何故prediaのネタを書かないのか、と聞かれたことがある。
私は基本、ブログには非難がましいことを書かないようにしている。
SNSにアップするからには、その言葉は公けのもの、読み手を不快にさせることは書くべきではないと思うからだ。
今、prediaを書こうとすると、どうしても褒め言葉だけでは納まらない。

prediaのメジャーアルバム『孤高のダリアに口づけを』
私はこれが好きになれない。
それでも書こうと思ったのは、
この曲――
『You're my Hero』が入っているから
今回のアルバム、不倫だの愛欲だの、ドロドロの世界を描いて、最後は『Wedding Story』で締めるというコンセプトらしい。
……この世界観でハッピーエンドは強引だろう、という気もするが
でも、そうであれば、明らかに異質な曲――このコンセプトで並べようのない曲が2曲含まれている。
『BABY KISS』と『You're my Hero』
だから私は考えてみた
このアルバムが一連のストーリー物、つまりー幕の演劇だと仮定すると、並びはむしろこうなるべきだ
幕が上がって、まず軽快な『BABY KISS』
演劇でよく見るような、演目とは別に出演者全員での身体慣らしのダンス。
ここではとびきりのハッピーソングで跳ね回る。
↓↓↓
そして演目――
官能小説かよろめきドラマ
昭和歌謡のドロドロの愛憎劇が展開される
熱いのその指がうごくだけで 薄い唇が歪んだだけで 恥ずかしい気持ちを許せば あぁどんな私が生まれ出すの
焦れるあなたで熱くなるの 最初はただ激しく その後でもっと深く 嫌というほど抱いて強く
……これ以上拾えない
彼女たちはこの意味が分かっているのだろうか
罪というより神に近い魅惑のヴィーナス
赤い隠匿の扉
秘匿のパラダイス……
空虚な言葉がミラーボールに踊っている
散々男漁りをして
最後に結婚で納まっておしまい――
↑↑↑
一旦静まってからのカーテンコール
演者がー列に並び観客への感謝を伝える。
それは彼女たち自身が紡いだ歌詞
『You're my Hero』
世界中のどんな喝采より
あなたの笑顔が嬉しくて
今日も歌い続けるよ
どんなときも You're my Hero♪
これはー幕物のバーレスク(茶番劇)だと思ってみる
もちろん、彼女たちは一所懸命演じている
悪い女の愛憎劇に挑戦しちゃった
面白かった?
prediaがドロドロの愛憎劇を演じてたよ
へえ、変なの。prediaのコンセプトってparty感じゃなかったっけ?
うーん、でもそれはそれで珍しくて良かったよ
そして、次の新曲から2幕目が上がる
『Sparkring』の華やかさ
『きみみたいに』の温かさ
『Sunburned Heart』の愁い
『Re:start game』の希望
第2幕、The predia!
だよね、来たぜ~!本編が!
prediaのワンマンを観ると、彼女たちのパフォーマンスはやっぱり華やかで、愛らしい。
なのに、何故こんな楽曲ばかりが与えられるのだろう
3年3ヶ月前『ハニーB』リリースの頃、週刊アスキーでpre-diaが紹介され、てるみん、あかねん、まりにゃんが登場した。
その写真――3人がSEXYドールを着せられていた。そして小さなコマでデニムとTシャツ。
「僕はジーパン姿の写真の方が好きです」
ファンがツイッターに書いていた。
ファンが彼女たちに望むものと、業界がやらせることは、何故こんなにも違うのか、と思った。
メジャーデビュー、きっと大切に扱ってもらえる、彼女たちのコンセプトを生かしてもらえる――そう思っていた。
それは私の見当違いだったのか
それとも、今は奇妙な夢を見ているのか
一番気になるのは、彼女たち自身の気持ち――
10人いれば、当然個人のバラつきがある。
メジャーで売れたい、は共通として
官能小説ばりの楽曲を渡され
「大人だからエロです」という売り方をされたとき
それで売れるなら何でもやる、という子
え?嫌だな、と感じた子
何にも考えていない子
もし、マイナスの感情があったとしても、彼女たちがそれを表に出すことはない。
彼女たちが頑張ってるんだからトコトン応援する
頑張っている彼女たちを悪く言うのは許せない!
そうだろうか
これがこのまま続くなら……
彼女たち自身が本当にこんな世界観に納得しているのなら……
分かっている
私がバーレスクを演じていたのだ
不快に思った方もいるでしょうが、
私はこの記事、一所懸命書きました