こおばしい匂い


懐かしい匂い


火傷した皮膚に


悪化したささくれ


どれもこれも


さよなら細胞









また、こいつがやってきたのです

また、アイツが襲ってきたのです


また、このなんとも言えない感情が
ちっさい心臓を食べにやってきたのです

あ、いや

正確には食べられてしまうのかも

みたいな感覚です


考えてた事、見つけた物、過ごし方

自分の身を守る為に身につけてこようとしたものが
全て亡くなってしまうのが怖すぎるんです


本当に本当に馬鹿げた感情だ。


もういいや!さよなら皆様!

なんて、空をパタパタと
すぐさま飛ぶことが出来たら
どんな憂鬱も一気に
パーンって吹き飛ばせるのでしょうか


まぁ、そんな事は到底出来ないわけなので
どうでもいいんですけども

てへへ


感情をつけているからしょうがないし
感情に身を左右されてしまうので
どっちにしろ、もうしょうがないのです


しょうがないのです




一人でいると一人に慣れます
二人でいると物凄く寂しくなっちゃって
三人でいると悲しくなります
四人でいるとめんどくさくなって
五人でいると一人になりたくなります


生き地獄だなぁなんて思う時もあるんですけども

幸せと絶望が背中合わせに置いてあるのは
何故なのでしょうか。コクリ



とにかく私の周りの人はハッピーでいて欲しい
そう切なく願うのでした


いつしか身を守るために
誰かや自分に期待する事は諦めましたし
辞退式はもうとっく済んでいるはずなのですが

なのですが、、、
なのですが

、、、なのですが。



そんな事を常日頃に思っていても
お腹はすくのです。
眠くもなるのです。

そしてまた忘れるのです


卵焼き、作ろうかな



さよなら、細胞

ゆっくり、眠れ





とにかく

やっぱり切なく願うのは


皆がハッピーになればいいな
 

と、こんな私でも思っています。




わん


























ごろーにゃ、もう眠ってしまいそうだ