空はどこから/猫の長靴 -8ページ目

空はどこから/猫の長靴

日記は苦手だけど、何があって何を思ったのか、あんまり分からなくなるのもねぇ(´Д`)
だからちょっとだけ、記録を残します。

まだ独身の頃、今の妻が突然「登山に行きたい」と言い出した
「大丈夫かね?」と聞くと
「私、こう見えて『自然児』なんだよ」
札幌のこととて、道産子お馴染みの手稲山に連れていったら……それでも20分は歩いただろうか
「靴擦れしたから、もう無理」道ばたに座り込んでお菓子を広げだした
ひっきりなしに人が通る登山道である
「おいおい、ここで食べるのかよ(汗)」

某女優さんがエッセイに書いていた
この手の人種を「心のアウトドア派」と言うらしい

その妻が、筑波山を登りたい、と言い出した
「ほう?『自然児』かい?」と私もなかなかに執念深い


ここしばらく徒歩訓練をしてきたのは、いずれも平地、いつでも中断できるけれど、山の中はそうはいかないぜ
不安がる私を尻目に、妻はネットで行程を調べて、やる気満々


予定していた4日、土曜日は私が夏風邪で体調を崩したので延期した
ここ数年、季節の変り目に体調を崩していたけれど、今年は軽い。やっぱり徒歩訓練のおかげだろうな

そして5日、日曜日、5時起きで出発――寝坊すけの妻には珍しい、ホントに行きたいんだね

まだ高速も空いている、予定通り7時に到着


神社で道中(?) の無事を祈って、いざ出発

白雲橋を渡る
昭和14年の砂防ダム。苔むして風景に溶けこんでいる

キレイに整備された登山道


山裾、ヒノキの人工林はボランティアで整備されていた


これは鋸山でも見た風景、樹木の根が浮き上がった血管のようだ


ギリギリまで迷っていたけれど、3本あるルートの内、白雲山コースを選ぶ、これが中級コース、のはず。
途中、難所アリ……難所の程度が分からない

白蛇弁天でナムナム

道中、小さな祠が随所に見られた
日本人にとって、山はご神体、自然崇拝の対象
筑波山は祷りの場所なのである

この辺りの岩、節理(割れ目)が水平に伸びている。その割れ方で各所に面白い形の巨岩が出来ているのだろう

これなんか、角度によってはガマに見える
筑波山麓男声合唱だ~ん♪
と、歌ってみる。ご機嫌だね

弁慶七戻り

豪傑も怖がるという天井の巨岩

梯子を昇って一段高い所に『高天原(たかまがはら)』の社

ここから下を見下ろすと、何となく神様目線

歩道は岩だらけ、だんだん悪路になってくる


ここで『自然児』に異変が――
岩につまづいてゴツンと脛を打つ……左脛のジーンズにみるみる血の染みが広がっていく
気持ちは前に進んでいたけれど、腿が思いのほか上がらなかった。街中ではこんな不規則な足の動きはしないからねえ

とにかく、ケーブルカーの乗り場までは歩かざるを得ない。ゆっくりゆっくり……

10時を回ると、登山道は銀座と化す
子供連れや団体さん――ロープウェイでショートカットしてきた人達だ

次々と抜かれていく自然児と私
ところが、妻はのん気なもので、行き交う人みんなに「こんにちは」と声を掛けている
手稲山の時と変わんないな――マイペース、自分の体力なりでの楽しみ方を知っている


大仏岩――足許の立て札を見て、どこが大仏?と思った。ふと見上げて驚いた

樹冠を突き抜け、遥か上に御座んした


筑波山の内、女体山頂上にて
ひゃっほう~!のポーズ

山を征服?……西洋人じゃあるまいし
日本人ファイミルは、霊峰・筑波山に登らせて頂いたのである

女体山からケーブルカーの山頂駅へ、もう一息

巨岩群の中でのお気に入り、ガマ石
下顎に並んだ小石――私にはゴジラの咆哮に見える



御幸ヶ原、ケーブルカー山頂駅――平地に観光施設が立ち並んでいる
その片隅に「紫峰杉、徒歩1分」の看板
閑かな歩道を辿ってみると

巨樹――推定樹齢800年

先端が何本にも枝分かれしているのは、風雪に耐えてきた証
幾度災難に遭おうとも、その都度、新しい樹幹が現れ、天へ天へと先端を伸ばしてきたのだ

そして良く見ると


樹幹の洞は苔むし、土となり、種が落ち、そこから新しい樹木が育っている
巨樹が大地となっている

植物でも動物でも、およそ生命のあるものは、桁外れに永い年月を経ると物の怪(もののけ)となり、神に近づく

最後に、有難いものを見たなあ
ナムナム……


かくて、ケーブルカーで山を下る
山裾の温泉で一休み
(但し、皮膚が破けて出血している妻はシャワーしか浴びれなかったらしい)


さて、次の週末は何処を歩こうかねえ、自然児さん(笑)







5月29日、日曜日
散歩マニア、ファイミル夫妻は江戸川を河口まで歩いた

この日のスタート地点は、市川の里見公園・羅漢の井
そのまま河川敷の歩道を辿る

江戸川、ゆったりと流れている

国道14号線・市川橋
ここで企画のミスに気づく

河川敷を辿るということは、橋を渡らないということだ
定番の、橋の名が刻まれた欄干の写真が撮れない
……まあ、いいか
市川市の『江戸川クリーン大作戦』
副市長が来て挨拶していた

皆さん、ご苦労様――
と思いつつ、先へと進む


これなんだろう?
この日は草花図鑑を2冊背負って歩いた
仕事柄、植物の同定が必要だったりもするから、図鑑はいっぱい持っている
でも、あまり有効に使えた試しがない
それに、いざ持ち歩くと、図鑑は……重い(汗)
花で検索しても葉で検索してもヒットせず、ダメだこりゃ――と投げ出したら、妻がスマホで見つけ出した
『クサフジ』だった

これもご同様、図鑑で分からず、スマホでヒット

『ヤナギハナガサ』
図鑑に載ってない……スマホの情報量に圧倒される


そうこうする内に、振り向くと

セレモニーが終わって一斉に動き出すクリーン軍団――迫りくる王蟲(オウム)のよう

これだけ大勢いると、お義理の参加者も多い、おしゃべりしながらズンズン歩いて来る――ファイミル夫妻、あっさりと吸収される

無駄に生真面目な小市民、妻は一緒になってゴミを拾い出す……どんどん抜かれて、ほとんど最後尾

河川敷ではサッカーや野球にいそしむ人々――クリーン軍団に「ご苦労さまで~す」と声を掛けつつ
「おい、荷物固めとけよ、ゴミと間違われるぞ(汗)」


クリーン軍団はいつの間にか消えて
これは江戸川大橋

高速道路だから、どっちみち欄干の写真は撮れない

行徳橋が見えてくる

張り芝の市松模様がきれい

この行徳橋、やっと現れた一般道路なのに、歩道がめちゃくちゃ狭い

自転車をかわしながら、綱渡りみたいに歩く
こりゃひどいなと思っていたら、すぐ脇に工事中の橋台――いずれ新橋が出来るらしい


お次は江戸川放水路の水管橋

歩いてみると、意外と人が渡れる橋って少ないなあ、と実感する


(仮称)妙典橋、建設中

新しく県道を繋ぐ橋。だんだん便利になるね
この橋は干潟の生態、トビハゼ棲息地の保全を図って設計されたらしい

トビハゼって何?人間に必要な物?そのために建設費はどれくらい掛り増しになるの?

人間もまた生態系のー員、それを忘れて経済性・功利性一辺倒の時代が長く続いた
今、他の生物に対して謙虚な気持ちを抱ける時代に戻ってきた――ということならば、それは多分善いことだろう

西洋はいざ知らず、日本人は元来そうして生きてきた、自然崇拝の民族だったんだよ


市川大橋・江戸川橋(再び高速道路)

江戸川の終点、河口から海を臨む
足元はゴミだらけ
今回のテーマはこれで終わり



ところがここから第二ステージ
妻のお勧め、自然観察会

行徳野鳥観察会(建物は老朽化で閉鎖中だが、定期観察会は継続して実施されている)

参加者二十数名、内半数は地元のリピーター
ガイドさんを先頭に、いざ立入禁止区域へ、というところで、後続が立ち止まる
――カワセミですよ!
良く見つけたなあ、上流の枝に小さな姿、てんでに取り出す双眼鏡

そしてタヌキの通り道、なんと鬱蒼と繁るネマガリダケ

北海道で山菜のタケノコといえば、これの新芽。まさかここで出会えるとは思わなかった!
天然素材のバンブーウォール、日陰が心地良い

これは初見、やっと見れたトビハゼ

思ったよりも小さかったけど、一度分かれば後は見つけるのは簡単、元気に跳び跳ねている

この干潟、どれほど多くの命が棲息していることだろう

トビハゼ
カワアイ――絶滅危惧種の巻貝
カニは赤・黒のベンケイガニなど3種

観察中、アマサギが一羽、頭上を大きく旋回した。頭部の金毛が美しいシロサギの一種だ。
かつてはここで営巣もしたが、干潟の減少と生活廃水による汚染で、今は渡りの途中に立ち寄るだけとなってしまったらしい

「アマサギが私たちを歓迎してくれてます!」
ガイドさんの高揚した声

かつては当たり前の風景、そこで日本人は生を営み、情操を育ててきた
今、ガイドさんに頼りつつ、わずかに残った原風景に分け入って……
トリの、カニの、サカナの姿を夢中になって追っている

これって日本人が「原・日本人」としての情操を取り戻すためのリハビリだなあ、と思った

この活動を続けている人々の心の原動力は、頭でこねた理屈ではなく「絶やしたくない」という日本人としての已むに已まれぬ感性なのではないか

そしてこんな光景に心地良さを感じた自分もまた、日本で育った生き物なんだなあ、と思ったのである
今回の記事、ちょっと長いです

5月28日は夕方からユルリラポ・ミニライブ
同じ日、ポンと入った面会イベント

ユルリラポの面会イベントは2回目だ
この手のイベントは私服を見れるのが楽しみの一つ
さっちゃんのワンピを見て――!?
意味不明の絵柄、私の第一印象……『インカの女王さま?』みたいだ

ワンショット、女王さまの凛々しい立ち姿

「インカってなに?」と さっちゃんに聞かれて……南米のね、古代文明のね、と説明しかけて……それだけで時間がなくなりそうになって
「とにかく、太陽の女神って感じで美人っぽく……いや元々美人だけど(汗)」


せっかくのチャンスなので、みんなと面会した

あさみんには――
自分がユルリラポらしくないって言ってたけど、とんでもない!あさみんこそユルリラポだよ
あさみんがセクシーなのは当たり前!
セクシーな女性が愛らしい振り付けで踊るから、コケティッシュな魅力が引き立つんだよ。

まりにゃんには――
ワンピースの似合う まりにゃんって麦ワラ帽子も似合いそう。
明るい草原で まりにゃんを見たいな
白地に赤い花と緑の葉っぱのプリント柄のワンピース、帽子を被って
「私は麦わらのー味よ!」
なんてのはどう?

れなしには――
喉を痛めていた れなし、会話は筆談で、という決まりだったのに、結局しゃベっちゃう――お人好しだなあ
れなしの書く文字は まあるくて、いかにも女の子!という字
書いている間、私は詩を口ずさむ
「ふわふわと たんぽぽの綿毛のように 飛んでいきたいな あなたのもとに……」
これは れなしが以前作った詩だよw

にゃろ こと矢野目美有ちゃんには――
地元栃木の話から…「テンパッた時とか、栃木弁でる?」「たまにイントネーションおかしくなるけど、友達からは みゆのは訛りじゃなくて独特だって言われる」
「じゃあ、栃木弁じゃなくて『にゃろ弁』だね(笑)」


この日の面会の売りは、30秒の動画撮影が出来ること
自撮りを頼むと、メンバーは緊張するからと控え室に撮りに行く。その間、ファンはテーブルの前にポツンと残される。
それが数人並んでいる姿――程よく間が抜けてて笑ってしまった


私は自撮りも頼んだけれど、こんなネタにチャレンジしてみた

まずは打ち合わせ――
ファイミルがディレクターね、これは新番組『それいけ 天然美女!』のオーディションだよ。
教養娯楽番組だから、インテリっぽい女性タレントを探してる。プラチナムに依頼して、派遣されたのが さっちゃんね。

カメラに見立てたスマホを構えて、はいスタート
フ「では自己紹介をお願いします」
さ「プラチナムプロダクションの馬越幸子です、25才です、得意なことは勉強です」
フ「ほう、何の勉強ですか?」
さ「スポーツ全般とか、お料理です」
フ「得意な料理は?」
さ「ハンバーグです」
フ「手元の資料には、オムライスとありますが?」
さ「若い頃はそうだったんだけど、オムライスじゃ作るのが簡単過ぎると思って」
フ「なるほど、ハンバーグの方が料理の腕が振えるってワケですね」
さ「はい!」
フ「では最後に、カメラに向かってお得意の表情をお願いします」
さ(にまにま~)
フ「(笑) ありがとうございました」
さ「ありがとうございました~♪」

これ、一時間くらい続けたかった
でもファイミルがディレクターだとオーディションにならないね。最初から さっちゃんが合格!に決まってるからw


かくて面会イベントは終わり
顔なじみのファン仲間とコンビニで時間を潰してミニライブへ


今回のライブ、ミニコーナーは『直感テイスティング・ゲーム』
よせばいいのに、またもや優等生チーム(まり・にゃろ)と悪ガキチーム(さち・れな・あさみん)に分かれる

罰ゲームはクエン酸サプリ――舐めた途端、5才は歳を取る、というほどの酸っぱさ


マスクをつけて、いざテイスティング

なんだこりゃ?

先攻は悪ガキチーム
裏返しで引いたアイマスクは――
アントワネット・あさみん
ゴルゴ・れな氏
飛雄馬・越幸子

お題はキューブ状に切ったヨウカン
会場から「おおーっ!」の どよめき(お約束w)
でも、簡単だよ。あっさり正解
まりにゃん「大きく切り過ぎた~(汗)」

後攻の優等生、マスクは――
熱血マスク、飛雄馬・にゃろ
クールなマスク、ゴルゴ13・まりな

お題は茶碗蒸し
これも簡単かな、と思ってたら
まりにゃんはあっさり当てたけど……

れなし、にゃろの顔を上げさせてスプーンで喉に流し込む
なんか、ジェルみたいなもの?という食感しか分からない にゃろ……ん?ゼリー?

かくて、罰ゲームは にゃろだけ、となったのだけど、そこは優等生まりにゃん、私も付き合う、とチーム愛

じゃあ、手の平向けて、とサプリのボトルを持つ さっちゃん
「さっちゃん怖い!れなちゃんがいい~」
と、慌てる まりにゃん――こんな時、想定外の盛り方をする――会長・さっちゃんの無茶振りを知っているのだw

かくて――
くう~っ!酸っぱい~っ!!
5才歳を取る、まり・にゃろ

そして、ファンの期待
巻き起こるあさみんコール(お約束w)

ええーっ!と、しぶしぶ手を出す あさみん
そこに ちょぴっとクエン酸を乗せるさっちゃん

あさみん「ここは……バラエティ的にはたっぷり乗せてよ!(汗)」

かくて、大爆笑でコーナーは終わる

すっかり満足したファイミルは、ライブ後の握手会でメンバーを廻る
――ひとりひとり、今度は何て褒めようかな~、と知恵を絞りながら……



アイドルの振付師にして姉貴分、T先生はかつてこんなツイートを書いていた――
『女の子ってぇのは、すーぐ自分の良いとこ見失って自信喪失する生き物なんだなぁ(略)……だから皆さん、アイドルのことはたくさん甘やかしてたくさん自信付けさせてあげてね。
厳しいことは近くの人間が言ってるからね。』


嫌な思いをしたり、させたりする日常の社会生活――敵味方を作っての打算と中傷。褒め言葉だって取り方ひとつでハラスメントだ。
うんざりする、疲れる……

そんな中、ユルリラポは、ひたすら褒めても構わない対象だ
あのコ達を見ていると、私の頭にはいくらでも褒め言葉が浮かんでくる
歯が浮きそうなほど、私はこのコ達を褒めそやしたい
そして褒めれば褒めるほど、自分の荒んだ心が浄化されていく感じがする

こんな言葉が胸に浮かんだ――

girls in heaven , that's yururirapo!

帰りの電車の中、私はそんな気持ちを噛みしめたのである


では、締めの写真――
ライブ後のワンショット
再び理想の姪っ子、さっちゃんの許へ

「さっきは『インカの美女』だったから、今度はキュートな女の子で……
可愛いコちゃんっぽく……いや元々可愛いコちゃんだけど(汗)」

馬越幸子は私の『理想の姪っ子』

だけどまあ、ただただ褒めてりゃいいってのも――
『叔父さん』とは脳天気なものだなあ……と思わなくもない