巨人の原辰徳監督(51)が21日、神奈川 ・平塚市の母校・東海大湘南キャンパス で開かれた公開セミナー で講演を行った。約2000人収容のホールから学生があふれ別の校舎でテレビ 中継されるなど大フィーバー。昨年のワールド・ベースボール クラシック (WBC)制覇や、巨人を7年ぶりの日本一に導いた経験などをもとに人生訓を説いた。

 〔1〕「重圧を楽しめ」

 「重圧はあって当たり前。胸のあたりがグーッと熱くなる感覚は志や
大きな 目標を持つ者だけが味わえる。このためにやっている、という気持ちで臨んでほしい」

 現役時代だけではなく、WBCや巨人の監督として常に重圧を感じる中で戦ってきて学んだ心構えだった。

 〔2〕「空気や風を味方にしろ」

 「勝負のときは周囲がすべて敵に見える。孤独を感じるが空気や風などを味方につけようと思いなさい。こう考えると落ち着ける場合がある」

 勝負事では孤独を感じるが、孤独ではないと思って戦えばもっと強くなれる、と経験を踏まえて説明した。

 〔3〕「
明るい 場所で悩め」

 「悩み事や考え事は
布団 の中で枕に頭をつけて考えてはいけません。暗い中でいい案は浮かばない。電気をつけて部屋を明るくし、いすに座って考えなさい」

 最後は、父・貢氏(74)から教えられた極意を母校の後輩に伝えた