CD『Crazy Cat』のリリイベも今日で終了。
先日、カップリング曲『シルキーレイン』について書いたので、今回は『Crazy Cat』である。
とはいえ、私は色恋ネタは苦手だ。女性に迫られたこともないのに、こういう歌詞は分かんない。
だから、「本物の猫」の曲だと考えることにした。
それならいっぱい実例を持っている。
『Crazy Cat』つまり「性悪猫」
ポール・ギャリコに『猫語の教科書』という奇妙な本がある。
猫がタイプライターを使って書いた。(ポール・ギャリコは編集者)
野良猫の境遇から抜け出し、人間の家に入り込んで、人間を支配していく方法を、後輩の猫たちに伝授する本である。
↓著者、執筆中
著者(猫女史)は言う
人間を落とす場合、男は簡単に落とせるが、人間の女には油断するな。
彼女たちは我ら猫族と同じ性向を持っている。
策謀を見破られないよう注意すること──
夫婦で猫を飼っていると、たいてい夫の方が甘い。
妻が甘やかすなと怒る。
だって、こんなに愛されているのに、と夫が弱々しく口ごたえする。
このコはあんたのことなんて座布団としか思ってないわよ!と追い討ちをかける。
そんなことないよね~ふぁい(愛猫の名前)ちゃん、と頭を撫でる。
ふぁいは目をつぶって喉を鳴らしながら、「こいつ、チョロイぜ」と思っている。
塩分補給のために、ちょっと指でも舐めてやると、
オレは愛されてる!と有頂天だ。
動物の雄は雌を巡ってケンカする。雌は勝った方の雄につく。
だが、猫は違う。
勝った方につくとは限らない。自分の好みを優先する。
希有な動物である。
和歌山に住んでいた時、ベランダで雀の悲鳴が聞こえた。
ふぁいが雀をくわえてベッドの下に駆け込んだ。
次第に弱っていくチュンチュン鳴く声と、バリバリと骨を砕く音。
そうっとマットをめくると、真っ赤な雀の胸が見えた。
わ~どーしよ~。
血みどろの遺骸を片付けなきゃならない。
ところが、後でマットをめくってみると、遺骸は跡形もなかった。尾羽根が一本残っているだけ。
こんな悪魔を膝に乗せて、可愛いね~と背中を撫でている。
昼寝に飽きたらポンと蹴立てて降りて、お腹が空いたわ、美味しいものでなきゃヤーよ、と文句を言う。
つまり、性悪猫には「愛」もなければ「罪」の意識もない。気ままに狩るだけだ。
「どうなっても構わないって思うくらい~♪」なのは狩られた側。
猫は何にも考えちゃいない。
だから、
『Crazy Cat』は出来るだけ悪そうに歌い、悪そうな顔で踊ってほしい。
どう猛とか冷酷とかいうよりも「性悪」に。
↓性悪猫たち
今日のリリイベ、行くかどうか迷っていたが、サプライズがあって私は大満足だった。
まず、ボーカル2人が『Crazy Cat』を歌った。
パフォーマンスを諦めていただけに、これは嬉しかった!
やっぱり、生歌はイイ!
そして予定外の全員握手の復活。
私はすっかり嬉しくなってCDを買い足した。
ほら、ファン(人間の男)を喜ばすなんてカンタン。
しかも、猫は一番強い人間(=資金力がある、またはコアなファン)が一番好きとは限らない。
かくて、人間は喜んで狩られていく──
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