コットン・ウェイ撮影記(その6) | ぽっぽやいそじの「ひとりっぷダイアリー」

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構内での作業が一段落したところで、C11 325を近くから撮りに行くことにします

(画像の右側が切れている場合は、画像をクリックすると全体が見られます。以下同)



その前に、まずはホームから機関車全体を撮影全長12.65m、運転整備重量66t、軸配置1C2(先輪1軸、動輪3軸、従輪2軸)となっています。



今度は後ろ側。上部の炭庫に石炭3t、下部の水タンクに水が7t、それぞれ搭載できます。



この「水原号」というプレートは、この機関車が静態保存されていた新潟県水原町(現・阿賀野市)にちなんだものです。ちなみに、僚機のC12 66号機には「川俣号」のプレートが付けられています。



直径1520mmの動輪。この足回りで、最高速度85km/hで走れます。この俊足を活かして、大都市周辺で快速列車の牽引にあたったこともありました。



最後は正面からのカット

C11 325号機は1946(昭和21)年に落成しました。製造こそ戦後になりますが、当時の世相を反映して戦時設計で製造されたため、ボイラー上のドームが角型(いわゆるカマボコドーム)になっていました。動態復元にあたって、通常の丸型ドームに直してしまいましたが、角型ドームの姿も見てみたかった気がします。

この後は上り下館行き「SLもおか」の撮影です