100万再生回数の方程式 | けいちょんチャンネル雑感

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YouTubeのコンテンツの1つの指標として100万再生回数を大当たりと位置づけ、またそれによって新規のチャンネル登録も一気に稼げると計算できるとなると、どうしても100万再生回数はコンスタントに出したい。そこで、基本的にどういう動画だとついつい再生してしまうのか、繰り返し視聴してしまうのか。その方程式として必要な3つの要素について述べてみたい。

要素1 サプライズ(驚き)

ドッキリが典型例だが、別にドッキリじゃなくても驚きがあればいいのだ。わかりやすいところで言うとホラーもの、これは狩野英孝のゲーム実況にも言える。バイオハザードをやりながらビクビクして驚く狩野英孝はやはり面白いのだ。あるいは学問系、情報系のものも視聴者にとっての「新しい知識」「知らなかった情報」という驚きの要素になる。けいちょんでいうとやはり結婚発表は驚きの要素だったし、そしてその報告動画も驚きのリアクションに満ちあふれていた。

それと、これは取り扱いが難しいところだが、暴力も驚きの要素になる。人は殴ったり蹴ったり殴られたり蹴られてたりする映像を見ると興奮する生き物なのだ。格闘技の人気の理由はここにあるのだが、暴力による興奮は好き嫌いがはっきり分かれ、特にコンプライアンスがどうのこうのという昨今では暴力が嫌いな人のためのルールづくりが進んでいるので、暴力を取り入れる場合はリスクもあるが、マッコイとの喧嘩コントのように伸びる要素になりえる。ちなみにけいちょんはサプライズされるのを嫌がるし、なにがあってもあまり驚かないタイプなので、これまで通り仕掛ける側で策を練るべきだろう。

要素2 喜怒哀楽(感情の爆発)

喜だろうが怒だろうが哀だろうが楽だろうが、感情が爆発している動画は伸びるのだ。例えばけいちょんとヒカル、カジサックとのドッキリ動画は、演技とは言えけいちょんのあのリアルなマジ怒りっぷりが最も重要な要素であって、それからのカジサックの喜怒哀楽すべてが入り混じったあの感情の爆発、崩壊が視聴者に強烈なインパクトを与えるのだ。そしてけいちょんチャンネルに初めてカラテカ入江が出た回も、けいちょんの優しさに触れた入江の涙に感情移入する視聴者も多かっただろう。

喜怒哀楽感情の共有、共感の典型例があるあるネタである。「自分もそれでムカついたことある」「そういう状況が楽しすぎる気持ち、自分もわかる」というような認識の一致に人は大なり小なり興奮する。ちなみにけいちょんは感情豊かで、喜怒哀楽がコロコロコロコロ変わるのだが、自分はけいちょんがマジ泣きしているシーンを見たことがないので(嘘泣きっぽいのはあるが)、おそらく感動して泣くことが無いタイプの人間だ。

要素3 有名人

以上の要素をさほど知名度が無い人間がやって伸びることもあるが、やはりそこにある程度有名人であるというきっかけの要素があったほうが火は着きやすい。逆に言うと、有名人なのに全然再生回数が稼げていないケースがしばしば見られるのは、そこに驚きも喜怒哀楽もないことが多いからだ。


驚き×感情の爆発×有名人

この方程式をもとにした企画やネタをうまく用意できたとき、100万再生回数という大当たりをコンスタントに出せると思える。端的に言ってしまえば「感動サプライズシリーズ」だ。例えば、稲田先生にシソンヌじろうのような、〇〇のファンの前に〇〇をいきなり登場させる、というようなアテンドは、けいちょんに向いていると思う。

ただし、これは100万再生回数を狙う場合の話であって、せっかく楽しい空気なのにいきなり意味不明なドッキリを仕掛けて変な空気になったり、ドッキリがうまくいったのにあまりに可哀想でいたたまれない空気になったり、仕掛けは良かったが驚いているように見えない、リアクションが嘘臭く見える、なんてこともありえるので、そういう失敗のリスクも頭に入れておく必要がある。そのためにはいわゆるリアクションの良い人、感情が表に出やすい人、そういうバラエティノリに理解のある人かどうかなど、しっかり情報収集しておく必要がある。加えて、タイトルとサムネも驚きの要素と感情の爆発が起こっていることをうまく表してある必要がある。せっかく内容が良いのにタイトルとサムネでうまく誘導できなければ新規には届きづらい。それでいうと、

「【速報】シソンヌじろうと美人オリンピアン稲田先生が結婚するみたいです【ラブラブ】」ではなく、

「シソンヌじろうの大ファンの前に本人をいきなり登場させてみました」とかのほうがいいだろう。なんのための結婚デマなのかがわからない。