長距離フェリーの船室色々。 | ぽっぽやいそじの「ひとりっぷダイアリー」

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日本は四方を海に囲まれた島国なので、本土と島の間はもちろん、長距離の移動に船が使われる区間も全国にあります。それらの船にはリーズナブルな相部屋から、プライバシーが完全に守られる豪華な個室まで様々な船室が設置されています。かつては特等・一等・二等という区分が当たり前に使われていましたが、最近では区分呼称を好まない乗客も少なくないので、横文字の呼称を使う船会社も増えています。今日はそんな船室の一部を紹介しようと思います。


まずは太平洋フェリー「いしかり」の特等船室。ツインベッドの洋室で、窓際のソファーを展開してベッドにすれば3名利用も可能になっています。


特等であればたいていはバスタブ🛁が別室に用意されています。また船によってはプライベートバルコニーが付いていることも😁特等の他にはデラックスやプレミアムという呼称を使うことが多いですね。


こちらは同じく太平洋フェリーの新「きたかみ」の一等クロスツイン。ベッドの一部が重なり合うことで空間スペースを有効利用するデザインの個室です。


こちらは新日本海フェリー「あざれあ」のステートルーム。やはりツインベッドの個室で、窓の外には大海原が広がります。


一等の場合はバスタブではなくシャワーブースが設置されていることが多いですね。この辺りが特等との差別化でしょうか❓️


最近は二等寝台を設置する船も増えて来ました。一応相部屋ですが、カプセルホテルのようにカーテン等で仕切ることでプライバシーをある程度は確保できます。


そして最もリーズナブルに利用できる二等の大部屋。ただこちらでも最近は頭の部分にちょっとした仕切り板を設置して、就寝時だけでもプライバシーを確保しようとする流れになって来ています。また夜間運航が主体になるフェリーでは、この大部屋を廃止して完全に個室のみにした船も出て来ました。低廉な料金とプライバシーの確保という相反する要素をどう両立して行くか、船会社のセンスも問われる時代になりつつあるようです。