入荷日2014/12/12
撮影日時:2014/12/16 13:00頃
室温14度 水温11度
レッドスター・スメルチ、導入時に規定量の半分使用
水量117リットル
収容数10センチ前後の愛好家物らんちゅう15尾(3名のブリーダーのものを混合しております)
入荷日より水換えは一切しておりません。
飼料:ヘルシーラブスター1日2回給餌
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愛好家物らんちゅう・・・。
弱い金魚の筆頭であり、問屋物で愛好家物であるならば大体3日から一週間で所謂「エラ」その他諸疾病を発症し、大抵は翌週の入荷日までストックができない、もしくはヒーターをぶち込まれあらゆる色の水にひたり、力なく水流に流され浮遊する姿は、もう皆様お馴染みのものとなっている筈です。
「混ぜるな危険」
センシティブな愛好家物は複数人の作出魚を混ぜるなど、もっての他。
この標語が薬品に向けられたものではなく、金魚標語になって久しいのが現状です。

過去、金魚好きの方ならば大抵はらんちゅう、しかもある程度良いものを飼ってみたいと思われ、導入され、何をもなす術もなく斃死させてしまった経験をお持ちの方は少なくない筈です。

弊店では、特に今まで弱い品種、混泳できない品種、飼っても死んじゃうから、と言われ続けているタイプの金魚を特にターゲットにし、低水量&密飼い&低水温時に於ける飼料投与を行い、ハードな環境(テキトー飼いや超長時間輸送)に耐えうる体力を持つ魚に仕上げることを試みております。

先ず、弊店でこれらのらんちゅうを積極的に導入したとき、おそらく一週間持たないだろうと冷ややかな眼差しを向けられた方も多くいらっしゃいました。
今までの常識であればそれはそう仰られても致し方御座いません。

が、弊店ではレッドスターで全ての元凶を根元から断ち切ります。

これらのらんちゅう、本日現在時点で7尾が完売しておりますが、
この7尾の輸送予定は
2015年、2月下旬
なのです。
来年のことを言うと鬼が笑うのに、鬼も逃げ出す節分明けに輸送予定!
修行・・・苦行を通りこし、荒行に突入したかのように見えてしまいます。

しかし、私共に不安は御座いません。
不安なのは資金繰りだけ(切実!)で、全ての病根・禍の根元を断ち切ったらんちゅうにとって、2015年2月下旬までの時間は楽しい体力チャージタイムなのです。
現にこれらのらんちゅう、入店時を知っている方には
「太ったんだけど!?あきらかに良くなってる!」と驚愕して戴きました。
第三者にそう仰っていただけると本当に嬉しい限りです。
しかし余りにも食欲旺盛だとヘルシーラブスター代が嵩むので貧乏な私達にはそこのところは痛い所です。
餌代があんまりだ!と思ったときにはこれらのらんちゅう、値上げさせていただく場合もございますので何卒ご了承下さい。

私達は金魚が何故死ぬのか?金魚の魚体生理・内臓機能の仕組み、そして発病メカニズムについてほぼ解明したと考えております。
因みに、先日業界の上層部の方がいらっしゃったときにスメルチをサンプルとして差し上げたのですが、その方のご自宅で丁度福だるまが転覆していたので半信半疑で夜入れてみたら朝普通になっていたと驚愕のお電話も頂戴致しました。

今朝初雪が降り、御不安な方も多いと思い、動画をアップさせていただきました。

レッドスター/レッドスター・スメルチは
http://katsumishouten.jp/m/krasnyizvezda.htm
上記ページから御注文可能です。

なんだかレッドスターの宣伝じみた記事になってしまいましたが、この手の記事はセンシティブな魚の経過報告として今後アップをしてまいります。
(暇のないときは出来ない場合もありますが、そのときにはご容赦下さい。ようは今日は雪も降り暇なのです。私達は暇になるとロクなことをしないと自負しております)

P.S
浸透圧調整及び治療目的の為の塩分は、今回一切使用しておりません。


2014/12/20追記:
1214 協会系会用らんちゅう 大 の価格は、2014/12/21の夜21:00頃に全て値上げ致します。
理由として、レッドスタースメルチで駆虫を完了し、良好な健康状態が継続し、餌食いが非常に旺盛なこと。
本日時点で入荷価格+レッド代+餌代が一尾頭7000円を追い越しました
(駆虫が全完了すると、体の修復をかけようとしてか、一時食欲が異様に旺盛になり、外観も短期間にかなり「良く」変貌します。)

所謂一般的に見られる【入荷後数日~1週間内の疾病発症=斃死】の心配が弊店では全くなくなりました。
今回、結果的に現在5名以上の愛好家の魚(トリートメント中のものも含みます)が在庫しております。
全てが会用であり、見るべき点はあるもので、仔引いてもそのまま肥育して会に出しても十分通用する魚です。
当初安価に設定したのは、これから私達がらんちゅうにもある程度本腰を入れるという宣言の意味も含め、ほぼ赤字価格で放出を行いましたが、
その結果「死ぬから安く出す」と陰口を叩かれ、それを言っている人が金魚の魚体生理をまるでご理解していないことに呆れ返りました。
これらは急いで売る必要は全く無い個体達です。むしろ大きく育てた方が価値が上がります。

仮に一尾も売れずに全て弊店で管理する羽目になれば、私も全国大会に出してみようと言う気持ちにもなりました。(勿論どこかの会には所属します)
今書いたことは弊店の気持ちであって、今まで買っても死んでしまう愛好家らんちゅうというものを流通させ続けた卸問屋や小売が悪いことは重々承知して書かせていただいております。
そして、幾らフルトリートメントをかけた個体でも、従来のトリートメントの方法や従来の常識的な飼い方などを頭から離して考えないと難しい魚は難しい、それはいつの時代も変わりません。
前置きが長くなりましたが、以上の理由より、今後らんちゅうは赤字放出はいたしません。
安いものを殺しながら何十回・何百回と買う行為(オークションなど)と、フルトリートメントの明らかに体力のある十分管理された個体をそれなりの価格で購入することの意味を間違えないで戴きたくお願い申し上げます。
生命を維持し、美しく仕上げることができなければ生き物を扱う資格は無いと私達は断言致します。


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