お弟子さんです。
坊主山の頂上のようだ
この山は
屏風山への通過点だが
うねりのある木ばかりで
現実離れした
不思議な空間だった
ジブリの世界のような
おとぎの国のような
一歩違えば
おどろおどろしい場所になるだろう
歩いていると
いっぱいの落ち葉を見た
ふわふわした葉や
ゴワゴワした葉や
弟子は山に登る事より
葉っぱを見るのが楽しかった
面白いことに場所ごとに
くっきり落ちている葉が違う
どこかひっそりとした山を
少し幻想的にさせ
楢のギザギザの葉は
力強く歩けと言わんばかり
紅葉の葉は
疲れてきたところの足を
優しく包み込み
跳ね上げるかのように
次の一歩を送り出してくれた
大小さまざまで
透明度も違うが
一部のところで見られる
陽の光で
キラキラと地面が輝く
暫し
親方と地面に這い蹲り
水晶探しをした
次から次へと出る出る!!
大きくて透明度の高い
六角水晶を競うように見つけた
しかし
これほど透明な鉱物が
こんな風に出てくるのは
不思議に感じた
他の鉱物も
こんな感じなのかなぁ~
水晶は日本国の宝石
屏風山のあの場所が
パワースポットなのだろう