【タイムライン】
00.00.00~01.34.74
上見 Вид сверху.
花房オランダ Оранда-помпон
キャリコ出目金 Коленкора Демекин
オランダ獅子頭 Оранда
琉金 Рюукин
羽衣オランダ系品種不明 Три цвета Оранда.
ハナフサ Ханафуса
赤黒水泡眼 Красный и черный Пузырь глаза.
サバ系各色 Одинарный хвост
更紗出目金鹿の子柄 Демекин
黄白和金大 Желтое и белое Вакин- Одинарный хвост, большой размера.
桜柳出目金大 Янаги-Демекин, большой размера.
01.34.78~07.33.77 水槽横見(水中動画)Аквариум и Видео в водой.
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【紅帽子・中国一点物(日本名:オランダ獅子頭)の思い出】
どこもかしこも中国一点物付いていた当時のこと、理由も無く疎遠だった問屋に今日こそ来て下さい、一点物が沢山在庫していますよ!と呼ばれて、渋々出向いた時のことです。
到着するなり何故か仲の良い当時の同業者の方と振興会役員の方に出迎えられ、しょっぱなから奇妙なムード全開だったのですが、ほどなくして彼らは『クッション』として金魚担当者の方に呼ばれていたのだとなんとなく理解できました。それほど当時の私達は対処の困難な人間として知られていたようでした。(当然私達にはそんな自覚は全く無いのですが、やっぱり変だったんでしょうね!)
それはさておき、わざわざ中国まで金魚担当者が行って仕入れてきた金魚を見てほしい!と、何故か担当者が居るにもかかわらず元同業者と振興会役員の方に熱弁を振るわれ、
なんだか妙な感じだなぁ。。と思いながら奥の池まで囲まれるようにして私達は連れてゆかれました。
その間、水槽の下や水槽台の間を絶え間なく金魚が泳ぎまわり(注:私は正しい日本語を書いています)、目に付いた金魚を捕まえては水槽に戻す作業を元同業者の方はせっせと行っておりました。
困難な表現をしましたが、ぶっちゃけると排水が目詰まりして床の水位は5センチぐらいはあったでしょうか?そこを水槽から飛び跳ねた金魚達が泳いじゃってるんです。
そんなこんなで足元がぐっちゃりになり、相当魚を見る気も萎えていたのですが、勧められて断るのも失礼な話ですから、私共は「一点物」を真剣に拝見することに致しました。
当時としてはちょっと毛色の違う一点物で、担当者曰く、東○水族経由ではない独自ルートです!と胸を張って仰いました。
「ふむふむ、なるほど、確かに・・・ちょっと違いますね・・・。」
先ず目に付いたのが日本で言うところの柳出目金(の巨大なやつ)、そして私の好きな丹鳳、当然モザイク透明鱗の紅白(桜柄)です。
一応ひととおり全て見てから価格交渉に入ろうと、結構大型のタタキみたいな池を泳いでいる数尾の一点物に目がとまりました。殆どがオランダ系だったと記憶しております。
一点物ですので、色合いもまぁ、珍しく(今で言う墨系です)その中にも燦然と輝く立派なトキン型の肉瘤を載せた紅帽子が目につきました(武蔵東系で頭だけ赤いものを想像してください)
「ほう!これは珍しい!上見もばっちりだ!・・・どれ、横見は・・・っっっっ!!!???」
手で腹を持ち横を向かせようとすると・・・。
帽子が・・・、まるでヅラのようにバコン!と2/3ほど切れ込みが入り、繋がっているのは2センチ四方あったかどうか?
想像してください!あの頭がパコン!と着脱されてしまう様を!
目の当たりにした私達の気持ちを!!!
いつの間にか音も無く私達の背後に立っていた元同業者の方が、ちいさなやさしい声で
「○○ちゃん・・・そ~っと・・・そ~~っっと戻すんだ・・・そう・・・それでいい・・・それでいい・・・」
「○○さん、いいいいイima、いまのは???」←錯乱
「いいから・・・大丈夫だから・・・、肉瘤ズレてなければいいから・・・いいんだから・・・」
運の良かった?ことに、担当者の方は奥で振興会の方と土佐錦を見ていました。
呼ばれて、ご紹介を受けた上にこれだけの人間に囲まれて、もうこれはお財布を開けないと収まらないだろうと半ば私達は諦めていたのですが、紅帽子が字の如く、本当に帽子だったことを知り、ぁぁぁやはり中国人はこういう感覚で帽子とつけたのだなと納得すると同時に、私共の記憶に間違いなければその日はカチコチの冷凍赤虫を10枚買って帰ったように思います。
繰り返します、一点物の巨大な紅帽子の立派な頭がパコン☆と取れたり戻ったりしちゃうんですよ!
その後、その一点物たちはどこかのホムセンに出荷されたと聞き、ホムセンならありかな、、とか、マジあれどうしたんだろう・・・。。と今も気になる本当の意味での一点物でした。
