フェリーなのに空母!? | ぽっぽやいそじの「ひとりっぷダイアリー」

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尾道市にある因島と細島を結ぶ尾道市営のカーフェリー船に、変わった形の船が使われています。それが今日紹介する「こまたき」。


こちらです。パッと見には大したこともない小型のフェリーですが、実はこの船、日本初のものなんです。何が日本初かというと、正面から見ると分かります。


これが正面(船尾側)からのカット。ブリッジや客室が全て右側に寄っているのが分かりますね。この空母のような舟形をしたフェリーは日本初のものだそうです。なぜこのような舟形になったかというと、運航主体の尾道市の要請に合わせたものだそうで、すなわち「4tトラック2台または乗用車6台、旅客定員42名が乗船可能で、バリアフリーに対応した船を19総トンで」というものだそうです。19総トンであれば、乗組員数や法定点検の簡素化など色々なところでコストが下げられるそうですが、通常の舟形では対応できず、このような変わった舟形の採用になったそうです。

パパは関東の住人なのでなかなか行く機会はなさそうですが、機会さえあれば乗ってみたい船の一つですねニヤリ