ある思い出 | 花鳥風月文々草紙

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独身女と愛しの文鳥との平和でのほほんとした日々と、料理や好きな手芸や音楽と言った趣味のブログです。

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今現在も飼ってます、この子達。

と言うか、下僕状態ですがショック!


盛大に換羽中のお二人さん。

のんののくちばしがおかしくなったのも

どうやら換羽の影響だったみたいです。

今回の換羽、体中の羽毛が抜けてます。


昨日から三連休なんですクラッカー

久し振りに読書をし、お昼寝してまったり。

まとわり付くお嬢とのんの。

至福の時間でありますよグー


私が一人でさまよっていた頃、

そばには犬(さくら)と猫(かりん)がいました。

もう本当に密着して暮らした日々でありました。

決して良い飼い主ではなかった・・

でも彼等は私の事をとても慕ってくれました。


ある日、近所に住むおじさんがカラスのひなを

捕まえてきて、私にくれました、飼ったらどうかって。

ひなと言っても羽が生え揃ってもうすぐ

飛べそうなくらいに育っていました。


三日くらい世話したかなぁ・・


三日目、何と親鳥が見つけたんですドクロ

近くの木に止まって親が呼びかけるとひなも答えて、

ついに隙を見つけてひなは脱走ビックリマーク

私は、「あ~あ、逃げちゃった、ま、良いか」

と逃げたひなを見送ったら、何とさくらが

何も言われないのに自らひなを追って行きました。

でも悲しいかな、猟犬の素質もないし、

おそらくは私の元に追い返したかったんだと思います。


ひなは逃げて行き、さくらはすごすごと帰ってきました。

そしたら、今度はかりんが向かって行ったんです。

でも猫の体力ではどうにもならず、

結局ひなはやぶの中に消えて行きました・・


さくらとかりん、彼女等は実に申し訳なさそうに

私の前に座って見上げました。

「ごめんなさい、捕まえられなかったの・・」って。


この子達は私のために何かをしようとしてくれた。

ただ喜ばせるために・・


宝物のような思い出です。





毛皮反対の絵本です、読んで下さい
http://moru.art-studio.cc/art/book.htm



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