だいぶ蒸し暑くなって参りました・・・。
こんな夜は、不可思議な出来事が起こるもので御座います。
事の起こりは、2014/6/30の朝方、何度かお取り引きのあったお客様から1回目の金魚のオーダーメールが届いたことでありました。
そして、次いで7/1の夜、2回目のオーダーメールが御座いました。
当然、この2尾は同梱でお願い致します、とのことでした。
私ども、このオーダーを承ることは一瞬躊躇を致しました。
と、申しますのも、この金魚たちの到着日が7/15の代引きだったからで御座います。
ショップポリシーにも書かせていただいておりますが、1週間以上のお取り置きは、銀行振込等前払いにて決済を戴きたく、これは常々申し上げております。
しかしながら、過去幾度かお取り引きがあり、私達も大丈夫だろうなという油断が御座いました。(しかしながら、過去1回この方は着時間遅れを理由にヤマト運輸に代金を弁済させるトラブルを発生させており、法務対応にするか否かはヤマト営業所の判断に任せ、私どもはその件に関わらない約束をするという尋常ではないエピソードをお持ちの方でした)
まぁ、皆様ご事情は色々お持ちでありますのでそれ以上は詮索しないのがマナーかと思い、その後数回通常の取引を行わせていただいていたお客様でした。
前置きはここまででございます。
そして発送日当日の早朝3:32、以下のようなメールが突然送られて参りました。
-----------------------
お詫び
先日、息子(****)が金魚を注文しておりましたが、入退院を繰返し、昨日他界しました。そちら様には、大変ご迷惑をお掛け致しますが、金魚の発送は中止して頂き、キャンセルお願い致します。心よりお詫び申し上げます。何卒こちらの諸事情もお分かり下さい。なお、息子が他界した為、この電話も一週間位で解約し、不通になります。この度は本当に申し訳ありませんでした。
代弁者 父親より。
-----------------------
お名前を伏せた以外、原文ママで御座います。
私どもがどのような顔をしたか皆様ご想像いただければと願うのですが、おそらく、双方、ミッフィーちゃんのような顔をしていた筈です。
しかし、気を取り直した私ども、これはえらいこっちゃだ!と。ぶったまげてしまいました。
金魚を送る当日に他界してしまうなんて・・・!
即座にこれは大変なことだ!!と思い、携帯に連絡をさせていただきました。
・・・お出になりません。。
息子さんが急死をされてしまったので、電話に出る余裕が無いのだろうか・・・。
私どもは焦りました。
なぜなら、この方は、
福島県の浜通り在住であり、原発で働いている旨、電話で何度か匂わす文言を言われていたからです!
昨今の原発作業員の急死風説・・・!
可能性が無い話ではなかったのです!!!
これはもう是が非にも駆けつけ、金魚愛好家としてお悔やみにいかなければならないと思い、当日の仕事をキャンセルできるか?できない!福島県の浜通りまで電車だと何時間だとか車で行ったほうが早いんじゃないかとか、そういう会話が入り乱れました。
とりあえず、福島の近場に居る知人が行けそうだという話があったのですが、彼は外国人だったので、道に迷うことも予想され、なおかつ、ご住所がコーポであった為、弔問には大家さんに込み入った事情を説明しなければならず・・・、彼の日本語では多分通じないだろうと思い、すぐに動こうとする彼にはちょっと待ったをかけました。
いきなり外人が行く前に、日本語ではっきりと説明をしなければなりません!
そこでアパートの管理会社を調べ、早速お電話をし、現在部屋は解約してしまっていないか、確認を取りました。管理会社の方の驚きもひとしおであり
「えーーーーーーーーーーっっっ!?お亡くなりに!!!!!」という絶叫が今も耳に残っております。
(その後大家さんに管理会社から連絡が行き、確認が行ったものと思われます)
彼は私とほぼ同年代、もしくは若干若い方のようにいつもお電話では感じておりました。
その彼が・・・、金魚を受け取る当日に他界だなんて?それが「代弁者父より」???
なんという悲劇、どうしたらいいんだろう・・・と思い、
せめて・・・金魚を受け取る予定の日時に、
お送りする予定だった金魚の画像ファイルとお悔やみの音声ファイル、
メッセージカードのお届けだけでもしよう、と気を取り直し、急遽CDRとカードを作成し、お父様のお名前も伺ってなかったのでご本人宛の宅急便でお送り致しました。
彼の住んでいたコーポにはお父様、ご親戚の方がいらっしゃるかもしれず、もしくは大家さんにお預けになるかと思ったのです。
実際私達がやみくもに行くよりも、そちらの方が確実にお届けできるかな?という思いも当初確かにありました。
ヤマトさんには、彼(宛名の人=以前トラブルを起こした執行猶予中の人)が亡くなった、と「代弁者 父親より」と連絡があった旨伝え、もしかしたら誰も受け取らないかもしれないし、全く違う人が居るかもしれないが、とにかく渡して出棺に間に合わせてくれ!!!と伝えました。
流石のヤマト運輸様!
FAXで事情が即座に先方のセンターに流され、センター長がじきじきにお届けしてくれることとなりました。
このお届け時間は、本来御受取になる筈だった7/15 20-21hで御座います。
とにかく葬儀の日時等わからなければ弔電も打つことができません。
もう一度管理会社様に問い合わせることも考えましたが、もしかしたら「代弁者 父」に出ていただける可能性があるかと思い、私本人から夕方携帯に電話をしてみました。
何回かのコールの後、出てくれました!
「代弁者 父」は、沈黙の後、「どちら様でしょうか?」と。
私:「勝美商店と申します。****さまのお父様・・・?ですよね?」
彼:「(3秒間ぐらい沈黙)・・・・はい。**の父で御座います」
とても若いお父様の声で、私はまるで彼とお話をしているような奇妙な錯覚に陥りました。
私:「大変失礼ですが、お父様のお名前は?」
彼:「(しばらくムニャムニャ言いながら沈黙)・・・・・・・・・・●●です」
私:「この度はほんとうにお悔やみ申し上げます(中略)死因は何だったのでしょうか?」
彼:「えー・・・しばらく胃がんで入退院を繰り返して、昨日、亡くなりました」
私:「大変生前お世話になりましたので、お葬式に弔電かお香典をお送りしたく願うのですが・・・。ご葬儀の日取りや斎場をお教えいただきたいのですが・・・」
彼:「今、実家の山形に引き払ってきておりまして・・・、葬儀は全て身内で執り行うことになっております。お気持ちは大変嬉しいのですが、そっとしておいてやってください!!!」
というご返答でした。
しかし、私達の心は、原発で働いていた彼が急死したということで・・・、せめて香典だけでも御受取下さい!と何度も懇願したのですが、本当に身内だけのものですので結構です、というお言葉が返ってきてしまいました。
私どもは不肖ながらも金魚屋です。金魚の安否も気になりました。
何でも「代弁者 父」のお話では、福島県の浜通りのコーポは現在誰もおらず、息子が急死したので金魚どころではない、だから、息子の水槽がどうなっているのかもわからない、とのことでした。
嗚呼、これは全くいたしかたないことであり・・・、「代弁者 父」のお気持ちを考えれば・・・、やんぬるかな!本当にどうにもならないことなのです!
本日の営業の後のお電話だったので・・・、18:00過ぎでした。後2時間でヤマトさんが私達の荷物を携えて浜通りのコーポに行ってしまう・・・。無人だということ、今からでもヤマトさんにブレーキをかけるべきなのか・・・?一応センターに連絡をし、御受取になる方がいらっしゃらない可能性をお伝えし、先方のセンター長さんにも連絡を取りました。
そして、運命の、20-21時。
携帯が鳴りました。
先方のセンター長さんからです。
「あの、私、良くわからないんですが、亡くなったといわれた●●●●さんは、いえ、私2日前にもお荷物を届けてるんですが、その時と同じ●●●●さんが普通に御受取になられました。ただ・・・、お名前が・・・、前と変わってしまっていて・・・、2日前は●●●●さんで、前回のトラブルの時にも同じ名前だったんですが、今日は同じ方が違う名前でサインをされまして・・・、、」
と、困惑されておりました。
ヤマト運輸の両センターさま、私どもの茶番にお付き合いいただき、誠に有難う御座いました!
私どもはその場で、センター長さまと前回の代引きトラブルの件、もうこれは即座に法務を入れないと違う被害が発生する可能性があると話し合い、爆笑し、爽やかに双方お疲れ様でした!と電話を切りました!
昨今のヤマトの法務部は若干動きが遅い傾向はありますが、ブレーキが解除され次第(情状酌量の余地が消滅した時)確実に過去のトラブルを締め上げにかかる傾向にあります。
死んだ彼が7/15 20-21h着指定の荷物を、前回のトラブル時に旧知になったセンター長さんから受け取った、という確かな事実が御座います。
当然、顔も声もしっかりと覚えられており、間違いなくご本人でした!とのことでした。
怖い!!!!!
幽霊ですね!!!!!!!!
元払い荷物ならば誰からとも考えずに偽名で受け取る幽霊・・・・・・!
ファンタスティック!!!!!!!!
-----------------------
どの時点で私どもがこの方は亡くなっていないな、と感づいたかと申しますと、先ず、発送日当日に「代弁者父」よりメールが来たこと。
常識的に本当に具合が悪ければこんなことしません。
これは私ども、経験として2010年8/22、家内の弟が癌で亡くなった時に知っています。
この時点で家内は、彼は死んでないね、と90%以上の確信を持っていました。
でも、私はまさか、小学生じゃあるまいし、そんな嘘をついてキャンセルしようとするなんて・・・?と、電話するまでは半分信じてみようと思っておりました。
そして、私が電話をしたとき、彼の声は何度も電話対応をしているので頭に染み付いていたのです。
100%死んだという彼であるという確証を得ました。
この電話中、私は何度爆笑しそうになったか、何度「おい●●!いいかげんにしろ!」と言いそうになったことか・・・。
そして最後のヤマトさまの面通しでフィニッシュで御座います。
通常のお客様相手ならばこんなことご協力いただけないのですが、彼は代引き弁済の件でヤマトさん的には執行猶予中のブラック顧客、しかも、今回の件に限っては「偽計業務妨害」まで背負ってしまいました。
-----------------------
彼に送ったメッセージカードとCDRの音声ファイルのデータは以下の内容になります。
(ブログを書く都合上、カードは今日再現しました。本日彼に届いたものと全く同じです)


音声ファイル(クリックで再生)
私ども、普通こんな手の込んだことはいたしません。
これは誓って申し上げますし、事件性の無い個人情報は厳守しております。
こんなこと、このただでさえ他の仕事で忙しかった中、生まれて初めてやりました。
この仕込みに延べ1日、関わった人数として10名以上です。
外国人の彼は、職業上のインタビューの機会を失ったとがっかりしてました。
先ず、嘘をつくならつくでもう少しマシな嘘をついていただきたかった!
前に書いたとおり、家内の弟は癌で、私の父は自殺で死んでいるのです。
人が死んだら他人がどう動くのか?どう動かねばならないのか?
そのことについて真剣に考えて戴きたかった!
更に全員がブツンと切れてしまった理由の一つとして、
彼が福島県民であったということがあります。
今現在、いったい何名の御柱が、強度に放射能汚染を受けた地区で
骨も拾われずに野ざらしになっていることでしょうか?
何人が自殺を含めて原発関連死に至ったでしょうか?
福島県民の方々は、もうこんな出来事に関係して、一人だって亡くなってはいけないのです。
いけないのに、亡くなってしまう方々が絶えないのです。
ほんの近くでこれだけの出来事が起こっているのに、
何故人の死をこういう嘘に使うことが出来るのでしょうか?
福島県の浜通りのある市はおくやみ速報を毎日発表しています。
ここのチェックだけでも彼の話が虚偽であることは理解できましたが、
それでも万が一ご家族が伏せているという可能性も否定はしておりませんでした。
人はあっけないほど簡単に死ぬことが出来ます。
無いことではなかったので、私どもも非常に慌ててしまい、
当初「その後」に向けた動きを本気でとりました。
そしてその最中に「明らかに虚偽である」可能性が高まり、
執行猶予解除に向けた動きとなったわけでございます。
キャンセル理由の「代弁者父より息子が急死した」などという、
今時小学生でもこんなことは言い出しません。
はっきりと理由を仰っていただければ、私どもは無茶は言いません。
到着日にお金が無いとかそれは本当に普通の理由だと思いますし、
それならそれでどうしましょうかという常識的なお話も出来ます。
金魚をキャンセルする為に人(自分)が死んだ、
などという嘘をつける神経と根性が何より私ども、といいますか、
関わった全員の琴線に触れました。
40歳前後のいい大人が、「代弁者父」より息子が死んだ、とメールをしてきて、
本当にこの国は大丈夫なのかなと思った次第であります。
違う名前を使って色々通販で何事かをされているようなので、
●●●●という元のお名前の彼は消滅した(亡くなった)という意味の死、だったのでしょう。
全くもって「怪しい話」=「怪談」で御座いました。
メールによると、一週間以内に携帯電話を解約ということなので、解約前に彼の亡霊にもう一度お電話を差し上げたいと思っている次第で御座います。
これを、世の中には手の込んだ嫌がらせをするキチガイが居る話、と取るか
顔の見えない通販だからといって好き勝手をしていたらある日尻尾を掴まれて法務対応にされてしまう教訓話と取るかはご自由ですが、人の生き死にを嘘や言い訳にしては決していけない、という教訓話のつもりで私どもは書きました。
追伸:他の通販屋さんへ
彼の詳細について御不安に思われることもあるかと存じますが、今日の出来事で既に彼は法務にロックオンされましたので、ヤマト運輸を使う限りでは大丈夫かと思われます。

こんな夜は、不可思議な出来事が起こるもので御座います。
事の起こりは、2014/6/30の朝方、何度かお取り引きのあったお客様から1回目の金魚のオーダーメールが届いたことでありました。
そして、次いで7/1の夜、2回目のオーダーメールが御座いました。
当然、この2尾は同梱でお願い致します、とのことでした。
私ども、このオーダーを承ることは一瞬躊躇を致しました。
と、申しますのも、この金魚たちの到着日が7/15の代引きだったからで御座います。
ショップポリシーにも書かせていただいておりますが、1週間以上のお取り置きは、銀行振込等前払いにて決済を戴きたく、これは常々申し上げております。
しかしながら、過去幾度かお取り引きがあり、私達も大丈夫だろうなという油断が御座いました。(しかしながら、過去1回この方は着時間遅れを理由にヤマト運輸に代金を弁済させるトラブルを発生させており、法務対応にするか否かはヤマト営業所の判断に任せ、私どもはその件に関わらない約束をするという尋常ではないエピソードをお持ちの方でした)
まぁ、皆様ご事情は色々お持ちでありますのでそれ以上は詮索しないのがマナーかと思い、その後数回通常の取引を行わせていただいていたお客様でした。
前置きはここまででございます。
そして発送日当日の早朝3:32、以下のようなメールが突然送られて参りました。
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お詫び
先日、息子(****)が金魚を注文しておりましたが、入退院を繰返し、昨日他界しました。そちら様には、大変ご迷惑をお掛け致しますが、金魚の発送は中止して頂き、キャンセルお願い致します。心よりお詫び申し上げます。何卒こちらの諸事情もお分かり下さい。なお、息子が他界した為、この電話も一週間位で解約し、不通になります。この度は本当に申し訳ありませんでした。
代弁者 父親より。
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お名前を伏せた以外、原文ママで御座います。
私どもがどのような顔をしたか皆様ご想像いただければと願うのですが、おそらく、双方、ミッフィーちゃんのような顔をしていた筈です。
しかし、気を取り直した私ども、これはえらいこっちゃだ!と。ぶったまげてしまいました。
金魚を送る当日に他界してしまうなんて・・・!
即座にこれは大変なことだ!!と思い、携帯に連絡をさせていただきました。
・・・お出になりません。。
息子さんが急死をされてしまったので、電話に出る余裕が無いのだろうか・・・。
私どもは焦りました。
なぜなら、この方は、
福島県の浜通り在住であり、原発で働いている旨、電話で何度か匂わす文言を言われていたからです!
昨今の原発作業員の急死風説・・・!
可能性が無い話ではなかったのです!!!
これはもう是が非にも駆けつけ、金魚愛好家としてお悔やみにいかなければならないと思い、当日の仕事をキャンセルできるか?できない!福島県の浜通りまで電車だと何時間だとか車で行ったほうが早いんじゃないかとか、そういう会話が入り乱れました。
とりあえず、福島の近場に居る知人が行けそうだという話があったのですが、彼は外国人だったので、道に迷うことも予想され、なおかつ、ご住所がコーポであった為、弔問には大家さんに込み入った事情を説明しなければならず・・・、彼の日本語では多分通じないだろうと思い、すぐに動こうとする彼にはちょっと待ったをかけました。
いきなり外人が行く前に、日本語ではっきりと説明をしなければなりません!
そこでアパートの管理会社を調べ、早速お電話をし、現在部屋は解約してしまっていないか、確認を取りました。管理会社の方の驚きもひとしおであり
「えーーーーーーーーーーっっっ!?お亡くなりに!!!!!」という絶叫が今も耳に残っております。
(その後大家さんに管理会社から連絡が行き、確認が行ったものと思われます)
彼は私とほぼ同年代、もしくは若干若い方のようにいつもお電話では感じておりました。
その彼が・・・、金魚を受け取る当日に他界だなんて?それが「代弁者父より」???
なんという悲劇、どうしたらいいんだろう・・・と思い、
せめて・・・金魚を受け取る予定の日時に、
お送りする予定だった金魚の画像ファイルとお悔やみの音声ファイル、
メッセージカードのお届けだけでもしよう、と気を取り直し、急遽CDRとカードを作成し、お父様のお名前も伺ってなかったのでご本人宛の宅急便でお送り致しました。
彼の住んでいたコーポにはお父様、ご親戚の方がいらっしゃるかもしれず、もしくは大家さんにお預けになるかと思ったのです。
実際私達がやみくもに行くよりも、そちらの方が確実にお届けできるかな?という思いも当初確かにありました。
ヤマトさんには、彼(宛名の人=以前トラブルを起こした執行猶予中の人)が亡くなった、と「代弁者 父親より」と連絡があった旨伝え、もしかしたら誰も受け取らないかもしれないし、全く違う人が居るかもしれないが、とにかく渡して出棺に間に合わせてくれ!!!と伝えました。
流石のヤマト運輸様!
FAXで事情が即座に先方のセンターに流され、センター長がじきじきにお届けしてくれることとなりました。
このお届け時間は、本来御受取になる筈だった7/15 20-21hで御座います。
とにかく葬儀の日時等わからなければ弔電も打つことができません。
もう一度管理会社様に問い合わせることも考えましたが、もしかしたら「代弁者 父」に出ていただける可能性があるかと思い、私本人から夕方携帯に電話をしてみました。
何回かのコールの後、出てくれました!
「代弁者 父」は、沈黙の後、「どちら様でしょうか?」と。
私:「勝美商店と申します。****さまのお父様・・・?ですよね?」
彼:「(3秒間ぐらい沈黙)・・・・はい。**の父で御座います」
とても若いお父様の声で、私はまるで彼とお話をしているような奇妙な錯覚に陥りました。
私:「大変失礼ですが、お父様のお名前は?」
彼:「(しばらくムニャムニャ言いながら沈黙)・・・・・・・・・・●●です」
私:「この度はほんとうにお悔やみ申し上げます(中略)死因は何だったのでしょうか?」
彼:「えー・・・しばらく胃がんで入退院を繰り返して、昨日、亡くなりました」
私:「大変生前お世話になりましたので、お葬式に弔電かお香典をお送りしたく願うのですが・・・。ご葬儀の日取りや斎場をお教えいただきたいのですが・・・」
彼:「今、実家の山形に引き払ってきておりまして・・・、葬儀は全て身内で執り行うことになっております。お気持ちは大変嬉しいのですが、そっとしておいてやってください!!!」
というご返答でした。
しかし、私達の心は、原発で働いていた彼が急死したということで・・・、せめて香典だけでも御受取下さい!と何度も懇願したのですが、本当に身内だけのものですので結構です、というお言葉が返ってきてしまいました。
私どもは不肖ながらも金魚屋です。金魚の安否も気になりました。
何でも「代弁者 父」のお話では、福島県の浜通りのコーポは現在誰もおらず、息子が急死したので金魚どころではない、だから、息子の水槽がどうなっているのかもわからない、とのことでした。
嗚呼、これは全くいたしかたないことであり・・・、「代弁者 父」のお気持ちを考えれば・・・、やんぬるかな!本当にどうにもならないことなのです!
本日の営業の後のお電話だったので・・・、18:00過ぎでした。後2時間でヤマトさんが私達の荷物を携えて浜通りのコーポに行ってしまう・・・。無人だということ、今からでもヤマトさんにブレーキをかけるべきなのか・・・?一応センターに連絡をし、御受取になる方がいらっしゃらない可能性をお伝えし、先方のセンター長さんにも連絡を取りました。
そして、運命の、20-21時。
携帯が鳴りました。
先方のセンター長さんからです。
「あの、私、良くわからないんですが、亡くなったといわれた●●●●さんは、いえ、私2日前にもお荷物を届けてるんですが、その時と同じ●●●●さんが普通に御受取になられました。ただ・・・、お名前が・・・、前と変わってしまっていて・・・、2日前は●●●●さんで、前回のトラブルの時にも同じ名前だったんですが、今日は同じ方が違う名前でサインをされまして・・・、、」
と、困惑されておりました。
ヤマト運輸の両センターさま、私どもの茶番にお付き合いいただき、誠に有難う御座いました!
私どもはその場で、センター長さまと前回の代引きトラブルの件、もうこれは即座に法務を入れないと違う被害が発生する可能性があると話し合い、爆笑し、爽やかに双方お疲れ様でした!と電話を切りました!
昨今のヤマトの法務部は若干動きが遅い傾向はありますが、ブレーキが解除され次第(情状酌量の余地が消滅した時)確実に過去のトラブルを締め上げにかかる傾向にあります。
死んだ彼が7/15 20-21h着指定の荷物を、前回のトラブル時に旧知になったセンター長さんから受け取った、という確かな事実が御座います。
当然、顔も声もしっかりと覚えられており、間違いなくご本人でした!とのことでした。
怖い!!!!!
幽霊ですね!!!!!!!!
元払い荷物ならば誰からとも考えずに偽名で受け取る幽霊・・・・・・!
ファンタスティック!!!!!!!!
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どの時点で私どもがこの方は亡くなっていないな、と感づいたかと申しますと、先ず、発送日当日に「代弁者父」よりメールが来たこと。
常識的に本当に具合が悪ければこんなことしません。
これは私ども、経験として2010年8/22、家内の弟が癌で亡くなった時に知っています。
この時点で家内は、彼は死んでないね、と90%以上の確信を持っていました。
でも、私はまさか、小学生じゃあるまいし、そんな嘘をついてキャンセルしようとするなんて・・・?と、電話するまでは半分信じてみようと思っておりました。
そして、私が電話をしたとき、彼の声は何度も電話対応をしているので頭に染み付いていたのです。
100%死んだという彼であるという確証を得ました。
この電話中、私は何度爆笑しそうになったか、何度「おい●●!いいかげんにしろ!」と言いそうになったことか・・・。
そして最後のヤマトさまの面通しでフィニッシュで御座います。
通常のお客様相手ならばこんなことご協力いただけないのですが、彼は代引き弁済の件でヤマトさん的には執行猶予中のブラック顧客、しかも、今回の件に限っては「偽計業務妨害」まで背負ってしまいました。
-----------------------
彼に送ったメッセージカードとCDRの音声ファイルのデータは以下の内容になります。
(ブログを書く都合上、カードは今日再現しました。本日彼に届いたものと全く同じです)


音声ファイル(クリックで再生)私ども、普通こんな手の込んだことはいたしません。
これは誓って申し上げますし、事件性の無い個人情報は厳守しております。
こんなこと、このただでさえ他の仕事で忙しかった中、生まれて初めてやりました。
この仕込みに延べ1日、関わった人数として10名以上です。
外国人の彼は、職業上のインタビューの機会を失ったとがっかりしてました。
先ず、嘘をつくならつくでもう少しマシな嘘をついていただきたかった!
前に書いたとおり、家内の弟は癌で、私の父は自殺で死んでいるのです。
人が死んだら他人がどう動くのか?どう動かねばならないのか?
そのことについて真剣に考えて戴きたかった!
更に全員がブツンと切れてしまった理由の一つとして、
彼が福島県民であったということがあります。
今現在、いったい何名の御柱が、強度に放射能汚染を受けた地区で
骨も拾われずに野ざらしになっていることでしょうか?
何人が自殺を含めて原発関連死に至ったでしょうか?
福島県民の方々は、もうこんな出来事に関係して、一人だって亡くなってはいけないのです。
いけないのに、亡くなってしまう方々が絶えないのです。
ほんの近くでこれだけの出来事が起こっているのに、
何故人の死をこういう嘘に使うことが出来るのでしょうか?
福島県の浜通りのある市はおくやみ速報を毎日発表しています。
ここのチェックだけでも彼の話が虚偽であることは理解できましたが、
それでも万が一ご家族が伏せているという可能性も否定はしておりませんでした。
人はあっけないほど簡単に死ぬことが出来ます。
無いことではなかったので、私どもも非常に慌ててしまい、
当初「その後」に向けた動きを本気でとりました。
そしてその最中に「明らかに虚偽である」可能性が高まり、
執行猶予解除に向けた動きとなったわけでございます。
キャンセル理由の「代弁者父より息子が急死した」などという、
今時小学生でもこんなことは言い出しません。
はっきりと理由を仰っていただければ、私どもは無茶は言いません。
到着日にお金が無いとかそれは本当に普通の理由だと思いますし、
それならそれでどうしましょうかという常識的なお話も出来ます。
金魚をキャンセルする為に人(自分)が死んだ、
などという嘘をつける神経と根性が何より私ども、といいますか、
関わった全員の琴線に触れました。
40歳前後のいい大人が、「代弁者父」より息子が死んだ、とメールをしてきて、
本当にこの国は大丈夫なのかなと思った次第であります。
違う名前を使って色々通販で何事かをされているようなので、
●●●●という元のお名前の彼は消滅した(亡くなった)という意味の死、だったのでしょう。
全くもって「怪しい話」=「怪談」で御座いました。
メールによると、一週間以内に携帯電話を解約ということなので、解約前に彼の亡霊にもう一度お電話を差し上げたいと思っている次第で御座います。
これを、世の中には手の込んだ嫌がらせをするキチガイが居る話、と取るか
顔の見えない通販だからといって好き勝手をしていたらある日尻尾を掴まれて法務対応にされてしまう教訓話と取るかはご自由ですが、人の生き死にを嘘や言い訳にしては決していけない、という教訓話のつもりで私どもは書きました。
追伸:他の通販屋さんへ
彼の詳細について御不安に思われることもあるかと存じますが、今日の出来事で既に彼は法務にロックオンされましたので、ヤマト運輸を使う限りでは大丈夫かと思われます。
