いわゆる「オランダ物」として始まった日本金魚は、その点に於いては絶対的な遅れをとっている、と言わざるを得ない。

日本に於いて、豪奢や放蕩の象徴であった「金魚」は、広く美しい家屋敷や、良い車に並ぶものではあるが、立派な仏具や大きな墓石、そして、寺社への寄進に並ぶ性質のものではないのである。

むしろ、その対極にあるものであり、馬(競争)や鷹(鷹狩り・鷹匠)のような「家を潰しかねない道楽」にカテゴライズされた所に、最初の悲劇があったように思う。

余談であるが、私たちの業界は「お仏壇の長○川」と、コラボした方が良いのではないかと?真剣に考えるのである。

つづく。