フェリーのクルマの載せ方。 | ぽっぽやいそじの「ひとりっぷダイアリー」

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船旅が好きな方はクルマを船に載せるフェリー船に乗ることも少なくないと思います。その時にクルマをどう載せ、下ろすかは、その船によって異なります。
 

 
短距離のフェリーの場合は、船の船倉を通り抜ける形になっているものが大半のようです。
 

 
千葉県の浜金谷と神奈川県の久里浜を結ぶ東京湾フェリーでは、久里浜→金谷では船尾向き、金谷→久里浜では船首向きにクルマが載るようになっています。
 
 
青森と函館を結ぶ津軽海峡フェリーも同様の形になっていて、青森→函館が船首向き、函館→青森は船尾向きに載ります。
 
 
何か生き物の口から体内に入って行くような感じですねウシシ
 
 
一方、長距離フェリーの場合はクルマの載せ下ろしの頻度が比較的少ないので、載せるときも下ろすときも同じランプを使用するパターンがメインです。
 
 
そのためには船内でクルマの向きを変える必要があるので、船倉で係員の誘導を受ける方式がほとんどですね。太平洋フェリーでは船内に入ってからグルっと一周した状態で停める形がほとんどでした。
 
 
乗用車なら比較的取り回しも容易なので、並べるのもあっちこっち置けますが、大型トラックトラックやトレーラーは並べるのもひと苦労。そんな時には専門家がいまして、埠頭に並べられたトレーラーのシャーシをヘッドで船内に持ち込み並べるスタッフがいます。これらの方はヘッドを自由自在に操って、それこそセンチ単位でシャーシをきっちり並べて行きます。
 
 
仙台港のフェリー埠頭に集結したトレーラーヘッドの集団🚛これらの車両群も、物流を支える裏方として活躍しているんですねウインク