2023年12月29日 1ドル=141.83円(TTM)だったので、
5ヶ月弱で1割強の円安となりました。
数年前から、高級車や高級時計が高くなっていると言われていますが、円安が指摘されています。
もう一つ重要な要因は、実質賃金でしょう。
第2回社会保障審議会年金部会 年金財政における経済前提に関する専門委員会 令和5年2月24日(資料3)「経済指標の国際比較」 P.8
https://www.mhlw.go.jp/content/12506000/001062025.pdf
日本の労働生産性がそもそも低いということはあるかもしれませんが、
諸外国と比較して、労働生産性に対して実質賃金が伸びていません。
以下、2つが詳しいです。
ニッセイ基礎研究所 経済研究部 上席エコノミスト上野 剛志氏「まるわかり“実質実効為替レート”-“50年ぶりの円安”という根深い問題」
PDF https://www.nli-research.co.jp/files/topics/71819_ext_18_0.pdf?site=nli
ニッセイ基礎研究所 経済研究部 経済調査部長 斎藤 太郎氏「生産性向上が先か、賃上げが先か-賃上げを起点に縮小均衡から拡大路線への転換を」
PDF https://www.nli-research.co.jp/files/topics/74039_ext_18_0.pdf?site=nli
「生産性向上が先か、賃上げが先か-賃上げを起点に縮小均衡から拡大路線への転換を」の部分の記載で、
人口一人当たりよりも労働者一人当たりの方がより良いような気もしますが、それ以外の部分、例えば「労働生産性の改善」の辺りは参考になります。
アベノミクスの指南役、浜田宏一内閣官房参与(米エール大名誉教授)
実質実効為替レート
追記
160円から155円に一気に巻き戻し
政府の介入か、はたまた、
オプションのトリガーに引っ掛かったのか