名作の誉れ高い1976年の作品のリメイクです。
今回はネットのいじめも入ったりして、時代に合わせて
変更もありますが、余計に陰湿になった感があります
地味で冴えない女子高生キャリー。
体育の後のシャワーの時に彼女に初潮が訪れる。
何の知識も無く、パニックになるキャリーを笑い、
からかうクラスメート達だった。
この事を怒った担任は、毎日居残りの体育の授業を
受けるように生徒達に言い渡した。
そうしなかったらプロフへ参加させないと・・
いじめていた生徒の一人スーは自分のした事を
反省し、自分の彼氏トミーとプロフへの
参加を申し出る。
最初は疑っていたキャリーだったが、
彼女の真意を理解し参加する事を決めるのだった。
キャリーいじめの中心だったクリスは
授業を放棄しプロフへの参加を禁じられ、逆恨みする。
そして彼氏と恐ろしい計画を思いつく。
その計画を知ったスーが会場へ知らせに行くが、
すでに遅かった・・
キャリーの怒りが爆発する時、
そこは惨劇の場となるのだった。
前作の主演はシシー・スペイセク。
地味で、いじめられっ子のキャリーの
イメージそのまま。
どうしてもあのイメージが強烈に残ってましたが、
今回のキャリーはとても可愛い
それは良いけど、もうちょっと地味なイメージの方が
リアルだったかも・・
学校では友達の一人もいなくて、
家に帰れば狂信的な母親に監視される日々。
そんな中、キャリーは念を込めると
ものを動かしたり壊したりできる事に気が付きます。
プロフに参加する事を決め、
母親の反対を押し切ってドレスを縫い、
阻止しようとする母親を自分の能力を使って
部屋に閉じ込めてしまいます。
今までの人生からは考えられないような、
夢のような時間を過ごします。
あの事件さえなければ、と思いましたねぇ
一人の悪意が取り返しの付かない結果を生む。
キャリーの母親、どうしてこうなったんだろう・・
スティーブン・キングの作品にはちょくちょく出てきますが、
そのモデルになる人物がいたのかな。
今回の母親は仕立ての仕事してるけど、
前作だと町の家々を回ってお金を集めてたっけ・・
何事も無ければ、キャリーの人生は輝かしい
ものになっていたのだろうし、
そう思うと余計に悲しくなるんです
エンドロールでのびっくりし掛け、今回は
違う形になっていて、そこを指摘する人もいましたが、
これはこれで良かったんじゃないかと思いました。
こちらの方がキャリーの悲しさとか、
無念さを表してるような気がして・・
前作のキャリーは赤いドレスで、
今回のはピンクのシャガード生地のドレス。
まったく別物として見ても良い感じがしましたよ
毛皮反対の絵本です、読んで下さい
http://moru.art-studio.cc/art/book.htm
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