猫の飼育 | 猫カフェ にゃーにゃーにゃーのブログ

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店主のひとり言 http://catscafenyanyanya.wix.com/nyanyanya

うちの店にも猫が飼いたいけど、

 

猫を拾ったけど、猫もらいましたけど。。。etc

 

様々な相談があります。

 

ひとつづつ案内していきましょう。

 

 

Q:猫が飼いたいけど、どうすればいい?

 

猫を飼うには、まず2つ分岐があります。

 

ひとつはブリーダー生産の猫、もうひとつが雑種の猫。

 

ブリーダーが繁殖した猫は、ペトショップや個人業者等で販売されてます。

 

いわゆる「純血種」や「血統書付きの猫種」です。

 

当店の猫たちはこれにあたります。

 

購入時の金額は結構な値段がしますが、一生の飼養費用を考えれば、

 

大した額ではないと思ってます。

 

猫を飼うのは一生の飼養費用を考えなければなりません。

 

終生の飼養費用は、1頭あたり100万円以上です。

 

実の話、お金がないと猫を飼ってはいけないんです!

 

猫が突然病気になってしまったら、お金がもったいないから、

 

お金がないから病院には連れてけない。

 

飼養放棄によくある例です。

 

猫を飼うということは、どんな猫であれお金が必要なのです。

 

 

ふたつ目は、雑種猫についてですが、

 

近所の野良猫が子猫を生んでたので拾った。

 

知人の猫が野良との間で出産したのをもらった。

 

よくある話です。

 

その知人に対しての責任追及も現行の動物愛護法では

 

通用しないので「自由」です。

 

一生面倒みてあげてください。

 

猫は完全室内飼いでお願いしておいてください。

 

法律ではどこで飼おうが「自由」ですけどね><

 

ただ、まずは病院へ連れて行ってあげて欲しいとこです。

 

まずはレボリューション、検便ですね。

 

雑菌だらけの可能性が高いですから。

 

その後、ワクチンです。

 

6ヶ月頃までに掛かる医療費用は、2万円ほどでしょうか。

 

お金はかかりますよ!必ずしましょうね。

 

 

 

これとは別に、愛護センターや保護団体から受ける方法があります。

 

これが複雑で、渡し手、貰い手両者の言い分は理解できなくもないですが。

 

保護猫団体は、引き取り候補者を慎重に調べます。

 

生活状況ですね。

 

猫を一生、適正に飼い続けられるかです。

 

集合住宅の所有者の認めや、保証人の必要性、定期訪問、

 

勤務先や収入の有無の確認、または預金通帳で現金を確認等、

 

賃貸住宅を借りる場合と同様の契約書を用意するところもあるそうです。

 

ハードルが高いから引き受け手が引いてしまうようです。

 

住環境部分はもう少し融通を利かせれば?と思う事も。。。^^;

 

お金がない人、無職の人、学生には引き渡せません。

 

そして引渡しにお金の請求があります。

 

ワクチン代、避妊去勢費用、その他医療費の合計で

 

2~3万円以上かかります。

 

子猫だろうが、5,6歳だろうが掛かります。

 

 

拾っても、知人に子猫を貰っても、保護猫団体から受け入れても

 

同じようにお金はかかります。

 

あとはあなたのボランティア精神です。

 

野良の子猫はいくらでも生まれてきます。

 

動物愛護法で厳しく規制されることを望んでます。

 

これ以上は書きません。ナイーブな問題ですからね。

 

いつか書きたいですけどね^^;

 

 

 

というわけで、

 

大きく2通り、細かく3通りあるわけですが、

 

どれもお金がないと終生飼養できないのは一緒です。

 

ペットが贅沢品とは法律には記載されてませんが、

 

実際にはかなりの贅沢だと思います。

 

飼う事に規制はございませんが、「捨てる」「虐待」行為のみ罰金ではあります。

 

これも現行の動物愛護法の曖昧さです。

 

 

 

よく聞くお話ですが、

 

飼い猫が懐かない、壁をガリガリやって困る、脱走する等、

 

これらはDNAに由来するものだと思ってます。

 

野良あがりの子によくあるようです。

 

親は野良として生きてきたわけだし、

 

人間を見たらシャー言って逃げるのが基本です。

 

その血を分けた猫ですから。。。

 

純血猫とはちょっと違います。

 

 

猫を飼うなら、完全室内飼いの家で生まれた猫を勧めています。

 

私の知人の家は野良あがりの猫が3匹と血統種の先住猫の

 

4匹を飼ってます。

 

野良あがりの猫はやはり壁紙をバリバリしてます。

 

壁紙だけでなく柱もぼろぼろです。

 

そして私には寄っても来ません。

 

飼い主の知人にも2匹は寄っても来ません。

 

チンチラの子だけは、膝でモフモフさせてくれます。

 

知人曰く、「躾けようにもなおらへん」

 

爪とぎを置こうが、壁にはりつけようが、

 

したい場所でしてしまうようで諦めたと。

 

3匹の荒くれモノと大人しい先住猫。

 

小型犬も2匹いますが、共存してます。

 

 

 

 

Q:猫を拾ったけど?

 

まず、拾った時点でその方に「責任」が発生します。

 

飼えないからと、捨てると犯罪に抵触します。

 

自身で里親を見つける必要があります。

 

むやみに拾ってはいけません。

 

保護猫カフェや保護猫団体も受け取りは拒否するそうです。

 

餌や水、トイレ等準備しなければなりません。

 

まずは動物愛護センターに相談しましょう。

 

 

 

最後に。

 

猫に関する規制は曖昧です。

 

愛情のない猫カフェなんて沢山あります。

 

当店は猫で商売してる訳ではないので、

 

値段は激安です。もちろん大赤字です。

 

ある意味、ボランティアです。

 

本当は、猫部屋に入場する人の「質」に制限をかけたい。

 

無理な話ですけどね。

 

いつか、完全予約制、一見さんお断りなんて

 

してみたいですね。(夢)

 

 

 

 

柚に顔をうずめるももちゃん♪

 

 

 

この画像、実はfacebookに動画を配信中です。

 

かわいい柚之丞と桃次郎が見られますよ♪