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月が
昨日と全く同じに見える
大きさ
色
形
今月は全く仕事をしてばかりいて
ここ数日
頭が働かず
ようやく今日休みが取れた
が
また仕事が増え
そちらは
好きな事なので
やりがいはある
働く事は人に役立つ
それは楽しい
あ
辛いの食べたからだな
もう便意が
今日美味しい麻婆豆腐をいただいた
どれも美味しかった
へしこ
というのもいただいた
豪華な食卓だ
一昔前には考えられなかった事だ
実に贅沢
これを目の当たりにすれば
次はどんな事をすればいいのか
贅沢は大好きだ
この為に頑張ろうとも思う
しかし
同時に寂しくもなる
毎日コーヒーとタバコがあれば良い
それだけでも贅沢か
今は自分がというよりも
それを誰かに味合わせたい
贅沢をさせてあげたいと思う
僕の周りは年上が多い
何事も無ければ
僕より先に死ぬだろう
月が怒っているように見える
したい
あげたい願いは一つだぞと
困ったものだ
聞く
聞くとすると
聞こうとする
聞いてるように見えるようにしようとする
聞くという行為
何をしながら聞いてるかという事
普通は何かしながら聞いているでしょ
でも聞こうとすると聞こうする
これが難しい
またはどうしたら自分は聞くのだろうとかか
具合が悪い
頭の天辺から
疲労がのしかかるのでなく
すーっと芯を通り降りてくる
眠い
とにかく眠い
でもやる事は沢山ある
何故だろう
今となっては
何故そうしたのか
わからない
一瞬一瞬揺れ動く
頭と心と身体
今こりゃ別々だ
別々なものになっている
睡眠を採っても
飯を食っても
いくら柔軟しても
呼吸を整えたって
統一にはならない
統一したと思ったら
すぐ離れる
揺れ動く
聞く耳が欲しい
駅で改札を通り
階段を降りる時
もう既に電車が来ているのにも関わらず
今日はゆっくりして行こうと
決めていたとしても
ドアが閉まり
電車が出るのを目の当たりにすると
当然のように寂しい気持ちになったりする
何故
乗らなかったのか
乗ろうと思えば乗れたな
にも関わらずだ
今
暗闇の中で
何故か75円のカップの小豆のかき氷を
食っている
スプーンで
あるかわからないかき氷を
スプーンで
何度もカップのギザギザの隙間を
ほじくっている
何故電気を点けないのか
それは
一度寝て起きたからの事だからだ
仕事場に仮眠室がある
四畳くらいの
ふかふかのカーペットで
布団でないのにもかかわらず
家で寝るよりも寝心地が良い
それはその為に作られた部屋だからだ
最近珍しく仕事が忙しく
朝から晩まで働いている
毎日
そのサイクルに身体も慣れてきて
その為に使う脳や
身体の筋肉がわかってきて
そんなに疲労感無く
こなす事が出来るようになってきた
お金も貰えるし
人の役にも立っていると思う
が何故
そうなっているのか
とも思う
今の内はそれで良しとしとく
がしかし
とも思っている
こうやって
窓を開けて
部屋で横になっていると
顔のあたりに
さわさわと
丁度良い強さの風が
新緑の匂いと共に
入ってきて
心地よい
重力に身を任せて
脱力していく
これがとても気持ちが良い
たまに通る車の音
人の声もする
どんどん力が抜けていく

