ご質問有難う御座います。
コメントのご返信だと、字数制限がありますので、ブログ上にてご返信差し上げます。
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>換え水をエアレーションしたりできない
>環境であったり、なかなかろ過装置を強化できず
>水換えを頻繁にしなくてはならない場合
>
>生き物に対して、申し訳ないけど
>妥協策みたいのがあるのかな?
>なんて考えちゃいました
>
>粘膜保護剤を使うとかミネラル的なものを
>補強するとか。。。
>占いで「凶」が出たけど、こうに工夫すれば
>困難から回避できるような策って無いのかなって
>思っちゃいました。
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上記内容についてですが、
先ず、換え水をエアレーションできない環境の場合、水道水を中和したものを直接水槽に入れることになります。
ベストな水換えは目指すべきですが、ベターな水換えに徹さなければならない時もそれはあることと存じます。
水道水を中和したものを直接入れる場合、金魚の体には3つのショックがかかります。
1つ目は、水質(PHなど)の差です。
2つ目は、酸素量の低下です。
3つ目は、水温の差です。
1つ目はもうどうしようもありません。
あまり激しく変動が無いよう、必ず1/3未満の換水に徹されるべきだと思われます。
2つ目は、静かに注水をするのではなく、シャワー式に水面を叩きながら入れてやることです。
これでかなりの酸素が溶解します。
3つ目ですが、もし仮に水槽の水温が18度だった場合、注入水は19度~20度未満に設定をして下さい。
おそらく水道水の方が冷たいことの方が多いと存じます。
中和した水の水温が上がるまで放置するか、また、お時間の無い時にはお湯を足すなりして調整をして下さい。
金魚は驚いたりショックを受けると、下の方にじっとすることが多いです。
1~2度未満高めの温度の水で水面を叩きながら入れると、水は温かい水の方が上に行くものですので、金魚がじっとしている層に新水が直接一気に行くことが少なくなります。
それ以上高い温度の水を入れると、今度はショックが強くなってしまいますので、ご注意下さい。
また、ご質問にはありませんが、排水は必ず下の水から行って下さい。
目にみえにくい細かな汚れなどは、下の方に堆積をしております。
排水用のパイプ・ホースも一箇所固定をせず、水槽の底に掃除機をかけるような心持ちでされると良いと思われます。
また、濾過装置を強化できない場合ですが、
頻繁に水換えや濾材を洗ってしまうと、濾過バクテリアはいつまでも出来上がりません。
その場合、幾つかの選択肢が御座います。
一つ目は、吸着系濾材を活用することです。
ヤシガラ活性炭の一番安いものをお求めになり、2日程度でパックを次々交換してゆくのも一つの手段です。
(吸着する場所がいっぱいになると、今度は放出を始めますので、短期間にパックは交換します)
活性炭を使用するとPHが下がりますので、あらかじめ水槽にサンゴ砂を入れておくことは必須となります。
ただ、この方法だと、一発病気が発生すると、活性炭が薬を吸着してしまいますので、中断をしなければならなくなります。また、金銭的なロスも大きく、個人的には吸着材に全依存をすることはどうなのだろうか?と感じます。
二つ目は、市販のバクテリア製品を活用される方法です。
この場合、必ず各数値の検出キットを用意されて、効いているような気がする、ではなく、客観的な数値で効果を測定されることをお勧め致します。
綺麗に見えていても、数値的にはめちゃくちゃな水というものは結構あります。
飼育者様の環境に合ったバクテリア類を模索されるのも良い方法かと思われます。
ただ、バクテリア類は非常に高額になることも多く、これもどうなのかな?と思います。
安価に済む方法などは、ネット上に色々情報としてありますので、それらを検索&実践し、各種数値の検出キットで検証をされるのも、非常に興味深く有用な手段なのでは?と感じます。
三つ目は、良く出来た水を誰かにもらう方法です。
これは冬場にお勧めで、夏場にはあまりお勧め出来ません。
酸素が絶たれた時点で、水は腐敗を始めます。
近場にもらえる人がいらっしゃるようであれば、という程度です。
他、各種水槽立ち上げ用の添加物を水槽に加えるのも良いかと思われます。
現実的なのは、
まずいかな?と思った時には吸着系濾材を水槽内に入れて、それでもやりすごせないようであれば、水換えをされることかと思われます。(くれぐれも入れっぱなしには注意して下さい)
出来やすい水槽と出来にくい水槽というものは不思議なものであるものです。
要因は様々なのでしょうが、明らかな原因の一つに、空気の流れが御座います。
水面付近に空気の流れが無く、湿気が停滞していると、虫系や軽いエロモナス系疾病がいつまでも出る嫌な水槽になることが多々あります。(金魚は蒸れを嫌うとの格言も御座います)
もし上部濾過をお使いでしたらば、ライトに足をつけて、ガラス蓋をとってしまったり、
水面に空気の流れが起こるよう、今からの季節はファンを付ける等、工夫をされることも良いかと存じます。
粘膜保護剤は、あまり使用をしたことが無いので、恥ずかしながら効能については良くわかりません。
各種ミネラルの添加は、魚体を健康に導きますので、是非されると良いかと思われます。
色々と書きましたが、
一つお願いをしたいのは、可能な限りトリートメント水槽を御用意して欲しい、ということです。
平時は溜め水の入れ場所として活用し、病気発生時には、本槽のバクテリア類にダメージを与えないためにも、病魚はそちらの方に移動させます。
観賞用水槽は濾過バクテリアが出来ることが前提ですので、45センチでも構わないのですが、トリートメント水槽は濾過バクテリアが活動してくれないことを前提と致しますので、可能な限り水量を多く取って戴きたく思います。
ベストなことが出来ない場合、回避策は上記の通り色々とあります。
水換えする場合、立ち上がっている水槽であれば、全換えをするということは殆どの場合、無いと思われます。
溜め水がどうしても出来ない場合は、完璧を目指さず、一部換水にとどめ、バケツ一個分だけでも小さなエアポンプでエアレーションをかけるだけでもかなりの違いが出てくるのではないでしょうか?
仮に、飼育槽が60センチで57リットルとし、バケツが15リットルの場合、約1/4の水量となりますが、たとえば、1/3を換水した場合、不足分は1/12となり、1/12が中和水となります。これだけでも、水道水直入れよりはかなりマシな筈です。(本当に理屈っぽくてすみません)
このように、環境を可能な限りのベストなものに近づけてゆくことも、一つの解決策と存じます。
(絶対に完璧を期さないということです)
餌をやる行為が皆様楽しいと思われますが、
水換えをするということは苦痛でしかないと思われます。
昔、上司に言われた言葉で、頭に染み付いている言葉があります。
それは、以下のようなものです。
「水換えは面倒くさいだろ?ならば、頭を使って出来る限り水換えをしない方法を考えろ。そうすれば、魚も元気になるよ」
いつもこのことは頭から離れず、とりあえず弊店の今月請求の水道代は、なかなか信じて戴けないのですが、2ヶ月で7391円(含下水道代)です。
現実的には上記方法を複合させ、飼育者様ご自身のテクニックとして研鑽を積まれてゆくことが一番かと思われます。
私達自身も、それは現在進行形の問題であり、魚を殺してないかといえば、それは全く嘘になります。
死ぬものは何をしてしても死んでゆき、生きるものはどんな環境下に於いても生存しております。
極力新しい情報や、新しい発見などを積極的に取り込んで実践し、良いものは御紹介できるよう、尽力して参ります。
今後とも何卒宜しくお願い致します。