2015/10/27のElaphe moellendorffi(ツマベニナメラ)の様子です。
10/22に搬入後、内部外部に双方からの駆虫を試みました。
駆虫剤には、従来フラジール等の薬物が使用されるものですが、弊店のレッドスターを主剤に複数調合し、爬虫類用の濃度を算出し、使用いたしました。
*金魚用に用いる濃度とレッドスター単剤では難しいと思います。

WCに特有の表皮下しこり状の塊がぱっと見でいくつも確認されておりましたが
(これは、単なる脂肪の塊であるという見解や、多くは吸虫の皮下寄生に起因する二次的な患部の腫脹と一般には考えられております)
2日目からポロポロとその箇所が剥落をし、剥落初期は傷口が生々しく、鱗を一枚むりやりはがしたような状態でしたが、今日になって急速に傷口がしぼみ、動画だと確認がしずらい状態となっております。
(剥落箇所に丸をつけた静止画像を挿入しております。赤丸:剥落痕 青丸:これから剥落しそうな場所)



駆虫をかけた後に搬入時に視認していたよりも遥かに多い剥落痕があったことに気がつき(特に腹部)、さすがWCと感心してしまいました。

多くの場合紫外線灯は不要といわれる蛇類ですが、
この個体に関して生息地の状況と現在のコンディションを考慮し、紫外線灯を適時間照射したところ、
直下の流木の上に数時間、まるで日光浴をするかのように時折首を上げながら気持ちよさげにとぐろを巻いておりました。

この結果を見て、賛否あると思いますが、私たちは駆虫成功と考えております。それは、この個体の状態(艶とハリ、摂餌と便の状態、傷口のふさがり方など)を見れば生き物を扱う者であれば理解が出来るかと思われます。

給餌は今日で2回目です。

シビアな蛇ですので、極力人間が触る機会を減らそうと考え、体重計測はもう少し先に行おうと思っております。
肝心の摂餌シーンもとりたいのですが、置き餌で完全に人間の気配が消えてから摂餌しているので、その瞬間はまたの機会とさせていただきます。
*暗視ウェブカメラが照射する赤外線が、蛇の「夜間」の認識を狂わせるかどうか?データをお持ちの方がいらっしゃったらどうかご教示ください。どうしても給餌シーンが長く取れない場合には、何回か暗視ウェブカメラで夜間撮影をしてみようと思います。

今までの西側科学に於ける駆虫剤や抗菌剤(いわゆる化学物質系)は一切使用しておりません。
今回の駆虫に使ったものは、東側科学に於ける考えに基づいて設計&構築された物質になります。

今は、とても良い感触を得ております。

予後は何ともいえませんが、死んだ場合でもアップいたしますのでご安心ください。


P.S
爬虫類用のレッドスター主剤の駆虫用調整剤は、現在ツマベニナメラと相談しながらチューニングしている状態ですので、即納は出来ません。
ご希望の方はご相談ください。

追記:私はこの動画を出して、この傷がうまく治癒しているのかしていないのか?そこの見極めが私たちの経験では出来なかったので、そこを爬虫類カテの方に問いたかったのです。
どだい、飼育困難種と呼ばれるものは、従来のやりかたに間違った部分があったから飼育困難になってしまっているのであり、ライトを当てただの手に乗せただのそういう問題ではないと思います。
今までうまくいっていなかったのですから、結局、飼育方法としてはゼロベースで構築していかなければならないものだと考えているのですが・・・。