チャンピオンズファーム(以下、チャンピオンズF)さんの経営者である田畑氏は、サラブレッドクラブライオンの代表でもあり、
セレクトセール・ミックスセールでの高額落札馬を、個人所有のみならずクラブでも募集をしていました。
私も、インクルードベティの24、カヴァートラブの24、カデナダムールの24に出資しています。
セールを通じてノーザンファーム(以下、ノーザンF)さんと蜜月になりつつあるのではと思っていた矢先のニュースでした。
チャンピオンズFさんから
ノーザンFさん副代表の吉田氏が代表取締役社長就任し、ノーザンFとの協力体制を構築するとのことです。
【田畑氏の来歴】
中古車ディーラー「クインオート」を祖業とするジーライオングループの創業者。
2024年に取締役から勇退されているそうです。
2015年に「ドリーム」の冠名(ドリームバレンチノ、ドリームパスポート)で知られたクラブ法人セゾンレースホースを買収し、
名称をライオンレースホース(愛馬会法人サラブレッドクラブライオン)に変更したとのことです。
チャンピオンズFは、元々株式会社ニッシンホールディングスと縁が深かったようですが、
シランケドの馬主が田畑氏に変わった時点(2025年8月の新潟記念)、あるいはその前後に、
経営権が田畑氏に移ったものと推測しています。
今後、ノーザンFと協力して、本腰を入れるのか、
あるいは、徐々にノーザンFにクラブ・牧場経営を移譲していくのかは分かりません。
なお、氏の所有馬がG1を優勝したことはありません。
【サラブレッドクラブライオン】
2015年にライオンレースホース(愛馬会法人サラブレッドクラブライオン)に変更し、
実績は好不調の波が激しく、23年募集馬の成績は25%、24年募集馬の成績もあまり芳しくありません。
昨年廃止となった会報紙では、
今年度募集馬選定の体制の見直しなどが謳われていました。
【チャンピオンズF】
2000年創業、2020年に外厩チャンピオンヒルズを開設。
前述の通り、
株式会社ニッシンホールディングス(山住勲氏)が施設を所有していたようで、
シランケドの馬主が田畑氏に変わった時点(2025年8月の新潟記念)、あるいはその前後に、
経営権が田畑氏に移ったものと推測しています。
生産馬パンジャタワーが25年NHKマイルカップを優勝をしています。
25年配合馬(26年産)に目を向けますと、ジャックドール産駒7頭の他に
アドマイヤマーズ産駒3頭、イクイノックス産駒2頭、エピファネイア1頭、キズナ産駒2頭、
キタサンブラック産駒3頭、コントレイル産駒3頭、シュネルマイスター産駒3頭、
タワーオブロンド産駒2頭、デクラレーションオブウォー産駒1頭、ナダル産駒5頭、
パレスマリス産駒2頭、ヘニーヒューズ産駒1頭、ホッコータルマエ産駒1頭、モズアスコット産駒1頭、
リアルスティール産駒3頭、ルヴァンスレーヴ産駒2頭、レモンポップ産駒1頭、ロードカナロア産駒1頭 等々
有力種牡馬の産駒が目白押しとなっており、
今年の募集において、クラブ側にくるのであれば、相当期待できるのではないかと思っています。
なお、25年産のうち、キズナ牡馬(5,800万円)、イクイノックス牡馬(7,800万円)
アドマイヤマーズ牡馬(4,500万円主取)、キタサンブラック牡馬(4,500万円主取)は、既にセレクトセールに上場されていたようです。
また、昨今では外厩とも呼ばれる育成牧場チャンピオンヒルズも凄く、
上記「充実設備の新外厩「チャンピオンヒルズ」が今後の勢力図を塗りかえるか」(2020年11月24日)によると
総面積は約71ヘクタール(東京ドーム約15個分)、厩舎12棟・360馬房を誇るそうで、
ノーザンファームしがらきが約30ヘクタール、厩舎13棟・370馬房、グリーンウッドトレーニング厩舎8棟・200馬房と
遜色のない一大施設を有していらっしゃるそうです。
さらに新しい情報(2023年10月11日)では、ニッシンホールディングス代表取締役山住勲氏が仰るには
「オープンして、すぐに馬房の稼働率が100%になり、自分が持っている馬も入れられていないです。新たに馬房を増やしているところで、現在の450馬房から新たに48馬房と16馬房を増やして、11月に完成予定ですね」とのことです。
2025年 重賞優勝数37勝、GⅠ・Jpn1合わせて6勝と結果も突出しています。
サトノレーヴ号高松宮記念優勝、ソウルラッシュ号ドバイターフ優勝、ベラジオオペラ号大阪杯優勝、
パンジャタワー号NHKマイルC優勝、
アンモシエラ号JBCレディスクラシック優勝、ディクテオン号東京大賞典優勝
さっそく重賞の勝ち数を修正しました!
— チャンピオンヒルズ (@champion_hills) December 29, 2025
2025年
393勝
勝率10.2%、連対率23.2%
重賞37勝(内訳G1:6勝、G2:8勝、G3:23勝)
※勝ち数、勝率、連対率は中央成績のみ
重賞勝ち数には海外重賞、地方交流重賞含む
全てチャンピオンヒルズを退場して3ヶ月以内に出走した馬を対象としています。 https://t.co/8MARpWpE0L
本年も残すところあとわずかになりました。
— チャンピオンヒルズ (@champion_hills) December 29, 2025
弊社生産馬として初のG1制覇、その後の豪州遠征など初めて経験することの多い年となりました。
応援して頂いた皆様に改めて御礼を申し上げます。
とはいえ本日の東京大賞典もありますし、地方競馬は年末まで続きます。
最後まで競馬を楽しみましょう。
【ノーザンF】
ミックスセール後のインタビューでも、
生産頭数を増やせないみたいなことを仰っていたので、
チャンピオンズFさんの生産牧場・育成牧場にアクセスできるようになったため、
相当満足されているかもしれません。
特に育成牧場は、直ちに既存の馬を押し退けることはできないとは思いますが、
シルクレーシングから譲り受けたノーザンファーム天栄がノーザンFさんの躍進を支えたと言われています。
今後、シルクレーシングがそうであったように、
田畑氏を通じてクラブの面でも協力していくとなると、
サンデー・キャロット・シルクの募集魔が90頭であることを踏まえると、ライオンは現状25頭ほどの募集ですから、
販路も拡大できたと言えると思います。
今後益々ノーザンFさんが躍進されるのではないでしょうか。

