【ニモレでGo!!3】急荷4031レで北を目指そう!!(その1) | ぽっぽやいそじの「ひとりっぷダイアリー」

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昨日予告した通り、今度は大阪から北を目指す荷物列車、急荷4031レに乗り込むことにしましょう。この列車は大阪と青森を結ぶ日本海縦貫線を走破する列車で、編成は6両。前から順に

 

⑥大航201(マニ44)

⑤大航2 (マニ)

④大航22(スユ15または16)

③大荷54(マニ)

②大荷256(マニ44)

①大荷253(マニ44)

 

という両端をマニ44で固めた編成になっていて、前3両の④~⑥号車が北海道への航送車、①~③号車は青森止まりでした。なお途中で新潟地区の貨物駅である上沼垂に立ち寄るためここで編成の向きが変わり、上沼垂以北は航送車の④~⑥号車が後尾側になっていました。

 

 

急荷4031レは大阪を21時20分に発車して一路北陸へ向かいます。ただし京都から湖西線には入らず、米原で停車して東海道本線の荷物列車からの継走(積み替え)を行います。特に下りの急荷35レからは到着後30分足らずの短時間での積み替えが指定されており、かなりキツい作業ではなかったかと思われますが、これは主に新聞輸送のためで、北陸へ向かう列車に大阪からと名古屋からの新聞を両方とも積載しなければならなかったからです。そういった理由で大阪~北陸を結ぶ荷物列車は湖西線経由ではなく米原経由で設定されていたため、EF81は北陸本線内を牽引し、東海道本線区間はEF58(後にEF62)が牽引にあたっていました。

 

その後は北陸本線~信越本線~白新線~羽越本線~奥羽本線をひた走り、終着の青森に着くのは2日目の22時23分。ここから④~⑥号車の3両は青函連絡船の深夜便船に載って津軽海峡を渡ります。