エレキギターのレストア | FUKUCHINの機械いじり

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主にバイクや車関係をネタに整備や改良等の話題を取り上げていきます、まさに機械いじりです(^^)
その他にも趣味性の高いものがあれば何でも節操無く投稿します。

こんにちはFUKUCHINです。

 

今日はバイクネタではなく、ブログ始めたての頃にやったエレキギターのネタです、

まあ電子(電気)機械といえばそういえるので、ブログタイトル通り一応機械いいじり

で大きく逸脱してないと思います。

 

FUKUCHINが22歳のころ購入した、トーカイのストラトキャスターコピーモデル(素

性を知りたい方は過去の記事を参照ください)なんと45年近く経っています。

昔はよく弾いていたのですが、後から何本か安物を買ったのでほとんどしまい込んで

いる状況です。(一応ジャパンビンテージと言われる代物でかなり高価で売れるものら

しいです)

ボディのほうは使い込み感はかなりあるものの割ときれいかなと思うのですが、ピック

アップ、つまみ類は日焼けして飴色に、ブリッジサドルは錆だらけ・・・ケースに入れ

てしまい込んでいるのに何で日焼けするんだろう。

 

当初はこんなにきれいだったのに・・・(22歳当時の写真)

今回部品交換してきれいにしてやろうとレストアすることにしました。

 

さっそくピックアップカバー、つまみ類、スイッチノブ、トレモロアームの先端の部品

ピックガードをアマゾンで購入

錆だらけのブリッジサドルも交換します、これもアマゾンで2セット購入(フェンダーJP

のストラトも交換するため)しました。

 

比べてみるとこれだけ色が違います、経年劣化てすごいものですね。

ピックガードもこんなに違います。

 

 

 

さてピックガードを外すと・・・改造跡が見えます。

実はリアピックアップをハムタイプ(ギブソンタイプの四角いやつ)を取り付けたいがため

若気の至りで勢いでボディ穴グリをやったのです。

 

網掛けの部分を削り取ってしまったわけです、今となっては後悔しているところです

おそらくビンテージとしての価値はないに等しいでしょうトホホ

これはフェンダーJPのST57-70です、当初はこうなっていましたね。

これもブリッジサドルが錆てるので交換します。

 

ついでに言うと、安物はこのようにズドンと豪快にザグリされています、こうなると

ピックガードとの間にかなりの空間ができてセミアコ的な要素が増えるのではと考え

ます、このギター生音はやたら大きいんです。

 

さて前置きがまたまた長くなりましが、早速交換していきます。

と言っても簡単です、ピックアップやスイッチ、ボリウムポットを外して付け替える

だけです。

ピックガードの配線はアウトプットジャックとブリッジアース等の線とつながってい

て本来はギターボディと完全分離はできません、ハンダ付け部分を外さないいけない

FUKUCHINはこれがコネクターでつけ外し出来るように改造しています。

 

センターピックアップは壊れたので上記の白いギターのものを取ってつけていますが

これは底に棒磁石が付いていたものが取れてしまって(センターピックアップは使わな

いので)そのままでしたが、音が出るように百均で売っているこの磁石がちょうどいい

大きさなのでこいつを瞬着で取り付けしました。

磁極の向きをフロント、リアとは逆にして取り付けフロント+センター、センター+リア

にしたときにハムキャンセルができてノイズが減るかなと思ってやってみました。

 

交換完了です。

 

続いてブリッジのコマ交換です。

かなり錆が出ています、これはTOKAIと刻印があるオリジナルパーツですので、後日錆

取りして保管しときたいと思います。

交換後こんなにきれいになりました。

このコマ6個で900円くらいでした(多分C国製)しかしFENDERの刻印が入ってますが、

フェンダーJPのブリッジコマとは字体が少し違うようですが、C国製だとしたらこんな

ことしちゃっていいの?訴えられるんじゃねと思うのですが・・・

一つ問題が発生

コマの寸法(横幅)が10mmとなっていて、元は11mmなので隙間ができてみっともない

のとよく調整しないと弦間隔がバラバラになりやすいので注意が必要ですね。

 

見違えるほどきれいになりました。

このまま、また深い眠りにつかせます、が たまには引っ張り出して弾いてやりますか

 

 

 

でこのまま終わるつもりでしたがどうしてもやりたいことがあって、続編として投稿します。

やっぱりボディの穴グリを元に戻したいのです。

もとのこの形状にしたいのです。

 

そこで木片とパテ、ボンドで修復を試みました。

 

木片を寸法取りして切断、木工パテを下と側面の接合部に塗り、押し付けて高さを合わせ

るようにして、乾燥後はみ出し部を削りました。

ボンドは必要なかったです。

 

このような状態になりました、あとは木目をわざとらしく描いてニスを塗って仕上げ

ました。左上の角の穴埋めと右下をもう少し斜めにする必要がありますが、ここまで

できたのでよしとしましょう。(何でも7割主義のFUKUCHINです)

 

色合わせも上手く行きました、まあFUKUCHINは塗装関係はプロ級です(自分で褒める

ろくでもない奴)

 

フェンダーJPの方もブリッジコマ交換しました、こっちもサイズ違いで歯抜け状態ですね。

でも全然きれいになりましたよ(^^)

 

今回ジャパンビンテージと言われている1979年製トーカイST-80のレストア内容を紹介し

ました、ハッキリいって価値のないものになっていますが、自分にとっては価値があるもの

なので今後も大切にしたいと思います。

今回は志向をかえてエレキギター編でした。

では次回また会いましょう、ごきげんよう。