けいちょん:【お仕置き】トラブル連発のスタッフを懲らしめました【美女】【600回記念】
大原がおり:【けいちょん】七夕の夜に『やまんばチャンネル』の名付け親にお願い事をしたら...大変な事になりました。
「マッコイ斉藤」を「マッコイ菜と斉藤」、「チャバネ松本」を「松木」と誤表記テロップのまま配信してしまうなど、このところ編集に粗が出てしまっているマッキー飯塚ディレクターにお仕置きをするべく、マッキーのお気に入りというグラビアタレント森のんのを仕掛け人として起用し、ドッキリを仕掛けた動画が配信された。
以前、無理に企画するぐらいならノープランのほうがまだ良いと述べたが「(ノープランのほうがまだ良い」参照)、今回のこの企画はめちゃめちゃ面白かった。割とよくあるタイプのドッキリ企画ではあるが、変に斬新なことをしようとしていないからこそ安定の面白さが出ている。けいちょん、大原がおり、森のんの、マッキー飯塚、チャバネ松本の5人が出演する動画は以前にもあったのだが、そちらもかなり面白かった(【美女凸】セクシーすぎる完璧女性を独身男の家にお届け!ガチ告白の結末は…!?)。
企画自体はベタなのだが、すべての演者の良さが出ていて、活き活きとしているのがポイントだ。「けいちょんはイジられることで面白くなる」とよく言われるが、実はイジる側でも面白いのだ。ああいう子供の悪巧み、イタズラのようなことをさせると水を得た魚のようになる。イジられることで面白くなるのは事実だが、実はけいちょんはイジられることはあまり好きではない。一方、こういうイジる側に回ることにはなんの抵抗もないだろうから、今回の動画は今後のけいちょんチャンネルにおけるけいちょん像を見据える上でとても重要な参考動画になるはずだ。
大原がおりもこういう企画になると水を得た魚のようになる。けいちょんの横でけいちょん以上にテンション上がったり、けいちょんの暴走にブレーキをかけたりと、絶妙な仕事をしている。そして男ばかりのむさ苦しい動画が多いけいちょんチャンネルにおいては、森のんののようなグラビアタレントが出るだけで華やかさが出るし、マッキーのイジられキャラも板についてきた。そしてチャバネ松本が全体的な流れを誘導し、けいちょんの言葉足らずを補完する。
この5人の組み合わせはまるで黄金比のようなバランスになっているのだが、残念なのはこれでは再生回数がおそらく伸びないということだ。今回は企画、内容には(ロケーションにちょっと無理がある気もしたが)なんの文句もない。しかし、けいちょんチャンネルを知らない人からすると、マッキーって誰?という話になってしまうのだ。けいちょんチャンネルを知っている人からすると今回の動画はかなり楽しめたはずだが、今後新規にも向けてやる場合は、今回の企画をプロトタイプとしてお仕置きドッキリをかけるターゲットをもう少し有名な人にすべきだろう。
「100万再生回数の方程式」として、驚き×感情の爆発×有名人とした。「驚き」の部分でいうと、決して失敗ではなかったが、マッキーの第一声が「やっぱりな」では少し詰めが甘かったと言わざるを得ない。マジ驚きしている映像がどうしても欲しいのだ。「感情の爆発」でいうと、今回は「楽」の感情がなかなか爆発していたが、大爆発というところまでは行っていなかったと思う。もうひと押し欲しかった。そして、新規獲得に向けては上記の通り有名人をターゲットにする必要性が求められる。
更に高いレベルを求める上でいろいろと指摘してはみたが、今回の動画はおもしろさという意味では大成功と言って良いだろう。大原がおりチャンネルの方では、長らく更新が滞っていたところリニューアルするということで、新しいチャンネル名をけいちょんに決めてもらい、そして今後はチャバネ松本が大原がおりチャンネルの編集を担当するということが決まった(?)。チャバネ松本は最近、加護亜依のチャンネルを担当するようにもなったので、けいちょんチャンネル傘下のチャンネルが増えてきている。