バンクーバーの朝日 | 花鳥風月文々草紙

花鳥風月文々草紙

独身女と愛しの文鳥との平和でのほほんとした日々と、料理や好きな手芸や音楽と言った趣味のブログです。

なかなか良かったです音譜


1900年代初頭、新天地を求め多くの日本人が

遠くカナダへ向けて海を渡った。

そこで待っていたのは、差別と貧困、過酷な肉体労働

だった。

そんな中、日本人街に野球チームが生まれる。

それが「バンクーバー朝日」だった。

体格の差から勝てない朝日だったが、自分たちにしか

できない戦い方を見つけ、勝ち進んでいく。

それは白人達にも評価され、日本人達の間で

その活躍は希望の光になっていく。

リーグ優勝を遂げた朝日。

喜びに沸く日本人達だったが、戦争の足音が

近づいてきて、やがて選手達はばらばらにあちこちの

収容所へ送られ・・

彼等は何を信じ、何を思ったのか。

歴史に埋もれた物語が動き出す・・
 厳しい差別の中、精一杯戦った日本人。

 最後に、所属した選手達の名前が全て出ますが、

 30年以上の歴史があったんですね。

 戦争が始まって、日本人達は収容所へ。

 結局選手達は二度と集まる事が無かったのです。


 あの選手達が、今メジャーリーグで活躍する

 日本人の姿を見たらどれだけ喜ぶだろう・・


 朝日が殿堂入りしたのは戦後60年後で、

 その時には、選手達のほとんどが鬼籍に入っていて、

 せめてもう少し早かったら、と思いました。

 こんなにもすごい日本人がいた、

 こんな事実が他にも埋もれているのかもしれません。




苦しい暮らしの中、練習し野球に打ち込む彼らの姿。

楽じゃないのに続けたのは、そうやって野球をしないと

苦しさに負けてしまいそうだったからなのかなぁ・・


長尺ですけど、飽きる事無く、野球がわからなくても

充分楽しめますよグー

今時の若手俳優さん達総出演で、

そう言うところも楽しいかなにひひ


思ったのは、日本人って実はすごいんだなって事。


最後に、おそらく元選手であろうと思われる

高齢の男性の映像が出ます。

しわの深い手が歴史を語ってる気がしました。


実は 「アゲイン」 と言う野球の映画も観たかったんです。

そしたら瞬く間に終わってしまってしょぼん

そちらを先に観れば良かったです・・

そんなに人気が無かったんだろうか、悲しいですしょぼん

評価は結構高かったんですけどね。



毛皮反対の絵本です、読んで下さい
http://moru.art-studio.cc/art/book.htm









にほんブログ村