。

蘭丸息子君の今日の姿です。筋肉がついてかなり精悍になりました!

 

皆様のお陰で、ねとちゃんたちはスクスク育っています!

ひきずるだけだった後ろ足が今日になって急に立つ仕草が出始めて、いよいよ食欲&体重の爆発増殖期が始まりましたが、なんとか食欲を支えることができそうです。

以下は今日のねとちゃん達の画像です。暫定的ですが、呼び名っぽいものもご紹介致します。

大きい順にご紹介します。

額の毛が特徴的な「ししまる」君です。当初から一番大きく、最初動画に撮影したのもこの子です。今日は4本の足でしっかり立って、箱の中を一周していました。食欲も旺盛で、今は1回あたりミルクを40ml一気飲みしてくれます。抱いてあげると既に飼い猫の貫禄すら漂い、非常に落ち着いて撫でて欲しい箇所をアピールします。

この子は「くまちゃん」と呼んでいます。7日目で目が開いたのですが、炎症が続き、いまひとつ体調が不安定な子です。当初体も大きく不安要素の少ない子だと思っていたのですが、血行不良による浮腫みが大きくみせていただけだと判明し、今一番ケアが必要な個体に昇格してしまいました。毎日の目のケアと全身マッサージによる排尿&排便が欠かせません。しかし食欲は旺盛でミルクは30mlしっかり飲みます。

この子は「どらちゃん」と呼んでいます。顔立ちが非常に可愛く本当は一番ちやほやされる筈なのですが、健康でしっかりしているが故に「どらちゃんは大丈夫だよね」と一番後回しにされます。ねだる声が「ミィミィ」ではなく「ねえ!(居るよ!)ねえ!(こっち向いて!)」と聞こえるようになってきました。忘れていないので安心して欲しいといつも謝っています。ミルクは30~40mlしっかり飲み、健康面も全く問題ありません。尿量も安定しています。

この子が末っ子の「ちびちゃん」です。2日間自力で何も飲めず、脱水から輸液管理になり、その上、下痢も続いていました。本気で死にかけた子です。生後11日目に目が開き、その後びっくりするほど急激に安定しました。体が小さくて一度に飲めないので小分けにする必要がありますが、合計すると15~20mlは飲めています。へその緒が最後までついていて、取れた後は炎症を起こし、しょっぱなから抗生剤を使いましたが、今は綺麗なおへそです。

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総合すると今一番心配なのは「くまちゃん」です。猫は心臓に先天性のトラブルを持っている場合が少なくないので、もう少し体が大きくなったら心雑音が出ていないか聴診をしてみます。(今は聴診器よりも小さな胸なので動かれると全然聞こえません)

この子達は産まれて24時間後には既にうちで箱から出されていたので、母猫から何一つされていないと推察されます。腹部周辺に「羊膜」が付着した状態で、それが最近になって脱皮殻のようにパリパリと落ちてきて、母猫が産後のケアを殆どできていなかったと思われます。

目が開いて初めて見たものが人間ですから、猫が猫である仕草や習性を教えなければよくわからない生き物になってしまいます。

その為、これからのコミュニケーションはある程度猫の生活(トイレや毛づくろいなど)を観察させながら、とにかく触って弄りまくるようにしないとやばいと思いました。

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これは捨てられていた箱と、付着している血痕です。

多くの「証拠」がこの箱には残っていました。

捨てられていた場所、その周辺の関連施設、そしてこの猫達の推定品種、雑種にしても**×**と断定はできませんが、推定上ほぼ確定させました。その他、今まで調べ上げた様々な状況証拠から勘案すると、

この子達は野良ネコがどこかの軒先で産み落としてしまったような子達ではなく、人間の手元で飼育された母猫から計画的に娩出され、産まれる瞬間まで人間が立ち合い、速やかに母猫から取り上げられ、この箱に詰められて放置されたものであると思われます。

 

当初私達は、この子達は猫にとって過酷な状況下で生まれて、周囲の人間の理解を得られないまま遺棄されたと考えていました。そうでなければ、そのへんのどぶネズミでさえ受けられる母親からの福祉的権利、つまり全身を舐めてもらったり乳を好きなだけ飲ませてもらったり、といった哺乳類であれば当然享受できる筈の権利を容赦なく奪い、箱詰めにするなどという極悪非道な所業は出来かねたであろう、と思ったからです。

しかしあらゆる証拠が語るには、この子達は猫にとって定義上は最適である筈の環境で計画的に交配され、それはこの子達が目的であったのではなく、母猫の準備を整える為に行われたものであり、即ち処分されることが大前提で作られてしまった命である、と。

調べている途中なので軽々しいことは言えませんが、これをやったのは動物愛護法の規制対象になる人間、つまり従来の保健所が引き取りを拒否する立ち位置に居る人間の所業であろうと現時点では推察されます。

この子達はもう少し大きくなったらDNA鑑定も行います。海外で比較的安くやってくれるところをみつけたので、行ってもらいます。

証拠をきっちり整えたら、少なくとも今回この子達を捨てた人間がもう二度とこのようなことを出来ないように「事件化」します。こんなことをする人間に親猫を保持させたままにすることは到底許されません。

 

この子達は私どもが責任をもって終生飼育し続けます。

成長記録等、定期的にブログアップしていけたらと思っております。

 

ご支援をいただけた皆様には重ね重ねお礼を申し上げます。

本当に有難うございました!