物事の真実を簡潔に鋭く表現した語句。警句。金言。箴言(しんげん)。
提供元:「デジタル大辞泉」
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バカリズムさんの芸名はアフォリズムのモジリじゃないかな、と思っている。
31日、バカリズムさんの単独ライブ『なにかとなにか』に行ってきた。

私はこの人の笑いのセンスが好きである。
いわゆる爆笑ネタ(ギャグ)ではない。
くすぐって、くすぐって……ブハッと笑わせる。
言葉と格闘している。
ネタを練って練って練り上げる、ストイックさを感じる。
まだ初日明けなので、ネタばらしは出来ないが、
特に「アテナゲーム」が気に入った。
言葉を矢継ぎ早に積んで積んで積んで……最後に「ん?」とつっかえる。
「一休さん」も良かったな。
笑顔で毒づくところ──トンチの予定調和なんて認めないよ~、という感じ。
幕間の映像も面白かった。
「うさぎと何か」が競争する絵物語。
「何か」にはモザイクが掛かっていて、下から10本の足が覗いている。そして口(と思しきところ)から緑色の液体を垂らしている。
エグ可笑しい。
妻は「女子と女子」が気に入った(胸に刺さった)らしい。
アラサー女子の軽薄なおしゃべりを活写し、どんどんエスカレートする。
エンディングのトークで本人が言っていた。
───このネタ、男3人で缶詰め状態の時に作った。
男同士では受けたけど、ライブでどうかなあ、と不安だったとか。
でも、女性芸人が同性を描く時の容赦ない汚し方とは違う。
こんな女子たちに相手にされない自分、というのが一方にいて、そこはかとない羞恥心がある。
それがバカリズムさんの個性。
愛嬌のある人だなあ、と思う。
さて、ここで褒めて終わってもいいのだけれど、不満を一つ。
それは───「風刺」の精神がない、ということ。
TVなどを見ていて思う。
今の芸人さんたちの笑いの技術は凄い。
昔のように、ワンパターンのお約束で「こりゃまた失礼!」と言っても、今の日本人は笑ってくれないだろう。
でも、牙がないのである。
笑う対象は同じ目線の庶民、または自虐。
権力・権威の欺瞞を突き、痛烈に笑い飛ばす「社会風刺」がない。
バカリズムさんではないが、弱いものイジメで笑いを取ろうという風潮まであるのには、嫌悪を覚える。
強いものを批判してはいけないという不文律が、今のマスメディア・芸能界にあるのだろうか。
だとすれば、日本はとんでもなく不健康で閉塞的な時代に入っている。
では、昔は風刺の精神があったのか?
───あった。それについては、後日ブログに書くつもりである。
高度に磨かれた笑いの技術を、強い者をからかい、弱い者が溜飲を下げる、という方向に使ってほしい、と私は思っている。
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おまけ───
会場に沢山いたスタッフさんたち、きっと「マセキ芸能社」の若手タレントなんだろうな、知ってる顔いないかな………と思っていたら、
ロビーでばったり!
つい声をかけた───
「カントリーズさんですよね?」
『週末にしたい10のこと』──私のブログにはしつこいほど出てくる番組──の「若手芸人プレゼンタイム」に出ていた、本格派漫才コンビだ。
↓この人たち

考えてみれば、さっちゃんを原点として通い詰めたアイドル現場───
もし、私がお笑いライブに通っていたら、「姪っ子のさっちゃん」ならぬ、「甥っ子のすー君」を見つけ、応援していたかも知れない………かな?
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