水木しげる版画展、これは見たいよねぇ今やすっかり徒歩マニアのファイミル夫妻――
じゃあ、日本橋付近で面白い散歩コースはないかな?
と話していて、ハタと膝を打つ
東海道五十三次があるじゃないか!
お江戸日本橋ななつ立ち~♪
最初の宿場、品川まで8キロ弱、ちょうどいい
落語によると、お伊勢参りの旅人を仲間が品川まで見送る、そこで宴席をはってドンチャン騒ぎ、路銀を飲んじまって品川から引き返す――なんて江戸っ子がいたらしい
五十三次は無理だけど、品川まではホンの一次
いくぜ喜多さん、あいよ弥次さんw
橋の袂に道路元標のレプリカ、ここが出発点

東海道って、国道1号線かと思ってたら東京・横浜間は違うらしい
15号線がほぼ昔の東海道――因ってこの道をテクテクテク
既に夏バテが始まっている道産子ファイミル、日射しが……キツい
途中モンベルの専門店に逃げ込んで帽子をゲット
ついでにモンベルクラブの会員登録

これはレア?
ファイミルさんのベアバージョン
ここは早足――
前回、確認済みの「歌舞伎発祥の地」「銀座一丁目交番」を辿る
銀座に出ると歩行者天国
モデルさんが撮影していた

凄いスタイル!
ファイミル夫妻と同じ人間とは思えない
私「でも、俺はもっとキレイなコを知ってるよ!」
妻「ふ~ん」
新橋に出る――
ここで寄り道、鳥取・岡山アンテナショップへ
丸善で鬼太郎グッズを何も買えなかったので

ささやかながら目玉おやじをゲット
寄り道からゆるゆると国道へ戻る――
休日のせいもあるのか、商店街はシャッター街
その中の貼り紙

大正八年からの伝統が、今、途絶えた……
無常だなあ、と慨嘆する
芝大神宮を横切って、芝神明商店街
そして古川、金杉橋――
ガード下、屋形船が並ぶ

確か、神田川もこんな感じだったなあ
遠回りしてもここは寄らなきゃ――
泉岳寺

四十七士の墓所~♪
日本人より外国人の観光客の方が多かったけど……ホントに興味あるのかな
ねえ、ご家老

10年以上前なら、私は泉岳寺――忠臣蔵で狂喜乱舞していただろう
でもその後、三田村鳶魚をはじめとする数々の伝記物や創作を読んで……
あのワンサイドゲームの殺戮劇(杉浦日向子さん曰く)は何だったのだろう、と思うようになった
でも大石内蔵助はやっぱり好きだ
のん気で始末書ばかり書いていた昼行燈――ところがいざ大難を受けた時の腹の据わり方……
大人の風格がある
元々、少しは名の知れた「文化人」だったらしい
大石の次に偉かった(教養があった)のは堀部安兵衛だった、と書いていたのは誰だったか(池波正太郎か?)
彼らは蛮人ではない、なのに暴力に訴えざるを得なかった
その矜持……私に分かろうはずがない
明治屈指の文化人、福沢諭吉は法を乱した赤穂浪士の「暴挙」を痛烈に批判したらしい
――「近代人」たる福沢さん、その酷評はあんまりだよ、と私は思う
15号線に戻って、八ツ山橋(鉄橋)
欄干に「旧東海道」の文字

この辺りは下町かなあ
古びた建物が丁度いい

北品川橋、天王洲運河
江戸っ子ってホント、屋形船が好きだねえ目的地に設定していたのは品川宿本陣跡(聖蹟公園)

着いてから、あれ?ちょっと違うな、と思った
ここは大名・公家などお偉いさんが泊まったところ
弥次さん・喜多さんの場所じゃない
品川宿を歩きましょ
イメージをたくましくして、テクテクテク

ゴールはここだ

北馬場参道通りの大門
この門が木造だった頃、きっと弥次さん達も通ったよね、と思いつつ……
結果――
やっぱり街中、八百ハ町は疲れるな
つぎは田舎を歩きましょ





























