https://youtu.be/m1GYAcbwekw にて実施のまつかさ治験魚の成長したもの(東錦のみ販売し、残りの朱文金/キャリコ出目金/オランダ獅子頭は現在予後経過観察の為残留)
Нынешний внешний вид исследуемых рыбами.
Subsequent appearance of investigational fishes.
及び
網透明鱗茶金(もみじ茶金) 国産
 Момижи Чакин.
 Chakin, reticular transparent scales.


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治験実施当時の動画です





現在、動画に写っている通り、皆成長し、元気に過ごしております。
一番治りの遅かったオランダ獅子頭に合わせ水槽を維持していたので、結果的にまるで漬物のようになっておりました。
網透明鱗茶金と混泳させ、今回ご紹介と致しました。
(東錦も治り、お客様のところへゆきました)

現在、これらのまつかさ病の予後を見るため、弊店で3尾は肥育しております。

当時使ったブラモスは、現在のものよりもかなり「保守的」な調合となっております。
現在は、特に有効であろう成分を極限まで増強し、その結果、お客様から治験用にお預かりした他のオランダ獅子頭(飯田産)も、ほぼ2週間ほどで完治致しました。
動画は撮影しておりませんが、これは治験にご協力いただいた常連様が十分確認されておりますので、証明は可能です。

昨年から弊店のコンディショナー類を使った結果として、
まつかさはある程度までならば意図的にコントロールできる疾病となりました。
夏場の高水温時には、進行が早すぎて後手に回ることもありましたが、以前にも申し上げたとおり、まつかさは自己免疫疾病性のものでありますので、低活性&低代謝が治療の鍵になります。
よく、体力温存のためにヒーターで加温するという情報がありますが、これは全く逆で、ヒーターを使用すると、致死的に疾病が進行することを止められないケースが多々御座います。
現状、秋から冬のまつかさ病治癒率(無加温)は、95%を記録し続けております。
逆に夏場は下がり、50%にとどまりました。
高水温時における立鱗は、来年度から改造した冷蔵庫に水槽を設置し、ブラモス&レッドスター&グラナータでもう一度治験を行います。
まつかさの原因には飼料~水質~虫類及び細菌性と様々なものがありますが、
その中でも特に予後の悪いまつかさの一つとして、マンソン裂頭条虫他、大型回虫等によるものが御座います。大型の寄生虫は、その排泄物で金魚の内部免疫を狂わせ、物理的な破壊のみならず毒素として筋肉や神経に障害を及ぼすものです。更には内部で死ぬと、致死的な毒素を放出する性質がありますので、確実に弱らせて外に出してから殺す方法でないと魚体がもちません。
これらは淡水河川水に於ける比較的普遍的な寄生虫であり、金魚の場合の侵入経路として、稚魚期にミジンコから移行したものや、屋外池に様々な要因で侵入するもの(鳥及びその糞)等が御座います。(更に原虫の場合は蚊やウンカ等羽虫も媒介主となります)
こういったものはあらゆるパターンで侵入を行うものであり、物理的な努力では防ぎきれないものであるのですが、これらの侵入防止にレッドスター/スメルチを常用することは非常に有用です。大型寄生虫は育ちきってからでは駆虫が手遅れになるケースも多いので、小さなうちに叩ききることが特に重要です。
他に予後の悪い原因として、飼料由来のものが御座います。
特に三歳魚以降、つまり、それまで不適切な飼料を与えられ続けた個体は、特に立鱗しやすく、障害が肝臓や腎臓等多岐にわたる事例が多いので、治療も困難になります。与える飼料には特にご注意を下さい。

まつかさは2015年12月に於いて、不治の病ではなくなったと断言を致します。
引き続き、あらゆるパターンで治験は継続を致します。

追記:
高病原性の耐性型エロモナス(人食いバクテリア)の標準株はまだどこの水産系研究機関・水産系大学からも全く提供していただいておりません。
http://ameblo.jp/fairlady-sp310/entry-12104032458.html
ブログある限り有効ですので、ぜひともお待ちしております。
「結果を出さないことが身の保身につながる風潮」と、佐藤優氏も著書の中で日本の将来を憂いておっしゃっております。かなり前の本ですが、今更ながらこれは実感しております。
魚類の免疫制御物質がほぼ特定できたので、これら疾病をコントロールすることが出来るようになりました。応用分野は計り知れません。が、特定してしまうとオマンマの食い上げになってしまうのかもしれません。結果を出さないことが身の保身に繋がる水産学の方々は一生マスを弄ってれば食べられる(と思っている)のですから、幸せな方々です。
よく一尾の魚を救う無駄と愚かさについてさかしらに批評をされておりますが、逆に一尾の魚も救えない技術は一尾も救えないのですから、それが五であろうが十であろうが百であろうが千であろうが救えないと申し上げておきます。集団の数が少なければ少ないほど彼らは救えないのだと。ようは、何千万単位の中から単純にパーセンテージ60%生存すれば上等という日本の水産学は、事実国から資金を貰ってこれらが出来ないのですから、まさに日本の未来を食い潰す輩であると申し上げておきます。


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