空はどこから/猫の長靴 -41ページ目

空はどこから/猫の長靴

日記は苦手だけど、何があって何を思ったのか、あんまり分からなくなるのもねぇ(´Д`)
だからちょっとだけ、記録を残します。

20日、代官山LOOPでのユルリラポ対バン

代官山に来るのは2回目
前回は谷川さんの詩の朗読会、駅のすぐそばだった。
この日は歩くこと十数分

代官山って、セレーブなイメージを持ってたけど……ホントにそうだった
牛丼屋でもあったら腹ごしらえしようと思ってたのに、影も形もない
ツタヤもファミマも、外装・内装が違って、何だか知らない店みたい
道産子とうさん、驚いちゃったよ(汗)


ユルリラポはオープニングで登場、特典会は終演後、2時間以上、長かった~

いきなり特典会の話をしてしまうと――
ユルリラポ物販場所の後ろ、ドリンクバーの階段から会場を見渡していて、
「あれ?綺麗な人がいるな~」と思ったら、こちらに近づいてくる。
良く見たら……あさみんだったw

久し振りの私服の登場に、ファンがザワめく――
あさみんは黒地にドットのドレス、胸元のジッパーが色っぽい
さっちゃんのオシャマ・ハット
まりにゃん、テッパンのワンピース
ツィッギーれな氏は、シュッとしたパンツ・ルックが似合うんだ
そして可愛い系ニャロの白いブラウス

代官山で「お~っほっほ♥」
私のセレブたちにお嬢様笑いをしてもらった




この後、姪っ子さっちゃんと「代官山でお買い物デート♪」の写真も撮ったのだけど――
これは家族のプライベート写真なので非公開w……ん?


さて、時間を巻き戻してステージのこと――
この日は整理番号なし、入場は早い者順だったので、1時間半前に着いたら、例によってSちゃんが先に来てる
2人で上手最前――ポジショニング成功w

さっちゃんの正面で
♪aitai aitai 君に~♪

この日、さっちゃんと れなしは同じ髪飾り、双子座みたいだった
腹違いの双子――ってのはオヤジギャグだな

午前2時
シャバダバ
きっと夢は
夢ふわ
そして――aitai

30分、5曲。
いつも上手端に居るから
同じ場面を何度も観てる
同じ振り付けでも5人それぞれクセがあって、
例えば――
きっと夢は~で右手を振り上げるダンス
まりにゃんは腰を捻る
れなしは縦に伸びあがる

午前2時~
まりにゃんは長い手足を伸びやかに使う
あさみんはコンパクトにまとまっていてシナがある

さっちゃんの はにかみトチリ――今回はシャバダバ~の手を縦に振るダンスでタイミングがずれたw
一番目が向くから、こういうのを見つけ易いけど……我ながら人が悪いね(汗)


対バンで30分って、けっこうなお得感
あ~満足だったねぇ、とSちゃんと笑い合って後方に下がる

ユルリラポの次は男性ユニット
ONIGAWARAは面白かったな~
男性2人組のユニット、ファンも大半は男性。
なのにコミカルな振り付けでアイドル並みにノリノリ、私もいつの間にか手拍子していた
こういうの、イイな~
もう、女の子のユニットばかり見飽きたよ(汗)

男性ユニットONIGAWARAには男性ファンがいっぱいついている。
次に登場したバニラビーンズにも女性ファンがついている。
今のところ、ユルリラポには女性ファンが少ない
男なんか、ついてくる奴はついてくるんだよ
同性に支持されるパフォーマンスを目指してほしいな、と思う


さて、何とか立っていられたのはこの辺まで
バニビの途中まで観て、後は喫煙所のソファーに腰掛けていた。
前夜、湿度が高すぎた上にエアコンで底冷えして、かなりの寝不足。職場は体調悪いと言ってフレックス退社したが……ホントに悪かった(汗)

無理せず帰ればいいのに、と右肩の天使が囁くが、左肩では「今を生きなくてどうする!」と悪魔が叱咤する。
頑張ってでもここに来た理由――

私はアイドルが好きな訳じゃない
ただ、ユルリラポが観たいのだ

若い女の子もどうでもいい
ただ、さっちゃんに会いたいのだ

さっちゃんのどこがいいの?
と聞かれたら、回答に迷う
姪っ子だから……にはいろんな意味が含まれている

良くないところ、と聞かれるならば、回答は――
さっちゃん、美人過ぎるんだよ
……ここにもいろんな意味が含まれている


あ~早く夏が終わんないかな~
ユルリラポの次のライブは30日
それまで何して過ごす?……
空に憧れる とは 風になる
ということだ
そして風が立つ とは 命を生きる
ということだ

風とは大地の呼吸だからである



かつて観た特番――
スタジオジブリの駐車場、コンクリートで舗装してあるのだけれど、ところどころに四角い穴が空いている。
そしてそこから わしゃわしゃと雑草が伸びている――

「人間が自然の力を抑えつけるのが癪だから、意地でも草を生えさせてやるんだ!
……私の小さな拘りですよ」
宮崎駿はそんなことを言っていた


ハウルでやりたい放題をやった宮崎駿は『風立ちぬ』で『紅の豚』のリベンジをやった。
空を飛ぶ夢、描きたかった飛行機の世界。

豚は新鮮味がなく消化不良だった
キャッチコピー「カッコイイとはこういうことさ」――疲れたお父さんを元気づける映画――というコンセプトが果たせたかどうか

風立ちぬは、遂にやったね!と思う。
美しく緻密に、飛行機の世界を描ききった。

そして群衆シーン
関東大震災の混乱をCGを使わずに描く――
群衆の一人ー人が生命(アニマ)を持って ぐにぐにと蠢いている
これも宮崎の拘り――担当したアニメーター達は、その手数の膨大さに発狂しそうになったらしい

そして光――
冒頭のシーン、みどり色の単調さに「あれ?手抜き?」と驚いた。
草木の緑、その色合い・濃淡は植物の種類ごとに違う。更に陽光の加減で複雑に変化する
自然界には「単調なみどり」など存在しないのだ
――と思っていたら、これは夢落ちのシーンだった
二郎と菜穂子が再会する高原の景色、そのみどりの霊妙さ!これは現実



主人公二郎が残り僅かな妻との時間を犠牲にして作り上げた飛行機――それは人殺しの道具
そしてゼロ戦は敗戦後、ー機も残らなかった。
それでも、亡き妻の幻は二郎に「生き続けろ」と告げる

命は断ち切るものじゃなく、消えるまで燃え続けなきゃならないもの

せっせと人殺しの道具を造り続けた技術者に罪はないのか
これが戦闘機じゃなく、せっせと「原爆を造っていた科学者」が主人公だったとしても、同じドラマが成立したのだろうか


宮崎はこの映画で再び引退宣言をしたけれど――どうかな

国宝級の人だから、死ぬまで休ませて貰えないんじゃないかな

だから、もういいと思う。好き勝手をやっても。
どうせ何をやってもお客は入るよ。
新作が公開される度に、宮崎サーカスは世界を席捲するんだ。


「あなたは生き続けなさい」
ラスト、妻の幻にその一言を言わせた
そして二郎は「ありがとう」と答えた
――宮崎の心境とは何だったのか


「私は死ぬまで生き続けます。それが自然の摂理だからです」
それは老境に至った宮崎の遺言

結果なんて、生きてみなければ分からない
宮崎駿は偉人である――
この書き出しで始まる宮崎アニメの記事、見返すと2年前の1月だった。

そのブログ記事は東映動画以来の宮崎アニメの思い出を語り、トトロを最高峰として、もののけ姫で終わっている。

その後の作品、千と千尋こそ映画館で観たが、他は足を運んでいない。
基本、宮崎作品は必ず面白いが、期待を超えるほどではなくなっていた。だから億劫になっていたのだ。


先日、レンタルビデオで『ハウルの動く城』を観た
そして俄然、書きたくなった
この映画が何を意味するのかを――




華やかなりし頃のハリウッド
ジョン・ウェインとキャサリン・ヘプバーンは、正に「最もアメリカらしい」銀幕のスターだった。
この二人が老年になってから『続・勇気ある追跡』で共演した。

その時の映画雑誌の記事――
オールドボーイの憧れの的!キャサリンがジョン・ウェインと西部劇で共演!


『ハウルの動く城』を観て、この記事を思い出した。
日本の銀幕スターで「オールドボーイの憧れ」と言えば――
倍賞千恵子さんだよなあ~!

『下町の太陽』の瑞々しい清潔感
『霧の旗』の怖いほどに気丈な娘
そして『男はつらいよ』で演じ続けた賢い妹

その倍賞さんが、キムタク相手に冒険活劇を演じてる!ロマンスを演じてる!

これ、堪んないね~!


少女と老婆、両方の声を倍賞さんが演じるのに違和感があったという人もいたようだけど、
それはその人が「オールドボーイ」じゃないからである。

私の勝手な想像だが、宮崎駿は若い頃から銀幕の倍賞さんに憧れてきたのではないか
――だからヒロインをオファーした

倍賞さんに演じて欲しかったのだ
愁いのある小娘と、オキャンなおばあちゃん、そして全編を通じて凛々しく逞しく賢い女性
――オールドボーイの憧れとして


さらにこの映画、魔女宅の加藤治子さん、もののけの三輪さんといった懐かしい声
そして登場人物には例えばナウシカ・クラリスの、あるいは湯婆婆・ドーラの面影がダブる

これって「宮崎マンガまつり」だなあ

なんだか、宮崎駿が老人力を発揮して、やりたい放題をやっているように見える
これこそオールドボーイ・宮崎駿の憧れの世界、束縛から解放された世界、という気がするのだ


私にとって
幼少期に観た東映マンガまつり、ホルスに長猫。
青年期のカリ城、そしてナウシカ公開という「事件」
映画デートで彼女(今の妻ね)と観た豚に魔女宅、ポンポコ


数十年の時を経て――
『ハウルの動く城』は堪らなく楽しい映画

オールドボーイ・ファイミルにとって、宮崎駿って、やっぱり憧れだなあ~
……と、今更ながら思い至ったのである(*´ー`*)ゝ