8月6日にメジャーデビューした。
私はこのユニットに自分勝手な夢を託し、その売られ方と自分の理想とのギャップに愕然とし、沈黙した。
10日はメジャー後初のワンマンライブ………不安だった。
prediaのカラーが変わるのではないか。
もし、アンコールでボディコンを着て登場───なんてことになれば、私はトドメを刺されることになる。
でも、結果として───
今回のライブは素晴らしかった。
そのステージはこれまで積み重ねて来た路線の延長上にあり、しかも遥かにパワーアップされていた。
長期に亘ったリリースイベントが、千本ノックのように彼女たちを鍛え上げ、研ぎ澄まされたパフォーマンスとなったのだろう。
逆に、気張りすぎて、後でポキンと折れなければいいのだが……というのは考え過ぎか。

皆、素晴らしく上達していたが、特に眼を引いたのは あかねん。
ダンスの切れが別人のよう。
冒頭から気迫の籠もった歌声が飛んできて、このテンションで最後まで持つのかな、と思った。
彼女たち自身で決めたセトリには思いが込められていて、特に『DIA LOVE』と『きみみたいに』──prediaの歴史を象徴する曲──の使い方に、ファンへのメッセージを感じた。
でも、これからを思うと、やはり私の胸の曇りは晴れない。
彼女たちが口にする目標──
「オリコン1位」「ドームでコンサート」
それはつまり「勝ちたい」ということであり、そのために「数を集めたい」ということである。
何のために勝ちたいか、何をやりたいのか、は安易に問えるものではない。それは個人の矜持である。
でも、「何をやって勝つつもりか」は、やがて見えてくる。
もし、ローションやバブルのような売り方がエスカレートするとしたら……
数を集めるとして、そのターゲットは「元気な課長さん」なのか「同性として憧れる女性ファン」なのか、あるいは……
私は家族連れ、特に子供たちに愛されるprediaを夢見ていた。
それは私一人のディ・ドリームなのか?
prediaの特徴は、ハイヒールという制約を課しての、ストイックなダンスパフォーマンスにある───これはおそらく、他に類がないと思う。
そこから導かれる売り方は、「エレガントさ、ゴージャスさ」であるはずだ。
それでいて内面は、「無邪気で健康的」
───私はそんなprediaが好きである。
沈黙すると言っていながら、今回長々と書いてしまった。
当面、私はステージを見守るだけの参加を続けるつもりだ。
高見を目指すアーティストであれば、接触なしで満足できる、そんなパフォーマンスを観せてほしい。

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