大変永らくご無沙汰してしまい、恐縮しております。

9月下旬から幾つか良い方向での公的な動きがあり、

11月になり、ようやく落ち着いてブログを書けるようになりかけております。

 

この機会に兼ねてより懸案だった製造所の完全分離問題に決着をつけ、

ようやく小規模ながら製造ラインを拡充することができました。

併せて、従来の2F事務室を検査室に改装し、必要最小限の検査機器を導入することができました。

(全て安価な中古品です)

今まで魚類学としては非常識とされていた領域を知る為に、新しいものも幾つか取り入れております。

 

顕微鏡はやっと一番欲しかったものが手に入り、電子拡大で生きたままモニタリングし、画像を提供することができるようになりました。

双眼実体は、低倍率なら馬鹿みたいにタマ数が出回っているのですが、高倍率になると一気に減って急激に高額になるので欲しくても買えなかったんです。

 

病魚等お持ち込み戴ければ迅速検査が出来ますので、今までよりも治療精度が上がるのではないかと期待しております。

未知の領域の検査を致しますので、慣れるまでもう少し時間はかかりそうですが…。

何一つとっても、全て皆様のお陰様をもちまして、用立てられたものであります。

正確な情報をフィードバックできるよう、よりいっそう尽力して参ります。

 

因みに映り込んでいるフクロウは、ワシミミズクのИгорь(イーゴリィ)君です。

縁あって、当研究所に参りました。

順調にペリットを吐き出して、日々検査協力をしてくれております。

 

魚病相談なども、ここの検査室で行えるようにしておりますので、何かありましたらご相談ください。

 

11月に入ってたった1度の更新で、つぶれちゃったのかな?とか思われていると困るので、近況報告としてアップ致しました。

 

今後ともよろしくお願いいたします。