食パン電車。 | ぽっぽやいそじの「ひとりっぷダイアリー」

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国鉄の末期には、急行の特急への格上げや、寝台特急の削減により、特急・急行型電車に大量の余剰車が発生しました。だからといってそれらの車両は製造から20年も経過していない若い車両も多く、余剰になったからといって簡単に廃車にするワケには行きません。そのため、地方の幹線で普通列車用として活用するための改造が行われ、新形式車両もいくつか登場しています。


その一つが、北陸エリアに導入された419系。北陸本線を中心に運用され、米原寄りのクハ418形と直江津寄りのクモハ419形は中間車に平面タイプの運転台ユニットを接合したため額の広い顔つきになり、通称「食パン電車パン」と呼ばれました。


同様の改造を受けた715系とともに、改造元になったのが581・583系特急型電車です。先頭に立つクハネ581形はそのほとんどが近郊型電車に改造され、第二の人生(車生?)に出されることになりました。