ハートテール(桜とキャリコ) 特大及び大
Сердца хвост, Сакура и Коленкора.
Самый большой.
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【"Qちゃん"の思い出】
私共が柏に移転した年、震災の前の年、つまり2010年のことでございます。
とある問屋で担当者様から
「勝美さん、Qちゃん要る?」
と、不可解なことをたずねられました。
なんでも浜松市場でらんちゅうのフナ尾を"Qちゃん"と命名し、セリに出したとのことで、その時私はそれを聞き、即答で
「は?いらね」
と、返し、それっきりその会話は終了致しました。
仕入れを終え柏の店舗に戻ると留守番電話がチカチカしています。
ほどなくして再びかかってきた電話主が言うには
「Qちゃん居ますか?」
その他も非通知、公衆電話等から
「Qちゃん入荷してますか!?」
「Qちゃんの取り扱いはありますか?」
等・・・・・・。
その電話は何回も何回もしつこくかかってきました。
今では非通知は全く無視しておりますが、当時は一生懸命出ていたので、こういうバカに遭遇したのでしょう。
その時の私達の返答は
「Qちゃんはいってますか?」に対しては
「入荷しておりません」
「扱う予定はありますか?」
「ありません」
と、何度繰り返したかわかりません。
これは今で言うところの「ステルスマーケティング」いわゆる「ステマ」行為です。
確か、
「Qちゃんという名前、どこで知ったのですか?問屋の担当者も今日セリに行って帰ってきた足でQちゃんという名前の金魚を私達に教えてくれた訳でして・・・」
と、問い正すと2度とかかってきませんでした。
問屋の担当者の話では、そのQちゃんの落札は無く、流れた、と言う話なので、そもそもこれは世の中に出回っていないはずです。それをその当日に次から次へと1時間内に"Qちゃん""Qちゃん"と電話を仕掛けてくる浅はかな行為・・・。
私はすんでのところで
「おい、水P出してくんねえかな?」と言いそうになったことを記憶しております。
・・・ピンポンパールはその手でいけたのかもしれませんが、時は2010年。
東日本大震災などという未曾有の天災に翻弄される半年少し前の束の間の時間の出来事でした。
しみきんとは昭和の街にある仮想の存在なのでしょうか?
訪問販売を押し売りと言った時代の・・・しょっぱい香りが致します。
先日問屋で"Qちゃん"らしきものを見かけたのですが、全然違う名前で出ておりました。
内心、そういう問題じゃなかったんだけどな。。と、思い、しみじみ取引が無かったことを感謝した次第で御座います。
