空はどこから/猫の長靴 -7ページ目

空はどこから/猫の長靴

日記は苦手だけど、何があって何を思ったのか、あんまり分からなくなるのもねぇ(´Д`)
だからちょっとだけ、記録を残します。

最近ハマっている徒歩訓練、前回初めて登山にチャレンジして、妻がコケた
筑波山の岩場で膝を打って5針――まだ抜糸が済んでない

ハードなのは無理だけど、自然公園の散策ならどうかな、イヤになったらすぐ帰れるし……
歩けるだけ歩けばいいよ、オレは足りない分、走るから
何しろ、身体が余って仕方がない、足が筋肉痛を恋しがるのである

ということで、18日は県立柏の葉公園――柏市なら家から程近いしね

駐車場から、サクラ並木を辿る。花の季節はそりゃキレイだろうけど、私は初夏の落葉樹の葉っぱ――緑のトンネルが好きである


ヤマモモ、赤い実がたわわ
落ちているのをー個、かじってみたら、意外と旨かった

あるはずの噴水が枯れている
今、水を張らなくていつ使うんだよ?
と思ったけれど
そういえば、今、首都圏のダムは記録的な渇水――水不足であった

競技場では流山市の中学対抗陸上大会をやっていた


地味に繰り広げられていた砲丸投げ競技

「何かさ、こういう競技会を見つけて、半日ぽけ~っと眺めてるのもいいよね……
スポーツなんて、選手の元気な姿さえ見れればいいんだよ。一流選手でも地方大会でもおんなじさ」
「そ~なの?」

池を巡る――


スワンボートに乗りたいと妻が言いだした……けど、漕ぐのは私ひとり、けっこうハード


カモ君、おいで――と言ってたら


コイが大挙して寄ってきた
エサを貰えると思ったらしい


黒いコイが直進する姿はまるで魚雷

ぎょえ~(魚影)!?
と驚いたのだった

ボートをおりて、別行動
木漏れ日の中を走り出す



藤棚――花は終わっている、でも鈴なりの豆の実
植物には四季それぞれの味わいがある

寄り道して日本庭園を一巡り

苔むした歩道がつるつるに滑ってちょっと危ない。一人で来て正解かな?

池に戻って、カモのご夫婦


かくて約2万歩、程よく汗かいて妻と合流
せっかくだからと近くの温泉に入って帰路につく

妻が意外と調子良く「平場なら歩けそう」と言うので、明日の日曜日はかねてから考えていた
「草加市12寺社巡り?」に行っちゃおうか、となった――それはまた次回のブログで


おまけ
柏市で思い出すのは、このコ

カシワ二ちゃん
おでこの柏の葉と細い目が何ともキュート
去年のお祭りで偶然見かけた
私のお気に入りキャラであるw
猫プログ、しばらく空いてしまった
特に理由はない、チビ達は健やかです

さて、今回のネタは、おめぐのシャア!

かつて、まだおめぐが登場する前
『シャーとフゥー』という記事を書いた

フゥーッ!は敵意
シャーッ!は恐怖
シャーは怯えているだけ……だから怖い人じゃないって、いつか分かってくれるよ
――というネタだった

実際、あっきとけいたは無理やり捕獲したテイだったから、フゥー!も シャー!もだいぶやられた
そのままぶら下がるほど、あっきに指の付け根を咬まれたことがある
とっさに「怖くない、怖くない…」と呟いたけど……ナウシカとテトみたいにはいかなかった(泣)

おめぐは迷子になって保護を求めてきたヤツだから、私たちに対する恐怖心がない
甘えてくる。なんぼでも触れる――
保護した翌日には膝に乗ってきた
あき・けいとの果てしない闘争劇はなんだったんだろう、と夫婦で慨嘆したものである

そのおめぐ、最近のトレンドは――門番
夫婦で出かけて、家に帰ってくる
そぉ~っとドアを開けると、おめぐが玄関で見張っている

ペットシッターさんに留守をお願いした時、ドアを開けるとシャー!と威嚇されたらしい
「不審者から家を守ろうとしたんでしょうね、感心な おめぐちゃんですね」と言われた
……そうなの?

翌日、出張から帰った私にも、玄関でシャー!と威嚇した
パパを不審者と間違えてるよ、あはは――
と、その時は笑ったものだった

ところが……
どうやら、自分でその興奮が気に入ったらしい。玄関でやたらとシャー!を言うようになった

シャーを言おうと身構えている


このシャー顔、あんまり酷いんでアップするかどうか迷った↓

帰りっぱな、愛娘にこの顔されたら、パパはへコむぜ(泣)

最近、分かってきた
どうやら門番おめぐにあるのは、我が家を守ろうという健気な気持ちではなさそうだ

めぐのシャーは「この家の主はあたいだよ!あたいが一番エラいんだよっ!」ってえ意味なんじゃないか?

さて、大きなお兄ちゃん達は、というと
部屋の入り口にて、まるで狛犬

毎度お馴染み、顔を半分隠してこちらを窺う、巨人の星の明子さん――あっき


階段で保護色になってるよ――どろろん・けいた


ちっちゃい子が一番威張ってる
人の子も猫の子もおんなじだね

先週の8~10日、京都にいた
京都といっても、先斗町(ぽんとちょう)界隈をうろついたわけじゃない

私の現場はヤマの中――京都という処は、碁盤の目の「京(みやこ)」を外れれば、あとは奥深い山里なのである
泊ったのも、奥まった山荘である
それが嫌だというのではない、そんな京都が好きである

京都府内、里山の風景


途中、立ち寄った物産センター


へえ~、猪チャーシュー弁当かあ
地元の連れに「これ美味しいの?」と聞いたら「わしゃ知らん」
レジのおばさんに聞いたら「食べたことない」
……鄙びた場所であるw

今回は概ね、京都北区から福井県にかけての山林を歩いた
京都府と福井県の境、五波峠
下って行けば日本海――
関西にいた頃、社員旅行で小浜の民宿に泊ったことがある
ふぐ鍋、ふぐ刺、唐揚げ――ふぐだけで腹がはち切れるほどのボリューム
私は焼きふぐ――ゴロンとしたふぐの身を炭火で焼く――をわしゃわしゃと食べた。量を食べるにはこれが一番効率が良かった
結局、ふぐは食べ切れずにたくさん残してしまい、幹事さんは民宿のオーナーに文句を言われたらしい

東京はお金さえ出せば何でも食べられる
でも、本当に美味しいものは本場でこそ味わえるもの
本当の贅沢とはそういうものだ


里の話はこれくらいにして、山に入る
カンタロウ君、お出迎え
宮崎県でも見かけた日本最大のミミズ
イノシシのご馳走である

「ほれ、カエルの卵やで」
地元の連れが指差す先に――
この白い玉
モリアオガエルじゃないか~!

私がこれを初めて見たのは岩手県
カエルは普通、水の中に寒天状のタマゴを産む。モリアオガエルは水辺の樹木を登り、樹上に泡のタマゴを産む。
生まれたオタマはポトリポトリと池の中に落ちていく――タマゴの段階で捕食されないための知恵である
東北のカエルだと思っていた。ここにもいたのか!

切株が苔むして、その上にスギの稚樹が生えている
羽根飾りの付いたハットのよう
これは北海道のエゾマツでもよく見かける稚樹の更新の姿


沢沿いを伝って歩く
名所ではない、名もない滝
湿った緑色が綺麗だ

岩が反射する琥珀色の水


澱みに眼を凝らすと、魚影

「これ、何?」
「アカモトや」
「オショロコマみたいなもの?」
「よそでの名前は知らん」


岩を覆う苔、苔は土となり、羊歯や草本類が生える――やがて土が厚みを増せば、木本類も芽を出すことだろう


そして

森がつくられる


クォックォックォッ、クォックォックォッ……
山肌から音が聞こえる

これの大きなヤツが鳴いているらしい
ヤマに木霊する何かの鳴き声、姿の見えない何かがいる――

コダマ

そういえば、あの水辺の森、苔むしたケモノ道、きれいな色彩で描けていたなあ

『もののけ姫』

森の神とタタラビト(人) の共存の道はきっとある――アシタカは言った

森は壊され、子孫はみんな小粒でバカになっていく――森の神、乙事主は言った


この日、私が訪れたこのヤマに、大きな神は居そうにない
でも、何かは居る、気配がする

カタカタ、カタカタ……
音を立てるコダマの姿が見えるようだ


「人間」は所詮「自然界」の一部、敵対する位置になどいない。ましてや庇護する立場など、思い上がりも甚だしい

力任せに自然を捻じ伏せようとするほど、莫大なエネルギーを消費する
コストパフォーマンスは悪化し、事業が成立しなくなる

自然の力に逆らえば逆らうほど、結局は損をする
自然界の法則に従いながら、その恵みを享受する
それがヒト科ヒト属の賢い営み
――林業に携わっていると、そんなことが見えてくるんだよ